[オージス総研の本]
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合格 Expert シリーズ
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目次 |
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『はじめに』より |
UML に関する資格試験には UML モデリング技能認定試験があります。この試験は(株)オージス総研が実施していた UML 技術者認定制度を拡張し、2003 年 11 月に実施母体を UMTP ( UML モデリング推進協議会)へ移行させたものです。
UML モデリング技能認定試験の特徴は、モデリングを重要視しているところです。UML も普及期を迎え、ただ単に UML の読み書きができるだけではなく、UML を使っていかに分析・設計対象を表現し伝えられるかというスキルが重要になってきました。その意味で、この資格取得はより実践的な技術者になるための 1 ステップとなるでしょう。
UML モデリング技能認定試験は L1 〜 L4 の 4 レベルが予定されています。その一番初級レベルである L1 は T1 と T2 の 2 つの試験に両方合格する事で認定されます。T1 は UML でモデリングを行う上での前提知識を問う試験で、T2 はモデリングの入門的なスキルの試験です。
本書は L1 レベルに対応しています。1 章から 10 章が L1-T1 に、11 章から 16 章が L1 − T2 に対応しています。各章は出題カテゴリで必要とされる用語や概念に関する説明、問題および解答で構成されています。
説明部分は見開き 2 ページで 1 項目を取り上げ、重要度、まとめ、発展知識を付記しました。知識の整理に役立てて下さい。
問題部分は、本試験の模擬問題になります。数をこなすことで、合格レベル到達できることでしょう。付属の CD-ROM に収録されている CB-Trainer は実際の試験形式に合わせて本書の問題を解くことができるソフトです。ぜひ使いこなして、合格を目指してください。
最後に、本書を出版するにあたり、協力および便宜を図って頂いた社内外の方々にこの場を借りてお礼申し上げます。
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