エンタープライズ・オープンソース

Linuxに代表されるオープンソースソフトウエア(OSS)は、品質や性能の面で商用製品と比べても、遜色がないレベルになってきています。
コスト面でのメリットばかり強調されているOSSですが、ベンダのサポート切れや、必ずしも必要とされない機能追加のためのバージョンアップなど、商用製品特有の課題から解放されるという大きなメリットもあります。
オージス総研では、これまで「エンタープライズ・オープンソース・センター」において企業システムにOSSを有効かつ安心して適用していけるように、実証試験や技術開発を進めています。

山口 健Takeshi Yamaguchi

1986年東京電機大学工学部卒業
同年独立系SIベンダーに入社。多くの金融系顧客のシステム開発に従事。汎用機のネットワーク関連技術やPC及びワークステーションでの分散処理技術を利用したアーキテクチャ構築及び適用支援を担当。
1994年にオージス総研入社後はオブジェクト指向開発プロジェクトにアーキテクトやコンサルタントとして参画。
現在は執行役員として全社の技術力の向上を支援。

OSS活用方針

OSSに関するオージス総研の取り組み

オープンソースソフトウエアを導入するメリット

IT投資の適正化

ソフトウエア製品を導入するためのコストは、主に以下で構成されます。

「ライセンス費用」
「サポート費用」
「導入作業費用」

オープンソースソフトウエアは、一般的に「ライセンス費用」については無償なものが多いですが、製品に関するサポートが必要な場合は「サポート費用」を支払うことによって、製品に関する技術的な問い合わせや、バグ・セキュリティパッチ等についての情報が受けられます。この費用に関してはサポートを提供する製品やベンダによりサポート価格は様々です。「導入作業費用」については自社のノウハウ不足により、社外のベンダに委託すると、結果的にプロプラエタリな製品導入時コストと変わらないということもありえます。
結局、コストについて言えることは、プロプラエタリソフトウエアと比較して単純にコストが低い・高いということではなく、その企業の状況や適用対象によって必要な製品やサービスを選択して、効率的なコスト抑制を実現できるのが、オープンソースソフトウエアだということです。
例えば、適用製品検討やシステムの開発時は無償のコミュニティ版を利用し、本番運用前にエンタープライズ版でサポート契約を締結し、システムが安定運用できるようになってきた場合や、相対的にシステムの重要性が低くなってきた場合は、サポート契約を停止してコミュニティ版で利用し続けるということも可能です。

体制

OSSコミュニティや開発プロジェクトを通して集積したノウハウを、技術情報やOSSスタックという形で整備し、製品開発やシステムインテグレーションを支援します。

OSSリファレンススタック

オージス総研が取り組むOSSの利用に関して、OSSスタックとして、開発支援、アプリケーションから、運用・監視分野までをカバーした研究活動を行っています。