ObjectSquare [2001 年 8 月号]

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オブジェクト指向とコンポーネントによるソフトウェア工学 ― UMLを使って

原題: Using UML: Software Engineering with Objects and Components
ISBN: 4-89471-263-6
出版社: ピアソン・エデュケーション
著者: ペルディタ スティーブンス (Perdita Stevens), ロブ プーリー (Rob Pooley)
監訳: 児玉 公信
出版日: 2000/09/05
ページ: 253


もともと、大学の教科書としてかかれた本だそうです。
そのためか演習問題がたくさんかかれていて、
勉強会の材料にするのもよいと思います。
演習問題がOMTを思い起こさせて、
懐かしくさせる。。。(オブジェクト小僧)

渋い大学ですなぁ。 (カンマス)

渋い本ですよ。良いシステムとは、という問いから始り、オブジェクト指向の基礎、
UMLの文法、モデリング技法、果てはテストや品質管理の問題にも触れています。
ところどころ設問が用意されていますし、後ろの章には、分析の視点、再利用の視点、
設計の視点と様々な視点からモデルの例が載せられています。
なんでこの本を読んでいる人が少ないんだろう。いい本なのに。
UML本で一冊選べといわれたら、絶対、この本を選びます。(オブジェクト小僧)


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