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[モデリングの勘所 -オブジェクトモデルと実世界-]


オブジェクト指向アプローチによるモデリングを行うと、対象とする実世界をそのまま表現できる、あるいはしやすいと言われます。
しかし実際にモデリングを経験された方の中には、実世界を理解してオブジェクトモデルとして表現するのに苦労をしたり、違和感を感じる方も多いのではないでしょうか?

以下の記事では、実世界とオブジェクトモデルが表現する世界の違いについて、いくつかの切り口からじっくりと考察してみました。
オブジェクトモデラーを目指している方は、是非ご一読ください。

INDEX

第1回 奇妙なクラスと実世界 <1998.10-11>

オブジェクトが協調動作するといっても、銀行口座とカレンダー同士が勝手に話し合って利息を計算してくれる世界って、素朴に考えるとずいぶんと不思議です。 この疑問を追求することで、オブジェクトモデルで表現される振る舞いと実世界の対応関係について考察してみました。★★

第2回 実世界をそのまま表現するモデルとは? <1998.12>

やはり「住所や電話番号が、家や電話の属性ではなく、なぜ人の属性として表現されるのか?」という別な素朴な疑問を通じて、オブジェクトモデルで表現される静的構造と実世界の違いについて考察してみました。★★

第3回 オブジェクト指向は本当に「オブジェクト」指向か? <1999.6>

オブジェクトを分類する (classify) のがクラスです。しかしよくよく調べてみると、クラスはオブジェクトを分類するだけではなさそうです。
ここでは、オブジェクト指向でもっとも基本的な概念である「クラス」と「オブジェクト」の関係について再考してみました。★★★


written by

(株)オージス総研
オブジェクト第一事業部
開発技術コンサルティング室
平澤 章


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