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【終了】システムモデリングと要求開発の連携セミナー

2016.09.09 セミナー

~魅力的な製品・サービス企画をエンジニアリングへつなぐ、その極意とツール活用法~

「魅力的な製品やサービスを企画して商品化する」ことは、容易ではありません。

 

技術開発には積極的に取り組む一方で、その技術をどんな商品にすれば売れるのかわからないといった話や、魅力的な商品コンセプトが設計や製造の都合でありきたりな商品になってしまったといった声を耳にすることがあります。また、多くの企業が幅広い製品ラインアップを抱えており効率的な開発の進め方を模索しています。顧客ニーズがますます多様化する中で、顧客ニーズを的確に捉えた製品やサービスの企画と、それを管理し、確実に商品化していくための手法やツールが求められています。

 

本セミナーでは、顧客行動の観察により、常識を"新たな枠組み"に作り替えて魅力的な商品コンセプト立案する手法を紹介します。また、商品コンセプトを設計/開発にシームレスにつなぐシステムモデリング手法や、一連のプロセスを強力に支援するための各種ツールとその活用方法を、デモを交えて紹介します。実際の取り組み事例として、カーデザインに対する要求を可視化・具体化する事例と、ツールチェーンを活かしたプロダクトライン開発(PLE)の事例を紹介します。
皆様には、「製品・サービス企画とシステムモデリングの連携」のメリットを、実感をもってご理解いただける場を提供します。

 

ご参加は無料です(事前登録制)。この機会をお見逃しなく!

 

なお、セミナー当日は協賛各社より各社のツールを紹介する展示コーナーを設けています。こちらも合わせ、ご覧ください。

 

○日本アイ・ビー・エム株式会社
IBM CLM と pure::variants によるPLEを支援する統合開発環境のデモンストレーション、動画をご紹介いたします。

 

○PTCジャパン株式会社
◆PTC Integrityファミリー
■PTC Integrity Modeler:
ビジュアルな製品設計を可能とする MBSE ツールで、データベースにモデル情報を格納して、チーム設計を支援します。プロダクトラインエンジニアリング機能も含めて、デモでご紹介いたします。
■PTC Integrity Lifecycle Manager:
シングルリポジトリによりデータ間の関連付けが容易な ALM ツールです。要件定義、要件変更管理、テスト管理等といった機能を、デモでご紹介します。

 

○スパークスシステムズ ジャパン株式会社
スパークスシステムズ ジャパンのブースでは、要求管理ツールRaQuestとUML/SysMLモデリングツールEnterprise Architectを展示します。ツールの詳細にご興味がある方やご質問がある方は、ぜひ弊社ブースにお越し下さい!

 

○他の関連するリンク

システムエンジニアリングで SysML を使いこなす

SysMLによるシステムモデリングの実際

行動観察

セミナー概要

開催日 2016年09月09日(金)
時間 13:30~17:40 (受付開始:13:00)
会場 富士ソフトアキバプラザ 6F セミナールーム1

※会場の6階へお越しの際は、建物1F奥のファミリーマート向かいにあるエレベータE、Fをご利用ください。
主催 株式会社オージス総研
協賛 日本アイ・ビー・エム株式会社、PTCジャパン株式会社、スパークスシステムズ ジャパン株式会社
参加対象者
製造業全般の経営/商品企画部門、開発部門、技術支援部門の方
商品企画や要求開発、設計/開発に課題を抱える方
定員 100 名
参加費 無料

システムモデリングと要求開発の連携セミナー

※ 内容・時間などは、告知なく変更されることがございます。

13:35~14:05 製品・サービス企画をエンジニアリングにつなぐ!行動観察とシステムモデリングの連携
株式会社オージス総研 ソリューション開発本部組み込みソリューション部第2チーム 時岡 優

製品・サービス企画とエンジニアリングの間には様々な問題が生じています。このような問題には「行動観察」と「システムモデリング」という2つのアプローチの組み合わせが効果的です。「行動観察」によって既成概念にとらわれない“新たな枠組み”を生み出し、顧客の潜在ニーズを引き出します。そして、明らかになったニーズを「システムモデリング」で具体化し、円滑にエンジニアリングへ移行します。この一連の流れについて考え方と手法を紹介します。
14:05~14:35 【事例講演】ISUZUプロダクトのデザイン要求事項見える化
いすゞ自動車株式会社

「カッコいい」の定義は人や対象物によって左右されます。デザインの要求事項は多岐にわたっていますが、いつも最終的には曖昧さのある「カッコいい」かどうかで評価されてきました。そのためデザインを発想、収束し、洗練していく中で必要以上の試行錯誤が発生しています。さらにデザインを具体化する際にはデザインに込められたメッセージを理解して、様々な設計制約をクリアする必要があります。本講演では、「カッコいい」とは何かを考えることをきっかけとして、デザインに対する要求事項の整理や、デザインを具体化する過程における暗黙知の見える化の取り組みについて紹介します。
14:50~15:30 PTC Integrity ファミリーによる MBSE 導入のベストプラクティス
PTCジャパン株式会社 製品事業部 Integrity営業技術部 部長 富山 義明 様

PTC Integrity Modeler(SysML/UMLモデリングツール)、PTC Integrity Lifecycle Manager(ALMツール)により、製品ファミリーの要件から設計、コンポーネント要件への展開などを実施されている、海外のお客様でのMBSE開発における活用方法のエッセンス・ベストプラクティスをご紹介いたします。
15:30~16:10 要求管理における2つの問題と解決策、および要求と設計の連携
スパークスシステムズ ジャパン株式会社

要求管理をExcelなどの表計算ツールで行っている場合に、2つの問題に直面することが多くあります。この2つの大きな問題について説明し、要求管理の専用ツールを利用してこの問題に対処する方法を紹介します。また、要求と設計のつながりについて、モデリングツールとの連携を紹介します。
16:25~16:55 爆発的な複雑化にどう対処する? IoT時代の統合開発環境
日本アイ・ビー・エム株式会社

要求管理とシステムモデリング、およびテストにおける統合開発を支援する Collaborative Lifecycle Management(CLM)を紹介します。さらに、要求分析段階から製品機能を体系的に管理して開発の効率化を図る、グローバル構成管理およびProduct Line Engineering(PLE)を実現する具体的なツールチェーンを説明します。
16:55~17:35 【事例講演】実用段階に入ったPLE! 成功に導くポイントとは
pure-systems GmbH

欧州を代表する自動車メーカーであるDaimler およびBosch におけるPLE導入事例を紹介します。PLEツールpure::variantsとIBM CLMを組合せることによって、要求とモデルを体系的に管理し、製品開発の飛躍的な効率化を実現しています。(逐次通訳によるご提供となります)

交通アクセス