日刊工業新聞にて紹介されました:オープンソースのC言語プログラム品質解析ツール「AdLint」新バージョンを公開ニュースリリース

2012年09月11日

 株式会社オージス総研は、オープンソースソフトウェア(OSS)のC言語プログラム品質解析ツール「AdLint(アドリント)」の新バージョン「AdLint2.0.0」を公開いたしました※1。ソースコード上の不具合の可能性を指摘する警告メッセージを前バージョンから123種類追加し、計720種類の警告メッセージを出力します。
 「AdLint」は、C言語プログラムソースを解析して、不具合の可能性を検出し、また、処理の複雑さを表す「経路複雑度」などの品質メトリクス(品質指標)を測定します。プログラム品質の向上に役立ち、人手のかかるレビュー作業を効率化します。2月末にオープンソースソフトウェアとして無償公開を開始し、半年間で6000回以上ダウンロードされました。国内だけでなく、中国、アメリカ、フランスなど40カ国以上で利用されています。
 オージス総研は、多数の組み込みソフトウェア開発の経験を基に、従来から、ソースコード品質評価ツール「Adqua(アドクア)」※2、ソースコード品質診断サービス※3を提供してまいりました。これらの製品・サービスに加えて、「AdLint」の機能強化に今後も継続して取り組み、ソフトウェア品質向上を支援してまいります。

※AdLintは専用ページ(プロジェクトホームページ)からダウンロードいただけます。
 また、各製品・サービスの詳細は、弊社のWebサイトを参照願います。
 ※1 「AdLint」の専用ページ(プロジェクトホ-ムページ) http://adlint.sourceforge.net/
   「AdLint」の詳細情報(弊社Webサイト) http://www.ogis-ri.co.jp/product/1199335_6798.html
 ※2 「Adqua」 http://www.ogis-ri.co.jp/product/b-08-000001A6.html(無償、ご利用には制限がございます)
 ※3 「ソースコード品質診断サービス」 http://www.ogis-ri.co.jp/solution/a-041-00000160.html

■「AdLint」の特長

  • コンパイラ等では検出できない不具合の可能性を警告します。
    (警告メッセージ=720種類※)  ※バージョン2.0.0で実現(前バージョンから約2割の増強)
    (メッセージ例) 「このヘッダファイルの内容はソース中で参照されていません。」
               「仮引数を用いて関数内のローカルな変数のアドレスが返却されています。」
               「この関数はプロジェクトの他の関数を介して間接的に再帰呼び出しされています。」  など
  • 15種類の品質メトリクスを測定します。
    (品質メトリクス例) 「経路複雑度」 該当関数内に想定される実行経路の複雑さを表す指数
                「被呼出し数」 該当関数がプロジェクト内の他の関数から呼び出される箇所数
                「デッドコード数」 該当関数内で絶対に実行されない文の数  など
  • 14種類のコード情報 (関数定義や変数定義などのソースコードを要約した内容)を出力します。
  • 「AdLint」の解析データを、弊社の無償ツール「Adqua」に連携して、品質の得点化・グラフ表示など、視覚的なレポートを出力できます。

■今後の予定
「AdLint」の解析精度向上に加えて、専用ページ(プロジェクトホ-ムページ)に寄せられた改善提案を検討してまいります。 
                                                                                                                                                     以  上

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