[技術書籍紹介]
UMLモデリング教科書 UMLモデリングL2桐越信一、国正聡、竹政昭利、照井康真、橋本大輔著 |
対象読者UMTP/JapanによるUMLモデリング技能認定試験L2レベル(以降L2試験)の受講を考えているけど、「問題の傾向がわからない」「難易度はどれぐらい?」「今受験して合格できるの?」という数々の疑問をお持ちの方へ贈る一冊です。L2試験のカテゴリ別に章を構成し、各章にはL2試験と同等の難易度の練習問題を多数用意しています。 また各章の最初には、モデリングに関してポイントとなる事柄の解説も入っているので、UMLの表記法に関する知識を学習した方に、次の一冊として眺めてみる書籍としても役立つように構成されています。 |
目次
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各章概要
第2章 ビジネスモデリング
海外向け製品の販売代理店というケーススタディにより、ビジネスモデリングの考え方、アクティビティ図によるビジネスの表現について解説します。ビジネスモデリングを詳細に解説するのではなく、L2試験を受講するにあたって必要となる知識レベルで解説します。
第3章 要求分析モデリング
要求分析モデリングで実施するユースケース分析の内容と、人事システムというケーススタディによりモデリングの流れを解説しています。また、ユースケースの粒度や、汎化、拡張、包含といったユースケースの整理に関するポイントを取り上げています。
第4章 構造モデリング
構造モデリングを実施するに当たり、ポイントとなる事項について解説しています。クラスの発見、関連の検討といった基本的な内容から、再帰的関連、クラスの役割分担、パワータイプといった発展的な内容についても取り上げています。
第5章 振る舞いモデリング
オブジェクト間の相互作用、オブジェクトの状態遷移を中心に、振る舞いモデリングを実施するに当たり、ポイントとなる事項について解説しています。また、オブジェクトの役割として、BCEパターンによるアーキテクチャについても取り上げています。
第7章 フェーズをまたがる問題
特に解説はありません。ビジネスモデリングから要求分析モデリング、要求分析モデリングから構造モデリングといった、フェーズ間で成果物が引き継がれるケースについての問題を集めています。 |
あとがき「数学って結局はパターンがわかれば解けるようになるよ。」はるか昔の高校三年生の冬、受験戦争中の私に友人がこうアドバイスをくれました。確かに問題が与えられたときには、類似の問題を思い起こして、そこから使えそうな公式を類推することが解を見つける近道だったりします。モデリングと数学は同じものというわけではありませんが、多くのモデルを見たり、それについて考えたりすることで、あるパターンに気づいたり、知らないドメインの知識を得たりして、その知識を今後に生かすという点では似ているのかな、と思ったりもします。そういう点で、多くのモデルを掲載しているこの書籍を、試験対策のみならず、いろいろな知識の発見に役立てていただければ、執筆者の一人としてうれしく思います。 |
『 UMLモデリング教科書 UMLモデリングL2 』を抽選で 3名 の方にプレゼントいたします。
ご希望の方は、以下の内容を明記の上、メールの Subject に「UMLモデリング教科書 UMLモデリングL2」と書いてOOSQUARE-EDITOR@ogis-ri.co.jp 宛にお送りください。
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締め切りは、2006 年 2 月 28 日まで。当選者の発表はご本人宛にメールにてお知らせいたします。
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プレゼントの応募は締め切らせていただきました。 たくさんのご応募ありがとうございました。 抽選の結果、当選された方には 3/15 までに案内メールをお送りいたします。 (2006/03/01) |
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UMLの各ダイヤグラムの復習的解説と、モデリング、開発プロセスに関する基本的な内容を解説しています。