オージス総研、オープンソースESB Muleで大阪ガスのSOA基盤を構築 ~ Webサービス連携を実現し、システムの柔軟性を向上 ~ニュースリリース

2012年12月26日

 

 株式会社オージス総研(本社:大阪市西区、代表取締役社長:平山 輝、以下 オージス総研)は、オープンソースESB(エンタープライズサービスバス*1)「Mule ESB」(以下 Mule)を用いて、大阪ガス株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:尾崎裕、以下大阪ガス)のSOA(サービス指向アーキテクチャ*2)基盤を構築しました。Webサービス(*3)化した各種業務システムを共通のサービスバスを通して疎結合で連携させるため、システムの追加・変更を柔軟に行えます。大阪ガスグループでは、ビジネスの変化に迅速に対応できるシステム基盤として活用を推進しています。

 

■Muleについて
Mule は、世界で3200以上のプロジェクトで利用され10万人以上の開発コミュニティを持つオープンソースESBです。国内では、サポートが受けられるエンタープライズ版をオージス総研が提供し、大手企業で採用されています。メインフレームを含む様々な通信プロトコル、統合ミドルウェア、クラウドサービス、SAPなどに対応した約60のコネクタを持ち、企業のシステム構成に適した連携基盤を短期間で構築できます。
 *詳細は、弊社Webサイトをご参照ください。 
Muleについて http://www.ogis-ri.co.jp/product/b-04-0000008E.html
Muleを活用したクラウド連携プラットフォーム「iPaaS」について http://www.ogis-ri.co.jp/pickup/ipaas/index.html

 

■大阪ガスのSOA基盤について
Muleを用いて「Webサービス連携基盤」と「メインフレーム連携基盤」を構築しました。Webサービスの連携関係は「サービス連携管理システム」で管理し、2つの基盤に配信しています。(イメージ図を参照)
大阪ガスでは、以下の効果を見込んでいます。
・各業務システムの連携は疎結合となり、システム追加・変更の柔軟性が向上する
・共通機能の呼び出しは容易で、各業務システムでの重複開発は不要となる
・連携関係は可視化され、管理負荷は軽減される
・連携基盤はアクセス制御を行っており、大阪ガス内だけでなく関係会社も含めた大阪ガスグループ内のシステム間でも連携が可能となる
・メインフレーム連携処理を業務システムから切り離して集約することにより、メインフレーム連携に必要な商用ライセンスが低減され、かつベンダーロックインが局所化される

大阪ガスでは、電話帳、掲示板、スケジューラなどのグループウェアを中心に約50システムをSOA基盤で連携しました。今後、対象システムを拡大していきます。

オージス総研は、大阪ガスを引き続き支援するとともに、システム柔軟性の向上を目指す企業に向けて、大阪ガスでの経験を活かしてMuleを用いたSOA基盤を提案してまいります。


以 上

 

 

(*1)ESB(Enterprise Service Bus、エンタープライズサービスバス)
企業内外の情報システム、システムを構成する部品であるサービス間の連携を管理するソフトウェア。システムおよびサービス間のデータ形式や通信プロトコルによる差異を吸収し、複数システム、サービス間のメッセージのやりとりを一元化することによって、SOAを実現する基盤として注目されている。

(*2)SOA(Service Oriented Architecture、サービス指向アーキテクチャ)
ビジネスの観点からソフトウェアを部品化し、それをサービスとして組み合わせることで業務システムを構築する考え方。ビジネスと情報システムの整合性を確保し、ビジネスの変化に迅速に適応する情報システムの構築法として普及が進んでいる。

(*3)Webサービス
インターネットで一般に利用される通信プロトコルやデータ形式によって、アクセス可能なソフトウェア部品。HTTP上に、SOAPまたはRESTと呼ばれる形式でデータをやりとりすることが多い。ある機能をWebサービスとして公開することで、他のシステムからその機能を容易に呼び出すことが可能となる。


●大阪ガス株式会社について http://www.osakagas.co.jp/
所在地        大阪市中央区平野町四丁目1番2号
事業内容     1. ガスの製造、供給および販売
                2. LPGの供給および販売
                3. 電力の発電、供給および販売
                4. ガス機器の販売
                5. ガス工事の受注
設立日        1897年4月10日
資本金        1,321億6,666万円
供給区域   近畿2府4県の79市、30町(2012年3月31日現在)

 

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