技術開発活動

オージス総研のイノベーションへの取り組み

企業がそのビジネス価値を高めるためには、効果的なIT活用とビジネス改革の両輪が必要です。
オージス総研では、これまで技術部に
 ・エンタープライズオープンソースセンター
 ・クラウドインテグレーションセンター(旧SOAセンター)
 ・アジャイル開発センター
という3つのセンターを設置し、顧客および当社のテクノロジーイノベーションを推進してきました。

このたび、もうひとつの車輪であるビジネス改革を推進するために、「ビジネスイノベーションセンター」を設立しました。
ビジネスイノベーションセンターでは、当グループの業務ノウハウと経営課題解決ノウハウ、それにテクノロジーイノベーションの成果を組み合わせて、皆さんのビジネス課題解決を支援します。

技術部長 宗平 順己

さて、ビジネス、テクノロジー両方のイノベーションを進めるためには、研究と実践両方の取り組みが必要です。

ビジネスイノベーションとテクノロジーイノベーションの融合の例

業務ノウハウのみでは、ビジネス課題を解決することはできません。それだけでは、局所最適、部分最適になってしまうからです。
先行きの見えないこれからの時代で重要なのは、現場課題と経営課題をリンクさせ、日本が得意とするボトムアップ型の現場改善能力を、欧米式のトップダウン型の課題展開力とを組み合わせることが必要です。(イノベーションマネジメントと呼ばれています)
私たちは、専修大学名誉教授の櫻井 通晴先生のご指導のもと、1999年からBSC(バランスト・スコアカード)の研究、実適用を開始しており、イノベーションマネジメントのフレームワークの根本にこのBSCを据えています。

私たちのイノベーション推進の考え方の根本として、ベンダーやコンサルティングファームの独りよがりな方法論を適用することはやめようということを設定しています。世間で多くの企業がトライして洗練されている方法論を基本に据える、すなわちオーソライズされた方法論を用いることにしています。OSSと同様の考え方ですが、BSCを使いこなすところに私たちのノウハウがあり、それを毎年洗練させつつ、皆さんにご提供したいと考えています。

一方、テクノロジーサイドからUMLをビジネス領域に適用させようと、2003年からUMLによるビジネスモデリングの研究と実践を開始し、この取り組みをサポートするためのモデリングツールも自社開発してきました。この場合も、独自の表記法を作るのではなく、UML-Profileという決められた拡張性の中でビジネスモデルおよびビジネスプロセスモデルの表記法を研究し、実践適用した上で、書籍や論文としても発表しています。
なぜ、標準にこだわるのか...これは、私たちが情報子会社であるからでてきた発想です。標準内であれば、特定のモデリングツールに縛られることはない、すなわち特定のベンダーにロックインされないからです。

さて、2003年にはEAの研究にもいち早く取り組み、私たちの研究してきたUMLへのビジネスモデリングへの適用は、EAのBAとAA、DAをつなぐ重要な役割を担わせることができることがわかり、欧米でのEA表記でその正しさを検証しました。EAの研究はSOAの早期取り組みにもつながっています。

そして、BSCの研究を通じて、To-Beモデル作成のインプットと作成したモデルの検証手段としてBSCを適用できることがわかりました。
ここに、
 経営戦略⇔ビジネスモデル⇔システムモデル
のシームレスな連携を実現するフレームワークができあがり、これがIT投資マネジメントの基本概念へとつながっています。また、この連鎖を通じてBSCとSOAのBAMとの関係性も定義しています。

以上は、ビジネスイノベーションとテクノロジーイノベーションの融合の一例ですが、いずれも机上での検討ではなく、実践に基づく研究成果となっています。

以降のページでは、各センターのより専門的な取り組み内容についてご紹介していきます。

各センターでのイノベーションへの取り組みの紹介


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