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【終了】サービスデザインシンキング セミナー 【07/12】

2017.07.12 セミナー

~最新動向と組織への浸透~

不確実性が高くなる今日の社会において、ユーザがどんな製品やサービスを望むのかが、ますますわからなくなってきています。新たな製品やサービスの創出手段として、サービスデザインが注目されています。
海外ではサービスデザインの普及が進み、一歩進んで、それを組織にどのように適用するかに議論は移っているようです。
組織には様々な考えの方がいます。みなさんの中でも、サービスデザインの考え方を他の人に伝えるのに苦労している人がいらっしゃるのではないでしょうか?本セミナーが解決のヒントになれば幸いです。
基調講演には、サービスデザインの国内第一人者であり、Service Design Network日本支部の共同代表である武山政直先生(慶応義塾大学 経済学部 教授)をお迎えし、サービスデザインの最新動向や海外の取り組み事例など、広い視点からサービスデザインの意義をご説明いただき、サービスデザインの将来について展望いただきます。
また、新たな価値を生む(=イノベーション)ための方法論、ForesightCreationについて事例を交えて説明致します。さらにサービスデザイン思考を組織に導入する場合の壁とその打開策について考えていきたいと思います。
そして最後にまとめて質問の時間をたっぷりとります。意見交換ができればと思います。
多数のみなさんのご参加をお待ちしております。


※ 当日、撮影をさせて頂き、後日WebページやFacebookなどに掲示する場合があります。
※ 内容・時間などは、告知なく変更されることがございます。

セミナー概要

開催日 2017年07月12日(水)
時間 13:45~18:00 (受付開始:13:15)
会場 オージス総研 東京本社 12階 A01+A02+A03会議室
主催 株式会社オージス総研
参加対象者 ・真のユーザーニーズを獲得したい方。
・サービスデザインの動向をお知りになりたい方。
・サービスデザインを経営も含め、仕事に取り入れようと思っている方。
定員 50名(事前登録制)
※定員になり次第、締め切らせていただきます。
参加費 有料
1000円(実費)

プログラム

※ 内容・時間などは、告知なく変更されることがございます。

13:45-13:55 開会のご挨拶 
ビジネスイノベーションセンター センター長 島本 道夫

13:55-15:05 基調講演:「ビジネスの創造と変革を促すサービスデザイン:その基本と挑戦」
慶応義塾大学 経済学部 武山 政直教授

今日の社会では、生活や業務を取り巻く環境が大きく変化しています。このような時代では、これまでの慣習に頼ることはできず、むしろ常識を疑い、それを打ち破る新たな可能性を想像して実現する、デザインの態度や文化がビジネスに求められます。サービスデザインは、これまで前提となっていた、企業が価値を産んで顧客に提供する「モノ発想のビジネス」から、顧客の活動世界の中に入り込み、顧客と共に価値を生み出す「サービス発想のビジネス」への転換を促す方法として、海外の多くの企業で導入が進んでいます。本講演では、そのようなサービスデザインの特徴と効果、導入方法と課題、最新動向について、海外の事例や国内での取り組みを紹介しながら解説します。
15:05-16:05 世の中を幸せにするために、“私は何をしたいのか”
~Foresight Creationを起点として、幸せな価値を生み出すには~(仮)

株式会社オージス総研 KR本部 矢島 彩子

今、社会・環境が、変化のスピードが激しく、技術も急激に進化し、「人がロボットに代わられる=人はもっとイノベーティブ、クリエイティブにならなければならない」と言われています。思考についても、「答えのないものに答えを出していく」力とアイデア、ソーシャルなデザインができる素養や環境、人が求められています。
今回は、企業として既存の枠組みを超えて、新しい価値を生み出し、それらを実現していくためにはどうしたらよいか。現在、我々が軸として取り組んでいるForesight Creationを起点に、様々な事実や異文化、異業種が混ざり合うことが、どのような新しい価値を生み出すのか、ということを簡単なミニワークを体験しながら、皆様と考えていきたいと思います。
16:05-16:20 休憩
16:20-17:00 サービスデザイン思考と組織(仮)
株式会社オージス総研 ビジネスイノベーションセンター 竹政 昭利

イノベーションを実現する手法として、サービスデザイン思考などが注目されています。
ワークショップやセミナーに参加して頂いた方は、その良さを感じても、
会社に帰って、上司や同僚には分かってもらえないことがあるようです。
イノベーションは一人の天才が行うのではなく、整った土壌(組織)があることが重要です。
上司、同僚に理解してもらえなければ、その第一歩も踏み出せません。
上司、同僚も組織内の立場の違いで、意見が違うだけで、どちらが間違っているという訳ではありません。無理やり説き伏せたとしても、どちらかが無理をしており、そのような組織では、とてもイノベーションはおこらないでしょう。
こんなときにどうしたら良いか考えていきます。
17:00-17:45 質問(議論)
武山 政直教授、矢島 彩子 司会:竹政 昭利

講演内容、その他について、講演者に、会場の参加者から質問を受け付けます。
さらには、講演者と参加者と共に議論を予定しています。
17:45-18:00 閉会
18:15-19:30 懇親会(立食) 

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