組み込みソリューション 導入事例07年度事例 HOYA株式会社 PENTAX イメージング・システム事業部様
UMLによる「可視化」に成功し、現場での地道な「改善」を積み重ねてモデルベース開発に移行中。
概要

| 対象製品 | デジタル一眼レフカメラのファームウェア |
| 開発のポイント | 多機種展開と短納期への対応 |
| 開発期間 | 約20ヶ月(現在も継続中) |
導入前の課題
保守性が低い
- クラス間の依存関係が複雑
実装中心の開発スタイル
- 説明困難で、勘違いして開発して手戻りに・・・
人材が育てにくい
- 教育体制が不十分、経験で学習
作業の進め方が個人任せ
- 規約はあるがあまり守れていない
- ・ツールを使いこなせていない
課題解決に向けての施策
UMLによるモデル化
- 重要なパッケージを優先的にモデル化
・パッケージ毎のモデル化率を明確化
モデルを利用して、ソースコードの問題点を指摘
・少しずつでもモデルに慣れていく
データを暗号化して安全に送りたい
- 開発メンバ全員でパッケージ分割を実施
・水平・垂直分割
・パッケージ間シーケンス
開発者のスキルアップ
- OGIS支援、PENTAX様作業担当で教育プログラム作り
・『UML基礎スキル』 、『UML実践スキル』 の2本柱で体系化
・新入社員、異動社員等を対象にプログラムを実施
開発者のスキルアップ
- 作業の進め方を改善
・持っているツールの有効活用を検討
・規約類を見直し、準拠を徹底
・単体テストができる環境をつくる
プロジェクト状況を可視化
・「いつ」、「誰が」、「何をしているか」をチームで共有
成果
UMLモデル「可視化」による保守性の向上
データを暗号化して安全に送りたい
- 重要なパッケージを優先的にモデル化
- モデルを使った議論が定着
- 設計レベルのモデル化率 60%
データを暗号化して安全に送りたい
- スキル・学習意欲が向上
- スキルにあった教育を実施
- 勉強会を自主的に企画・開催
モデルベースへの足場固め
- 規約の見直しと準拠徹底
- スキルにあった教育を実施
- ツール利用方法を標準化
今後の課題
ファームウェアの可視化
- モデル化率の向上
・60%(現在)→100%に - モデルを活用した開発をさらに推進
・レビューを定着させる
・機種展開する際のルールを作成 - 活用場面に応じた表現方法の使い分け
・UML以外にも視野を広げ、工夫する
アーキテクチャの検証
- 開発の要所要所で効率を測定しており、量産適用は可能
- 機種展開に向けてさらに効率化する
・処理速度
・プログラムサイズ
スキルアップの継続
- 並行性設計・実装スキルの向上
- 状態遷移設計・実装スキルの向上
- さらなる分析スキルの向上
- さらなる教育カリキュラムの充実
・講師養成も含めて
開発のためのインフラ整備
- 単体テストの実施
・現状はPC上での全ビルドと起動(インスタンス生成とリンク)のみ実現 - 派生開発を行うための機種展開プロセスの定義
・「どのパッケージ/クラスを変更するのか?」を明確に
プロジェクトの可視化
- 多機種同時開発時の各プロジェクト状況の
・最適な人材配置
・問題発生時の迅速なリカバリ - 他チームのプロジェクト状況の把握
・ハードウェア/仕様チームなどとの共有


