オージス総研が提供するオープンソースESB Muleが、フュージョンの新クラウドサービスに採用ニュースリリース

2012年05月08日

 株式会社オージス総研は、同社の提供するオープンソースのエンタープライズサービスバス「Mule エンタープライズエディション」(以下 Mule)が、楽天グループの通信事業会社であるフュージョン・コミュニケーションズ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:相木孝仁、以下フュージョン)が新たに開始したクラウドサービス「FUSION Cloud」において採用されていることを発表しました。


 フュージョンは2012年4月27日、独自開発したクラウド構築基盤技術copse(コプス)をベースとしたクラウドサービス「FUSION Cloud」を開始しました。FUSION Cloudは、オンデマンドにITリソースを調達可能なパブリック型IaaS (Infrastructure as a Service) であり、登録ユーザは、管理コンソールを経由して、仮想マシン、ブロックストレージ、ロードバランサ、オートスケールといったサービスメニューから必要なサービスを組み合わせて利用できるというものです。


 また、FUSION Cloudは、柔軟な接続性や拡張性、高い信頼性の提供を目指して、世界的に実績があるOSS (Open Source Software) を活用した独自開発のクラウド構築基盤技術により実現したサービスです。クラウド構築基盤の中核的な機能を構成するサービス連携基盤には、オージス総研が販売・サポートするMuleOpen AM(認証認可基盤ソフトウェア)が採用されています。FUSION Cloudを維持管理するシステムやサービスを構成する内部的な機能モジュール、そして外部のサービスが、この技術基盤により制御されています。さらに、IaaSサービスはAPIを提供しており、利用者によるマッシュアップや運用自動化など、様々な利用シナリオにも対応します。


 FUSION Cloudの構築にあたってフュージョンが重視したのは、サービスの接続性と信頼性の確保でした。クラウド・コンピューティングの商用展開は、クラウドの特徴である伸縮性や経済性を提供するハードウェア/ネットワーク仮想化ソフトウェアの機能を単純にサービス化しただけでは実現しません。これには、ユーザ管理、アクセスコントロール、モニタリング、課金などの安定した維持管理を実現するシステムや、多様なユーザのニーズやビジネスの拡大に応じて迅速にサービスを成長させることを可能にするセキュアな連携基盤など、クラウドサービス事業者としての特色・独自性を提供し、付加価値を生むシステムが必要となります。


 フュージョンでは、このような課題に対し、エンタープライズサービスバス(ESB)を中核に据える設計に基づいたクラウド構築基盤の独自開発に着手し、優れた性能・拡張性・安定性から全世界で多数の商用稼働実績のあるオープンソースESB「Muleエンタープライズエディション」を選択しました。Muleは、米MuleSoft社が開発、販売しているESB製品で、企業情報システムに要求される高い接続性、信頼性、性能を提供しています。Muleは、既に全世界で3,200プロジェクト以上での採用実績があり、日本では2007年からオージス総研が代理店として販売、技術サポートおよび関連プロフェッショナルサービスを提供しています。


 フュージョン・コミュニケーションズ株式会社 相木 孝仁 代表取締役社長は次のように語っています。「今後のクラウド・コンピューティングの広がりを見据え、楽天グループとして特色のあるサービスを提供するためには、FUSION Cloudを優れたパフォーマンスを持ったインフラとして成長させていく必要があります。サービス基盤として採用したMuleは、事例の豊富なオープンソース製品で、グローバル企業のIT基盤として、EC、金融、航空、医療などの分野で要求される高いスループットを実現してきた実績があります。また、日本国内のデータセンターにおける事業展開で必要となる、国内ベンダーによるサポートはオージス総研が提供しており、今回、同社からは、Mule ESBやOpen AMの導入やサービスアーキテクチャの設計など、様々な開発支援を得ることができました」


 フュージョンでは、今後、IP電話系サービスや、楽天グループの様々なサービスと連携し、FUSION Cloudを活用した付加価値の高いサービスを提供することを検討しています。相木社長は、「その際にも、Muleの接続性、拡張性は、FUSION Cloudビジネスの拡大を強力に支援してくれるものと考えています」と語っています。


以 上


●フュージョン・コミュニケーションズ株式会社について
 「Everything Over IP」の実現をコンセプトとして、固定通信 (マイライン)、IP電話、モバイル (楽天モバイル) 、インターネット接続サービスを提供し、IPプラットフォーム上での音声、データ、コンテンツやアプリケーションの新たな可能性を創出すべく、楽天グループの通信事業会社として更なる事業展開、拡大を目指します。詳細はhttp://www.fusioncom.co.jp/をご覧ください。

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