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[1998 年 11 月号] |
[Happy Squeaking!!]
2.Squeak の入手
2.1 Squeak とは?
フリーのSmalltalkの実装です。現在フリーのSmalltalkはSqueakのほかにも幾つかあります。そんな中でSqueakを選んでいるのは、やはりちょっとした理由があります。
●マルチプラットフォーム
Squeakは様々なプラットフォームで動作しますので、多くの方に実際に試してみていただくことができます。
・ Windows-NT
・ Windows-95
・ Dos
・ Windows-CE
・ Macintosh
・ OS/2
・ Acorn
・ BeOS
・ UNIX
・ Linux
・ Zaurus
Javaと同じようにVM上で動作しますので、ソースコードは、これらのプラットフォームで全て共通になります。
● 血筋が良い
Squeakの設計者には、Dan Ingalls、Alan Kayといった、Smalltalk-80のオリジナルの開発に携わったメンバーが含まれています。商用のSmalltalkに比べてもクラスライブラリは非常に奇麗です。
● コンパクト
一昔前のマシンでも快適な速度で動作します。ディスク容量も10Mもあれば十分です。マシン環境が整っていなくても大丈夫!!
Squeakという語はハツカネズミなどがチューチューなく声を表すのですが、まさにそうしたかわいい雰囲気を持っています。
● オープン
ソースコードは、VMも含めてすべて公開されています。多くのコミュニティがメーリングリストなどを通じて活発な議論を行い、Squeakの発展に貢献しています。
ここではSqueakの生い立ちについてこれ以上の詳しい解説はしません。
興味のある方は、umejavaさんのSqueak紹介ページを見てください.。
(https://www.mars.dti.ne.jp/~umejava/smalltalk/squeak/index.html)
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