[ 2006 年 8 月号 ]
ObjectSquare

[特別企画]


Web 2.0 の現場に聞く

〜 リクルートの Web サービス 〜

株式会社 オージス総研
技術部
黒田 洋介


これまで、Web サービス(Web API)というと GoogleAmazonYahoo!はてななど、インターネット関連企業が提供するというイメージがありました。ところが、2006 年 6 月に入ってから、リクルートから 4 種類*1 の Web サービスがリリースされ、じゃらんnetフロム・エーなど生活に身近なサービスが、Web サービスとして利用できるようになりました。生活に身近なサービスが Web サービス化され、Web 2.0 がより生活に近いところで展開されるようになったのです。

そこで、オブジェクトの広場では、実際に、リクルートでじゃらんnet の Web サービスの構築に携わっている飯田さんと、 Web サービスの企画に関わっている八木さんに Web サービスについてインタビューを行いました。

*1 カーセンサー・ラボ.net API、スマッチWeb サービス、じゃらんnet 宿表示API、フロムエー・ナビ API


はじめに

-- 御社では、Web 2.0 への取り組みということで、6 月に入ってから 4 種類の Web サービスをリリースされたと伺いました。御社が提供されているような生活に身近なサービスが、Web 2.0 を意識し始めているということは、いよいよ Web 2.0 が生活に入り込み始めたと感じさせるものがあります。今日は、新しく公開された Web サービスと Web 2.0 についてお聞かせください。よろしくお願いします。

八木さん、飯田さん

よろしくお願いします。

-- まずは簡単に自己紹介をお願いします。

飯田さん

飯田さん

私は弊社のシステム担当部署である FIT(Federation of IT)に所属し、ベンダーさんのご協力のもと、今回のじゃらんnet 宿表示API 他、じゃらんnet のプロジェクト運営やサイト構築に携わっています。
八木さん

八木さん

私もFITのメンバーなのですが、私はFIT内の「BIコラボレーション委員会*2」に所属しています。BIコラボレーション委員会では、弊社が運営する各事業に対して、ITをベースにした企画・ソリューションの提案を行っています。また、弊社提供の Web サービスを利用したマッシュアップ作品のコンテスト「Sun×RECRUIT Mash up Award」など新しい取り組みにもチャレンジしています。

*2 BI の、B は Business、I は IT で、ビジネスとITの橋渡しという意味とのことです。

じゃらんnet API

-- 基本的な質問になってしまいますが、じゃらんnet の Web サービスとはどのようなものでしょうか?

飯田さん

じゃらんnet の Web サービスは、URL にパラメータ(問い合わせ文字列)を与えると、検索結果として XML が出力される方式をとっています。URL に渡すパラメータを操作することで、じゃらんnet 独自で持っている「宿こだわり条件」(検索結果絞込条件)を使うこともできます。「宿こだわり条件」には、宿泊施設のエリアや設備で絞り込む機能などがあります。

-- ちなみに、この Web サービスを応用するとどんなことができるのでしょうか?

飯田さん

例えば、じゃらんnet の Web サービスは、緯度・経度を含んだデータを返します。経度・緯度の情報を利用すれば、宿の位置を地図にプロットすることができます。また、検索結果を工夫することで、例えば温泉に特化した情報サイトの構築もできます。
これらの機能を活かせば、ユーザー個人個人の目的や趣向に合ったサイトを作成することができると考えています。

実際、Web サービスはどんなもの?

Web サービスと一口に言っても、なかなか実感が持てません。そこで、今日紹介するじゃらんnet API を実際に使ってみて Web サービスの雰囲気を実感してみてください。まずは、以下の URI をブラウザから開いてみてください。品川・高輪・天王洲付近の宿データ(XML 形式)が表示されます。

今回使った URL のパラメータは以下のとおりです。

パラメータ名 説明
key API を利用するためのキー。
s_area 小エリアコード。2006/8/3 現在、137105 は東京の品川・高輪・天王洲周辺。

URL「https://jws.jalan.net/APILite/HotelSearch/V1/」にパラメータを渡すことで、返される XML データが変化します。パラメータのマニュアルエリアコード対応表を参照しながら、パラメータを変更すると、検索結果を操作することができます。いろいろと実験してみてください。

アプリケーションからアクセスしても同様の XML データを取得することができるので、このデータを加工すれば、じゃらんnet が貯えている宿データを使った独自のサービスを開発することができます。

また、RMC(リクルートメディアコミュニケーションズ)の「たたみラボ」では、じゃらんの Web サービスを利用したサンプルサイト「シンプル宿検索 by じゃらんnet」を提供しています。ソースコード(AJAX + Perl)も公開されているため、見比べながら学習すると、さらに理解が進むでしょう。

シンプル宿検索 by じゃらんnet
たたみラボのシンプル宿検索 by じゃらんnet

-- どのような意図でじゃらんnet API を設計したかお話いただけますか?

飯田さん

近年の傾向として「ユーザーメディア」や「スモールパブリッシャー」と呼ばれる発言力をもった個人のメディアが拡大しています。そのメディアには、様々な潜在ユーザー(本来の目的を別にもっているユーザー)の情報収集や、行動を喚起する力があると考えます。
現在のじゃらんnetだけではリーチできない、個人個人の目的・趣向に合ったサービスを提供すること、また開発者の方々にはじゃらんnetAPIを使ってよりメディアを充実していただくことができるのではないかという意図に基づいて設計いたしました。

-- Web サービスの設計を行うにあたって、既存の Web サービスで、意識したものはありますか?

飯田さん

Amazon や Yahoo! 等、他サイトで既に提供しているサービスは意識していました。データの返し方、アカウント登録の内容など、どのような方式になっているか等を分析した上で、じゃらんnet API ではどのような方式・内容にするのが最適か検討を行いました。

-- Web サービスは REST 形式(POX over HTTP)とのことでした。REST を選択した理由などをお話いただけますか?

飯田さん

REST か SOAP かを考えたときに、一般的に REST が広く使われているということ、開発者の皆様の負担が少なくて済むこと等から、今回は REST を選択いたしました。

-- Web サービスの中には特定の言語に対して便利なライブラリを提供しているところもあります。御社サービスでは、特に意識している開発言語や環境はありますか? 例えば、特定の環境にライブラリを提供するなど。

飯田さん

特定の開発言語は想定していません。広く汎用的に使っていただける API を設計しました。ただ、サービスの開始を優先したためまだ準備できていませんが、ライブラリの公開に関しては、今後順次対応していきたいと考えています。

REST と POX over HTTP

じゃらんnet API は REST 形式(POX over HTTP)の Web サービスです。厳密に言うと、REST ではなく、POX over HTTP や XML over HTTP と呼ばれる形式です。POX over HTTP(Plain Old XML over HTTP)とは、HTTP の GET メソッドに対して、シンプルな XML を返すような Web API を指します。

REST とは、Web が成功した要因を分析し、アーキテクチャスタイルとしてまとめたものです。アーキテクチャスタイル*3 ですからアーキテクチャに対するいくつかの制約と構造から成り立っています。POX over HTTP は一種のプロトコルですから、POX over HTTP と REST は観点が異なります。では、なぜ POX over HTTP 形式の Web サービスを REST 形式の Web サービスと呼ぶようになったのでしょうか。

これは、いくつかの有名な POX over HTTP 形式の Web サービスが、REST 形式を名乗ったため、両者が混同されるようになってしまったようです。今となっては、REST 形式の Web サービスという表現の方が有名になってしまった感があり、新しく公開される POX over HTTP 形式の Web サービスは REST 形式と呼ばれることが多くなっています。

*3 アーキテクチャスタイルとパターンは非常によく似た概念です。あえて違いを挙げるとすれば、パターンの方がより課題指向であることです。

じゃらんnet
じゃらんnet

Web サービスを提供するシステム

-- Web サービスを提供しているシステムのハードウェア構成やプラットフォームなどはどのようになっているのでしょうか?

飯田さん

詳しくは公開できないのですが、パフォーマンスと安定性を考慮した構成を採用しております。また、多くのリクエストを処理しなければならないので、Web サーバーを複数台設置しております。

-- Web サービスを提供する際、技術的に難しいことは何でしょうか?

飯田さん

じゃらんnet で通常行っている検索から、結果を返す部分を XML として返すということですので、技術的にはさほど難しくはありません。ただあえてあげるとすると、表示項目・入出力項目の選定などの要件を決めるところと、情報を公開する上でのセキュリティ対策に頭を悩ませました。

-- なるほど。すると一番難しいことはなんでしょうか?

飯田さん

一番難しいことは、情報公開してそれをビジネスとして成立させることです。Web サイトの運営者の方々とじゃらんnet のビジネス双方にメリットがあるサービスにすることを考えることが、重要課題であったと思っています。

-- ははあ、やはり一番難しいところはビジネス的な面にありそうですね。ちなみに、セキュリティ対策というと、具体的にはどのようなものでしょうか?

飯田さん

詳しくは公開できませんが、例えば、基本的な入力のチェックを処理の前に行うことにより、不正な入力情報をそのままDBに渡すようなことを防いでいます。セキュリティに関しましては、今回のサービスの開発にあたり、専門家に相談に乗っていただきました。

技術的には新しくない? Web サービスの開発

-- Webサービスの開発にあたって、かかった人数・工数などはどれくらいかかったかわかりますか?

飯田さん

かかった人数は、じゃらんnet 企画・システム担当 2 人、ベンダーさん 7 人ほどで、工数は10人月程度になります。

-- 規模的にはむしろ小さな開発なんですね。Webサービスを開発するにあたっては、技術的に何か新しいものはありましたか?

飯田さん

特に技術的に目新しいものは取り入れませんでした。

-- Web サービスを提供するシステムを実装することによって、従来の Web サイトのシステムが技術的にどこが変わったか教えていただけますか?

飯田さん

従来のサイトには影響がなく、変わったところはありません。

--影響がないということは、別システムにわけているということでしょうか?

飯田さん

はい。Web サービスに大量のアクセスが発生した場合でも、じゃらんnet には影響が出ないようにするために、じゃらんnet とは完全に別サーバーでじゃらんnet API を動かしています。

-- 運用面の質問なのですが、こういった Web サービスを公開すると、大量のアクセスが発生するのではないかと思います。API に対するリクエスト数、トランザクション数など、システムに対する負荷がどれくらい増えたかなどはわかりますか?

飯田さん

API に対するリクエストについては、7/13 現在で 20 万強(6/16 〜 7/13 の合計)になりました。また、まだサービスを開始して間も無いため、同時接続数に関する問題などは出ていません。
スマッチ!
スマッチ!

Web サービスを公開したワケ

-- Web サービスに注目したきっかけはなんだったのでしょうか?

八木さん

Amazon、Google 等のビッグプレイヤーが Web サービスを公開したことによって、Web サービスの利用が活発化し、Web サービスを扱うことができる方が増えたからです。

-- Web サービスを公開したねらいについてお聞かせください。

八木さん

弊社は様々な領域において、質・量ともに優れた情報を持っていますが、これまでは弊社の運営するメディアでしかその情報を活用していませんでした。しかし、今後は、Web サービスを通じ、情報サービス運営者の皆さまに弊社の情報をご活用いただくことが大切だと考えています。
情報サービス運営者の皆さまから、一般ユーザーの皆様に、弊社の Web サービスを活用した便利なサービスを提供していただき、弊社のクライアント様にはさらに大きな反響をお返しできれば、と考え、Web サービスを公開致しました。

-- しかし、Web サービスを公開すると、宿などの貴重な情報を無料で公開することになります。そういった面で議論になることはありませんでしたか?

八木さん

おっしゃるとおり、Webサービスの開放は、弊社が収集した貴重な情報を一般に公開することになりますので、社内では様々な議論が交わされました。

-- やはり。議論で挙がった話題を聞かせていただけますか?

八木さん

反対意見として多かったのは、弊社の情報サービスの競合優位性を損なう可能性があるというものでした。弊社の競合優位性の一つとして、弊社が収集した質・量ともにレベルの高い情報を、雑誌や Web サイトに掲載するというものがあります。Web サービスで情報を公開してしまうと、この競合優位性が崩れてしまうかもしれません。
しかし、弊社のビジネスは、広告料をお支払いいただいたクライアント様に、商品購入や資料請求などの効果をお返しすることによって成り立っています。そこで、情報公開のリスクをとったとしても、公開された情報を利用してクライアント様に効果をお返しできれば、ビジネスとして成立します。
Web サービスを通じて情報を公開すると、他サイト・サービスとの提携・連携の可能性が広がります。これにより、弊社サイト・弊社の情報へのリーチが拡大し、従来よりさらに大きな反響をクライアント様にお返しすることができます。
つまり、Web サービスを公開することで、サイトの運営者様・そのサイトの利用者様・クライアント様・リクルートの4者ともにメリットがあると考え、公開に踏み切りました。

-- 今回 Web サービスを公開したサービスは 4 種類です。御社にはたくさんのサービスがありますが、この 4 つ選択したことには何か理由があるのでしょうか?

八木さん

特に理由はありません。弊社では様々なサービスが運営されていますが、それぞれが独立して意思決定を行っています。Web サービスの提供に関しても同様に独立した意思決定を行い、4つのサービスにおいてWebサービスの提供が開始されました。

-- 独立して意思決定を行ったということは、たまたま 4 つの Web サービスが同時期にリリースされたということでしょうか?

八木さん

「Sun×RECRUIT Mash up Award」の開催にあわせてリリースした、という理由も大きいかと思います。
ただ、このコンテストのためだけに、Webサービスをリリースしたわけではありませんので、このコンテストの開催によって事業側が刺激を受け、それぞれリリースを決定した、とご理解いただければと思います。
Sun×RECRUIT Mash up Award
Sun×RECRUIT Mash up Award

Web サービスのコンテスト

-- 先ほどお話に出ました「Sun×RECRUIT Mash up Award」とは、どのようなコンテストなのでしょうか?

八木さん

サン・マイクロシステムズ株式会社様のテクノロジー(NetBeansSun Java Studio Creator 2 などの開発ツール)と、弊社の Web サービスによって提供される情報コンテンツを利用し、その他の Web サービス・コンテンツとマッシュアップすることで、新たな情報サービスを制作し、コンテスト形式でその作品を競い合うというコンテストです。
コンテストの目的は、弊社としては、(1) 弊社の情報コンテンツを最大限にご活用いただくこと、(2) 弊社の Web サービスの認知度を向上させること、(3) サイト運営者様とのリレーションを強化させること、だと考えています。

-- 社会的には Web サービスを普及させる効果もありそうですね。コンテストの開催に到った経緯をお話いただけますか?

八木さん

ちょっとした雑談として、サン様に弊社での Web サービス提供の話をさせていただいたところ、サン様に興味を持っていただき、このコンテストの企画につながりました。

-- 雑談からですか。それもマッシュアップみたいですね(笑)。

マッシュアップとは?

マッシュアップとはどのようなものでしょうか。元々、マッシュアップという言葉は、ヒップホップ系の DJ 用語で、複数の曲を混ぜ合わせて新しい曲を作ることを指していました。転じて、IT 業界ではさまざまな Web サービスから得た情報を混ぜ合わせて新しいサービスを構築することを、マッシュアップと呼ぶようになりました。

今回の例でいえば、地図を配信する Web サービス(例:Google マップ)と、じゃらんnet API を組み合わせることで、地図上に宿をマッピングするというサービスを作成するとします。これが、マッシュアップです。複数の Web サービスを混ぜ合わせて新しいサービスを提供するわけです。さらに、娯楽施設の Web サービスなどと組み合わせて、旅行ハンドブックの Web 版・・・というようなこともできるかもしれませんね。

じゃらんnet
スマッチ 住まいの達人ブログ

ここでは、テーマごとにブログからトラックバックを集めている。ページ右側のスペースでは、トラックバック数の多いテーマの文字を大きく表示しており、文字の大きさからテーマの注目度を知ることができる。

Web 2.0 に対する取り組み

-- 従来の Web 上のサービスと Web 2.0 的なサービスとの違いについて具体的にお話をいただけますでしょうか?

八木さん

従来のサービスは、サイト運営側がパブリッシャーとしてコンテンツを作り、ユーザーに対してマスメディア的に情報サービスを提供してきました。一方、Web 2.0 的サービスでは、ユーザーがサービスの主役となってコンテンツを作り出し、サイト運営側はユーザー主導で運営される情報サービスのためのインフラ(例:Wiki、SNS)を提供するケースが多いです。

また、ITの活用により、サービスが自動化(例:Google Adsense)・分散化(例:Web サービス)されることが多いという点も特徴的です。Web 2.0 とは様々な要素を含むワードですので、Web 2.0 的とよばれるサービスに全ての要素が含まれるわけではありませんが、これらの要素を一つでも色濃く持っているサービスが Web 2.0 的サービスと呼ばれています。

弊社では、ユーザー参加型サービスの導入や、Web サービスの提供、直感的に操作できるユーザーインターフェースの開発などに取り組んでいます。特に Web 2.0 的な要素が際立っているサービスとしては、Smatch が挙げられるかと思います。このサービスでは、ユーザー参加型サービスである「住まいの相談室」、直感的に操作ができるユーザーインターフェース、Web サービスなどを提供しています。

--「住まいの相談室」というと、住まいの疑問・問題などをユーザー同士で答え合う一種のコミュニティサイトのようなサービスですよね。直感的なユーザーインターフェースというと、どのようなものでしょうか?

八木さん

ユーザーが、利用方法を考えなくても自然に操作ができるインターフェースのことを指しています。Smatch パワーサーチでは、利用したい機能のウィンドウの位置をブラウザ上でドラッグ&ドロップできます。また、Smatch サーチ beta では、地図から簡単に不動産検索ができます。

-- 最後に、Web 2.0 とは限らないのですが、次世代のインターネットサービスとして、次に挑戦するとしたらどのような企画が考えられるか、お聞かせいただけますか?

八木さん

かなりざっくりしてしまいますが、 あたりかと思います。

-- 今日はありがとうございました。

Web 2.0 とは?

-- 基本的な質問になりますが、Web 2.0 について聞かせてください。Web 2.0 とはどのようなものでしょうか?

八木さん

Web 2.0 とはとても曖昧なワードで、人によって様々に解釈されています。Web 2.0 の提唱者、ティム・オライリーによれば、Web 2.0 を構成する要素には以下の7つの要素があります。
  • Folksonomy:ユーザーの手で情報を分類する
  • Rich User Experiences:直感的に操作ができる
  • User as contributor:ユーザーが情報サービスへの貢献者となる
  • Long tail:ロングテイル
  • Participation:ユーザーが参加する
  • Radical Trust:ユーザーへの信頼
  • Radical Decentralization:進歩的分散志向
なお、Web 2.0 的だといわれるサービスが、すべてこの 7 要素を満たしているわけではありません。今回テーマである「Web サービス」は、この 7 要素のうちの 1 つである「進歩的分散志向」という要素に該当するかと考えています。

参考サイト


オージス総研がお手伝いできること

当社では「Web API公開基盤構築ソリューション」サービスを提供しています。

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