オージス総研「Japan IT Week 春」出展レポート
~システム運用業務を自動化する「Cloud Arch」、省力化と戦略的人材活用を実現~

新型コロナの感染拡大により、日常生活や経済活動に欠かせなくなったデジタル技術。「情報通信白書2020」によると、これまでオンライン化が進まなかった領域にもデジタル化が進むと予想されています。

このたび「データ活用・分析」をテーマに開催された「Japan IT Week 春」(2021526日~28日、東京ビッグサイト)では、デジタル技術を活用した製品やツールが多数展示されました。

オージス総研は、システム運用自動化ソリューション「Cloud Arch(クラウドアーチ)」を出展しました。会場では小型コミュニケーションロボットのSota(ソータ)君が来場者をお迎えしました。その模様をレポートします。

ロボットを活用したブース接客の全自動化

ブースでは、ロボットを活用した接客無人化により、運用自動化の世界観が表現されていました。まず入り口では、2台のSota君が掛け合いでCloud Archの概要をプレゼンテーションしてくれました。2台のコンビは身ぶり手ぶりを使いながらも息がぴったり。愛嬌のあるしぐさと声に立ち止まって聞き入る来場者の姿も見られました。

ブース内にはSota8台が配置され、会社紹介や展示内容を来場者に説明していました。Cloud Archの画面デモや質問は説明員にバトンタッチし、来場者への応対もスムーズでした。

Sota_6409.jpgのサムネイル画像掛け合いプレゼンで来場者の目を引くSota君たち

システム運用業務の自動化により、人材の有効活用を実現

Cloud Archは、企業の情報システム運用において、日々のオペレーション業務の自動化を支援するサービスです。情報システム部門の省力化を実現し、自動化により空いた時間をより高度な業務に従事する、つまり人材の有効活用が可能となります。

Cloud Archの特長は主に3つです。

1.導入が簡単でスモールスタート可能

標準的な作業がテンプレート化されているため、お客様が必要なメニューを選ぶだけで利用開始できます。

2.お客様の業務に最適化

自動化対象作業選定のための業務標準化支援やテンプレートのカスタマイズなど、お客様に合わせた導入支援を行います。

3.分析レポートの提供

システムの監視、パフォーマンス状況の分析や改善案などを毎月ご提出します。

Panel_6409.jpgCloud Arch解説パネルとプレゼン中のSota

オージス総研内でシステム運用自動化に着手、年間7,500時間の運用削減に成功

Cloud Arch製品化の背景について、プラットフォームサービス本部 クラウド基盤ソリューション部 山口リーダーは「大阪ガスのシステム運用業務の実績とノウハウから誕生した」と語ります。

DX、テレワーク対応など情報システム部門の運用業務が年々増加し、管理が煩雑になってきています。当社においても、Daigasグループほか管理対象のサーバーが約4,000台、クラウド運用約700サーバー、システム監視約700システムにのぼり、監視アラート対応数は年間24万件規模です。これまでは人手で対応していましたが、人的リソース不足が顕在化してきたことをきっかけに、ツールを使った自動化に3年前から着手しました」(山口氏)

Yamaguchi_6409.jpgCloud Archを熱弁する山口氏

この取り組みは大きな成果をあげました。

プラットフォームサービス本部 クラウド基盤ソリューション部 辻氏は「年間7,500時間のシステム運用業務の削減に成功しました。これはオペレータ4名分の年間労働時間に相当します。これらのノウハウを製品化したのがCloud Archです。実は私も元々オペレータだったのですが、Cloud Archエンジニアに転身しました。現場で学んだノウハウをお客様に役立てていただけることが嬉しいです」と話します。

お客様の運用自動化の構想をヒアリングした上で、ニーズに沿ったプランをご提案し、確かな実績とノウハウで導入から運用までサポートできるのは、オージス総研ならではの強みです。製造業などで既に導入されており、新規のご相談も増えています。

AIを活用してより高度な自動化を目指す

山口氏は今後の取り組みについて次のように説明します。

AI搭載の新バージョンのリリースを本年度計画しています。これまでは定常業務、つまり決められた作業の自動化が対象でしたが、AIを活用することで非定常業務と呼ばれる人の判断が求められる業務の自動化にも役立ちます。例えば、障害1次対応において、サーバーログの対比を行うだけでなく、ログの内容からエラーを判別して要因を推測するといったことができるようになります。業務品質を維持しながら省力化と運用改善の両方を実現できるよう開発を進めています」

料金体系は、基本メニューが月額295,000円~(税別、初期費用は別途見積もり)。

「オペレータの月0.5名分相当の費用でご提供しています。ぜひお気軽にお問い合わせください」と山口リーダーと辻氏は力をこめました。

Tsuji_Yamaguchi_6409.jpgCloud Arch主力技術メンバーの辻氏と山口氏

コロナ禍の展示会でしたが、ロボット接客により非対面・非接触で安心して説明を受けることができ「ニューノーマル」時代の接客を感じました。

先端技術を活用して企業の生産性向上と人材の有効活用に取り組むオージス総研に益々期待がかかります!

(レポート作成:ISBマーケティング株式会社、2021年6月)

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