日刊工業新聞掲載:オープンソースのC言語プログラム品質解析ツール「AdLint」の体験サービスを無償公開   ~ 解析結果を手軽に確認 ~ニュースリリース

2013年03月27日

 株式会社オージス総研は、オープンソースソフトウェア(OSS)のC言語プログラム品質解析ツール「AdLint(アドリント)」について、機能の一部をWeb上で体験できるサービス「AdLint PAD(アドリントパッド)」を無償で公開いたしました※1。AdLintをインストールする前に、AdLintの解析結果を手軽に確認いただけます。また、解析結果に対する意見などを投稿してAdLint開発者に改善を提案することも可能です。


 「AdLint」※2は、C言語プログラムソースを解析して不具合の可能性を検出し、また、処理の複雑さを表す「経路複雑度」などの品質メトリクス(品質指標)を測定します。プログラムの品質向上に役立ち、人手のかかるレビュー作業を効率化します。昨年2月末にオープンソースソフトウェアとして無償公開を開始し、1年間で16,000回以上ダウンロードされました。公開後も継続して機能を改善し、現在の最新バージョンは3.0.0です。


 オージス総研は、多数の組み込みソフトウェア開発の経験を基に、従来から、ソースコード品質評価ツール「Adqua(アドクア)」※3、ソースコード品質診断サービス※4を提供してまいりました。これらの製品・サービスに加えて、「AdLint」の機能強化に今後も継続して取り組み、ソフトウェア品質向上を支援してまいります。


※AdLintは専用ページ(プロジェクトホームページ)からダウンロードいただけます。
また、各製品・サービスの詳細は、弊社のWebサイトを参照願います。
※1 「AdLint PAD」 http://adlint-pad.herokuapp.com/
※2 「AdLint」の専用ページ(プロジェクトホ-ムページ) http://adlint.sourceforge.net/
   「AdLint」の詳細情報(弊社Webサイト) http://www.ogis-ri.co.jp/product/1199335_6798.html
※3 「Adqua」 http://www.ogis-ri.co.jp/product/b-08-000001A6.html(無償、ご利用には制限がございます)
※4 「ソースコード品質診断サービス」 
http://www.ogis-ri.co.jp/solution/a-041-00000160.html


■AdLint体験サービス「AdLint PAD」について

  • C言語プログラムコード(200行以下)を投稿すると、解析結果が表示されます。
    (AdLint PADでは、投稿されたプログラムは公開されます。
     AdLintはAdLint PADと異なり、ソースコードの行数制限はなく、複数ファイルを解析できます。)
  • 他の人が投稿したプログラムも参照でき、様々なケースの解析結果を確認できます。
  • 解析結果に対する意見などを投稿でき、AdLint開発者に改善を提案できます。

■「AdLint」の特長

  • コンパイラ等では検出できない不具合の可能性を警告します(警告メッセージ=720種類)。
    (メッセージ例) 「このヘッダファイルの内容はソース中で参照されていません。」
               「仮引数を用いて関数内のローカルな変数のアドレスが返却されています。」
               「この関数はプロジェクトの他の関数を介して間接的に再帰呼び出しされています。」  など
  • 15種類の品質メトリクスを測定します。
    (品質メトリクス例) 「経路複雑度」 該当関数内に想定される実行経路の複雑さを表す指数
                 「被呼出し数」 該当関数がプロジェクト内の他の関数から呼び出される箇所数  など
  • 14種類のコード情報 (関数定義や変数定義などのソースコードを要約した内容)を出力します。
  • 「AdLint」の解析データを、弊社の無償ツール「Adqua」に連携して、品質の得点化・グラフ表示など、視覚的なレポートを出力できます。

 

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