2. モデル・図の作成 |
2.1 設計クラスの導入 |
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それでは、「注文登録コントローラ」、「注文登録画面」、「顧客情報管理システムIF」という3つの新しいクラスを考慮して、シーケンス図を更新してみるとどうなるかな? |
図2.1.1 Chen君が作成したシーケンス図:注文商品が別の配送センターで扱われている場合
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「顧客係」は画面上でいろいろな操作をするので、「顧客係」がメッセージを送るのは「注文登録画面」になると思います。そして、新規注文の作成や予約などの処理については、「注文登録画面」から「注文登録コントローラ」を通して、各オブジェクトがやりとりするようになると思いました。 | |
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そうだね。新しいクラスを含めた場合のオブジェクトのやりとりが正しく描けているね。 | |
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また、クラス図についても更新しました。 | |
図2.1.2 Chen君が更新したクラス図(新規クラス関連部分のみ):注文商品が別の配送センターで扱われている場合
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ここには、新しく追加した3つのクラスに関連している部分だけを示しています。シーケンス図を参考にして作成しました。「注文登録画面」クラスは「注文登録コントローラ」クラスと多重度「1対1」で関連しています。「顧客情報管理システムIF」クラスと「顧客」クラスについても同様です。「注文登録コントローラ」クラスは、「顧客」クラスや「注文」クラスとも関連があります。それぞれ「顧客情報を取得する」、「作成する」という関連名を付けておきました。 | |
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ステレオタイプも付けておいたんだね。うん、こんなクラス図でいいだろう。 | |
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では次に、設計レベルの相互作用について検討しよう。 |