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[技術講座]


レガシーマイグレーション


Java WORLD (2004 年 4 月号)の特集記事 「COBOL → J2EE システム移行ガイド」は、現行の情報システム資産を将来に渡り有効活用するためのレガシーマイグレーションについて解説したものです。主に、レガシーマイグレーションを進めるに当たり Java 技術者が知っておくべき COBOL やメインフレームの技術について解説しています。

Java WORLD では日立製作所様と東京国際大学の堀内先生と分担執筆したものですが、ここではオージス総研の担当した「レガシーマイグレーション概説」と「レガシーシステムの設計手法」について IDG ジャパン様の承認を得て掲載しています。

レガシーマイグレーション概説

本稿では、レガシーマイグレーションの概要、レガシーマイグレーションを行ううえで、Java 開発者に求められる"メインフレーム文化"に関する知識を俯瞰したうえで、レガシーマイグレーションで必要とされるアーキテクチャ指向の移行プロセスを紹介し、そこで利用可能な技術やツールについて説明します。

レガシーシステムの設計手法

COBOL 技術者の引退などによって、Java 技術者には今後、レガシーマイグレーションの業務が増えそうです。しかし、Java 技術者の文化と、レガシーシステムの文化は異なります。多くのレガシーシステムは、データ中心アプローチやプロセス中心アプローチという開発手法に基づいて開発されてきました。したがって、レガシーシステムの仕様を理解するには、従来アプローチの特徴を知っておく必要があります。そこで本稿では、オブジェクト指向アプローチと従来アプローチの基本的な考え方を比較します。また、各アプローチのドキュメントを比較して、レガシーシステムの仕様を把握するためのポイントを説明します。



※本両記事は、『Java WORLD』 2004 年 4 月号に掲載された「レガシーマイグレーション概説」と「レガシー・システムの設計手法」を加筆、修正したものです。


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