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[イベント特集]




ObjectDay 2001フライング企画!

広場からの先行受付は、ご好評により定員に達したため締め切らせていただきました。
XPワークショップは18日公開のObjectDay2001ホームページよりお申し込みください。



企画2: XPチーム求ム!

さて、2番目の企画は、XP部隊の募集です。

XPとはeXtreme Programmingの略で、Kent Beckらが、C3プロジェクト(米国ダイムラークライスラー社の人事、給与管理システム)で適用し、一躍有名となったOO開発プロセスです。"開発プロセス"というと大仰で、きちんとしていてつまらないもの、というイメージを抱きがちですが、XPはlight-weightを旨としており、カジュアルでエキサイティングな開発を促進するものです。

Extremeとうたっているのは、ある意味非常に極端な手法をとるからです。
(より詳しくは日本のXPポータル、平鍋さんのXP紹介ページをご覧ください。)

「万人向け」とは思いませんが、少数精鋭で高速に攻めるプロジェクトでは有効と言えます。

Kent Beckの書いたXPの解説本は、長瀬さんの手により翻訳され(「XPエクストリーム・プログラミング入門」)、日本における2000年でもっとも売れたオブジェクト指向関係の本となりました。

このように人気を博しているXPなのですが、「なかなか実際に試せない」という現状があります。ペアプログラミングができるように席を配置しなおしたり、お客さんを「オンサイトカスタマー」として開発メンバの構成要員として加えたり、イテレーションの終わりにはピザパーティで乱痴気騒ぎをしたりなど、日本の企業風土ではかなりの勇気を必要とする部分があるからです。

そこで、今回のObjectDayでは、XPを適用した開発の疑似体験ができるワークショップ、「体験XP」を企画しました。

このワークショップでは、チームに簡単な課題が与えられ、その課題を解くべく、XPで擬似開発を行っていただきます。ワークショップの講師を務めるのは、平鍋さん、および私(梅澤)を含むOGIS XPチームのメンバです。

時間はおよそ120分。言語はJava。課題は秘密としたいところですが「じゃんけんゲームの作成」となる予定です。

このワークショップに参加される方を募集します。厳正な抽選の結果、当選者にはObjectDay事務局よりメールでお返事させていただきます。普段から「XPやってみたいな」と思われている方、ぜひご参加ください。

なお、「Javaがスムーズに書ける」「UML認定制度のブロンズ程度は卒業したというメンバが半数以上」「仲がよい」ことが前提になります。


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