人材育成・組織開発
イノベーションを加速させるボーダーレスコミュニケーション
新型コロナウイルス感染症の影響によって今までとは異なる生活スタイルが広がり、例えばリアルとバーチャルのコミュニケーションなど、今までの”区分”、”領域”の境界線が曖昧になっています。そのような中、私たちはどのように新たな価値を創造し、そして社会に人に貢献していけるのでしょうか。人間の本質を問い、多種多様な分野の人たちと現場が共感しながら課題を解決し、変革できる場がこれからの時代の強みとなります。
オージス総研では、これまで様々なバックグラウンドを持った方々と、新価値創造のコミュニティを運営してきました。その実績をもとに、人が持つ力を掛け合わせ、組織改革や場づくりの基礎を築くプログラムをご提供します。
概要
時代に合致した組織変容、改革を進めるためには、メンバーの多様性を活かすことが基本です。また組織におけるデジタル・トランスフォーメーションの実行が急がれる中、単一の部署の取り組みでは限界があり、組織内外における横断型でのイノベーションの取り組みが増加しています。組織の壁を越えて、各メンバーの多様性を発揮するためには、ボーダーレスなコミュニケーションはどうあるべきで、自らはどのようにそこへ参加し行動変容していかねばならないのか、一人ひとりに問われています。
オージス総研は、ボーダーレスコミュニケーションやイノベーションを実践体験し、基礎をつくるプログラムをご用意しました。イノベーションに向けた部門横断の取り組みを開始される企業や、新規ビジネスの策定・実践が課題となっている組織メンバーにお勧めいたします。また、本プログラム後も引き続き、イノベーション実践を伴走型で支援し、自律・自走でイノベーション実践ができる組織づくりをサポートしていきます。

ボーダーレスコミュニケーション・スタートアッププログラム
<スタートアッププログラム概要>
日数:半日×5回程度~
人数:6名~
形式:オンライン・対面式の両方が可能
<プログラム例>
第1回:キックオフ/チームビルディング/新たな価値を生み出すための4つの要素/「事実」と「解釈」/「気づき」を得る方法
(宿題:気づきの収集)
第2回:「気づき」の共有/「インサイト」を考える/既存の「枠組み」を脱出(リフレーム)/「ポジティブコア」の発見
(宿題:「インサイト」深堀り/「ポジティブコア」再発見)
第3回:「インサイト」共有/「ポジティブコア」の進化/我々の「Will」を明らかにする/コンセプト検討
(宿題:コンセプトを考える)
第4回:暫定コンセプトの共有/ありたい姿を描く~インサイトを深めて自分たちが提供する価値を考える~
(宿題:発表準備)
第5回:グループ発表~今までの議論からアイデアを深め、発表する~
※プログラムで取り扱うテーマについては事前にご相談の上、決定します。テーマにあわせてプログラムの詳細を設計します。
キーワード
・Do&Learn
多くの研修では学んでからやってみるという流れが多いですが、本プログラムでは、やってみてから学ぶ、やりながら学ぶという流れを重視しています。イノベーションに向けて学ぶべきことは多岐にわたるため、すべてを学んでから実施するというのは実践的ではありません。まず実践をして、小さな失敗を繰り返す中で学んでいくことが重要となります。
・気づきの重要性(現場・現物・現実)
イノベーションの種となる兆しをとらえるには、机上で考えるだけでは困難です。現場・現物・現実をおさえ、そこから気づきを得ることが重要となります。とはいえ、様々な事実から新たな気づきを得ることは案外難しいもの。本プログラムでは、事実をとらえ気づきを得るためのノウハウや、実際に現場を観察するようなワークを盛り込んでいます。
・多様性と共創
イノベーションとは「知識や、リソースや、ハードや、その他様々なものの“新結合”である」と経済学者シュンペーターが定義しています。同質なメンバー同士による議論では”新結合”が起こりにくいため、多様性のあるメンバーによる共創が重要となります。本プログラムでは、複数の部署による組織横断的なイノベーションの取り組みを実践する中で、ボーダーレスコミュニケーションを加速させていきます。
・ビッグデータ
私たちはビッグデータについて、「量が多い」「大きい」「数がたくさん」「属性が多い」といった意味だけではなく、質的データで1つ1つのデータの中味がリッチなデータという意味としてもとらえています。個々の中にあるたくさんの”情報”、”データ”にこそ本質があり、本プログラムでは、その取り方や解釈、インサイトの可視化と、それらの価値をどうアイデアにつなげるかを考えます。
ボーダーレスコミュニケーション実践例
基本的なシステム構成

オージス総研では2017年から様々な業種でのイノベーション創発のコミュニティを運営し、ボーダーレスコミュニケーションを実践しています。のべ39社105名の方とともに、積極的に意見交換や業界知識・情報を提供し合い、未来における新たな価値のカタチについて考え、自身のおかれた立場で「こうしたい」を実現するためのひとつの場を提供してきました。
様々な業種で部署や役職も違う方が、それぞれの”領域”を超えてコミュニケーションを行うことで、様々なイノベーションのアイデアが生まれています。また、その過程を通じて共通する志を持つ仲間としての関係性が広がりつつあり、ボーダーレスコミュニケーションが実践されています。
このようなボーダーレスコミュニケーションの実践ノウハウをもとにして、組織の要望や課題にあわせてプロジェクトを設計し、イノベーションを起こし、広げていける組織づくりを実現します。
行動観察によるイノベーション

ビジネスにおける新たな挑戦を成功に導くには、新たな仮説、新たな価値を生み出すことが重要となります。それまで常識とされてきた枠組みを、新しい視点・発想で前向きに作り直し(リフレーム)、新たな仮説、新たな価値を生み出します。このような「行動観察」の考え方をベースに、実践のプログラムを設計しています。
行動観察を活用したコンサルティング
イノベーション実践事例
シニアをターゲットとした新業態ビジネス策定のご支援
ー 企業視点からユーザー視点への変換による新たな”コミュニティの場”の実現 ー
株式会社ティップネスさま
『シニアも含めた新しい運動コミュニティの新業態、サービスをデザインする』をテーマに、50代(プレシニア)~60代(シニア)のインサイト(深い行動の理解とその心理洞察)の導出から、ターゲット層とそのプログラムやサービスの提供の仕方などから、コミュニティのあり方を共創形式で導出し、新業態のコンセプトからビジネスモデルを創出しました。
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「行動観察」を活用したコンサルティング
行動観察とは、様々な”場”における人の行動を観察し、定性的な事実から非言語化領域のニーズやリスク、暗黙知を導き出す手法。
事実を起点に、これまで常識とされてきた枠組みを新しい視点・発想で前向きに作り直し、新たな仮説、価値を生み出します