工事現場の観察

顧客名:大阪ガス株式会社様

調査対象: 工事作業現場及び作業員 工事期間中の1日

実施時期:工事期間中の1日


調査目的

工事現場での、作業員の行動や、工具などの使用状況を明らかにすることで、潜在的なリスクを抽出し、作業の安全性を高めるとともに、効率化をはかることに役立てる。

抱えていた問題点

それまで、ヒヤリハット調査など、安全上のリスクの洗い出しを徹底的に実施していた。ただ、現場も気づいていない潜在的なリスクがあるのでは?と考えていた。

それに対し、実施した調査・ソリューション

工事現場にVTR定点カメラを設置し、現場作業状況を撮影。映像を詳細に分析することで、作業の安全性に関わる潜在的なリスクを、人間工学的な観点から抽出。また、効率化を阻害している要因についても抽出を行い、作業プロセスの見直しや、最適な工具収納ケースのアイデアだしも実施。

調査担当の声

映像データを詳細に分析することで、ヒューマンエラーにつながる可能性のある潜在的なリスクを抽出しました。また、すべてのリスク要因に対し人間工学的見地から解説を加え、その対策案まで提案しました。

実施企業・団体様の声

徹底的なヒヤリハット調査に基づくリスク抽出だけでは把握できなかった潜在的なリスクが、行動観察によって得られて非常に有用な調査だった。

※この記事に掲載されている内容、所属情報(会社名・部署名)は2009年当時のものです。また、予告なく変更される場合がありますので、ご了承ください。