大阪ガスグループは、尼崎市と水道事業者向けマッピングシステムを共同開発しますニュースリリース

2011年07月19日

 大阪ガス株式会社(社長:尾崎 裕)および大阪ガスグループ会社の株式会社オージス総研(社長:平山 輝)は、尼崎市水道局(尼崎市水道事業管理者:北江 有弘)と水道事業者向けマッピングシステムを共同開発することに合意し、共同開発協定を締結しました。
 マッピングシステムは、ガス導管網や水道管等の設備情報を地図データベース化して管理するシステムで、設備図面の作成・管理や工事計画・設計・管理、修繕業務等に活用されており、業務の効率化と保安の向上に寄与しています。
 今回3者で共同開発される水道事業者向けマッピングシステムは、オージス総研が開発し大阪ガスで活用されているガス事業者向けマッピングシステム「MAPシステム」(*1)をベースに、尼崎市の水道業務ノウハウ、大阪ガスの設備管理システムノウハウ、およびオージス総研のシステム開発力を活用して、水道事業者向けにカスタマイズされるものです。

 

 この新しいシステムは、オージス総研によってクラウドサービス(*2)で提供されることにより、安価で高セキュリティーな環境を実現できるため、水道事業者にとっては初期システム導入費用を抑えられるというメリットがあります。尼崎市水道局は、オージス総研の協力の下で既存の水道管の図面をマッピングシステムへ初期入力する作業に着手し、平成24年度までにマッピングシステム向けのデータベースを構築した後、平成25年度からオージス総研のクラウドサービスを活用したマッピングシステムの運営を本格的に開始する予定です。さらに、オージス総研は、ガス導管や水道管等の地下埋設物を中心とした地図情報システムの管理・運営を受託する「マップメンテナンスBPOサービス 」(*3)の一環として、水道管の地図情報のデータ更新を行なうマップメンテナンスサービスを提供していく予定です。
 これにより、尼崎市は、管理・運用業務のコストダウンと職員のコア事業への集中化を図ることができます。また、オージス総研が水道事業者へBPOサービスを提供するのは、今回が初めてとなります。

 

 今後、大阪ガス、オージス総研は、本システムを他の水道事業者にも紹介していきたいと考えています。

 

(*1)MAPシステム
 オージス総研が平成15年に開発した大阪ガスの導管地図情報システム「MAPシステム」は、大阪ガスの総延長59,500Kmの導管を地図上に表示・編集する機能を持ち、使い易さと応答性にすぐれており、約3000人の工事・保安業務従事者に利用されています。

 

【大阪ガスの「MAPシステム」の画面イメージ】

 

(*2)クラウドサービスの提供
 本システムはクラウドサービスの形で提供されます。通常、コンピューターシステムの利用に際しては利用者がソフトウェア、ハードウェアの準備を行う必要がありますが、本システムはオージス総研が保有するIT資産上でサービス提供される「クラウドサービス」として提供されます。尼崎市は利用料を支払う形でサービス利用が可能となるうえ、大阪ガスのコンピューター設備を運用、管理する安全、強固なデータセンターでの安定稼動が保証されます。

 

【クラウドサービス概念図】

 

(*3)マップメンテナンスBPOサービス
 BPO(Business Process Outsourcing ビジネス・プロセス・アウトソーシング)とは、企業などが業務の一部を、外部の専門業者に委託することです。コスト削減や業務品質の改善、経営資源のコア業務への集中等のメリットがあります。
 今回の新システムの本格運営を平成25年度に開始する際、オージス総研は尼崎市へ水道管マッピングシステムのメンテナンス業務のBPOサービス(下図のBPO範囲参照)をあわせて提供する予定です。 

 


 

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