ObjectSquare [1998 年 11 月号]

[Happy Squeaking!!]


3.Squeak に親しむ

3.3 Squeakの環境とは?


これでオブジェクト指向の基本概念、更にSmalltalkの学習を進めていく基本的な準備は整いました。

今まで環境について主にみてきましたが、Squeakの環境自体もSmalltalkにより実現されています。ですからいつかSmalltalkに詳しくなったときには、この環境自体をどんどん自分の好きな姿に発展させていくことが可能です。
Smalltalkは言語というよりは一種の有機体という人がいます。自らの姿を自ら変容させる力を持つという意味で確かに生物を連想させます。
慣れない環境で多少戸惑ったと思いますが、Smalltalkは使いこなせれば非常にパワーのある言語なのです。

ただしそのようなSuper Smalltalkerの段階に至るには、まずオブジェクト指向の基本概念、Smalltalkの文法の知識を身につけなければなりません。ものごとには順序というものがありますから…

以後はオブジェクト指向の学習に入っていきましょう!

と、いいたいところですが、紙面の都合で今回はここまで。次回のお楽しみです。


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