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Date:  Tue, 3 Sep 2002 17:33:01 +0900 
From:  寺田 英雄 <************@***.**.**>
Subject:  [oosquare-ml:02953] Re: OO の理解
To:  "'***********@***.***.*******.**.**'" <***********@***.***.*******.**.**>
Message-Id:  <****************************************@********.**.***.**.**>
X-Mail-Count: 02953

寺田@IHIです。回答ありがとうございました。


> > たとえば、なぜ、科学者は新しい科学理論を構築できるのですか?
> > (アインシュタインが相対性理論を構築したように...
> > あるいはフランシスとクリックがDNA2重らせんモデルを発見したように
> ...)
> > 科学理論は立派な「システム」ですよね。
> > そしてこれらは当時「既知ではない世界概念」でした。
> 
> そういう意図はないことは、これまでの投稿から理解して頂けるかと(^^;;

実は理解しているつもりでした。ただ、今回のご意見は「議論の纏め」として
提出されたとのことでしたので、それ単体で読んでもある程度普通に理解可能な文章
に
なってないとまずいと思い、少々ツッコミ気味に誤読を試みてみました。ごめんなさ
い。

議論を纏めていただけるのは、すごくありがたいことなので、
できるだけ品質の良いものになっていけばよいな、と思っています。

> コミュニケーションにおけるコモンセンスは絶対に「堅い」ものでなければ
> なりません。そうでなければ人は意思疎通することが不可能になります。
> 従って、この「拡大傾向」は、全体としては「摂動」でなければなりません。

これは自明なことなのでしょうか?私のような俗人の実体験からすると、
コモンセンスは甚だ「柔らかい」ものと感じてしまうのですが。

たとえば日本人には絶対的不動なコモンセンスなんてありませんよね。
その都度都度の立場としがらみで、どうにでも行動規範が変わりますから。
(たとえば某食品会社の事件を見ればわかるように、ある瞬間は会社人間としての
センスで動いてしまいます。消費者のセンスでみれば明らかにおかしいことなの
に。)

コモンセンスがいいかげんでも、ある程度コミュニケーションが取れてしまうことが
人間のすごさなのでは?(そこがAIが超えられない壁でもあるわけです。)

> > OO以前・以外のプログラミングでも、「人の認識」を元に設計モデルを作
> って開発
> > しています。
> > ただ、OOとアプローチが違うだけです。
> ここでの記述は、計算機システムとは無関係なのですが....
> 概念OOは別に計算機システムonlyのお話ではありませんよね?

もちろん、
計算機システム only のお話ではありません。反例は一つあれば
十分なので、あえてそうしただけです。

> これは、「概念OOが人間の認識である」から導かれる当然の結論であると
> 思ったのみです。
> 他に認識論があれば、「最適」というのは言いすぎかも知れません。

え?「概念OO」以外には、他に認識論が「ない」という前提なのですか。
そうだとしたら、驚きなのですが...(私は「認識論」は「認識の仕方」と捉えて
いますので)

> 全体的に、オーバーな主張になっていることは認識しています。
> どちらかというと、まず主張をして、その理由を考えていこうとしている為に
> このような形になっています。
> 「こうは言えないだろうか?」とまず仮定をたて、反証を試みているレベル。

なるほど。意図は分かりました。
全体的に哲学の用語や数学の用語をお使いになっておられるし、
「厳密な議論を展開していますよ」というメッセージだと受け取っていました。