去る 6 月に米国テキサス州オースチンで開催された UML & DesignWorld 2005 を聴講しに、渡米しました。カンファレンスでは、モデル駆動開発の方式としてMDA (Model Driven Architecture)、DSL(Domain Specific Languages)、Software Factoriesのどれが優れているか白熱した議論が展開され、非常にエキサイティングでした。それらの論者に対抗して、Scott Amblerさんも果敢にも開発の実務に役立つモデリング言語を皆でオープンソース的に作ろうというOpen UMLという取り組みを提案していました。モデリング技術の発展が再びホットになりつつあり、心躍る今日この頃です。今月号のオブジェクトの広場もモデリング論争に負けずにホットな記事満載です。今月号をお楽しみください。 ( 2005.08.04 )
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OO エンジニアの輪 〜 第 31 回 萩本 順三 さんの巻 〜
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今回のゲストは、豆蔵の 萩本 順三 さんです。萩本さんは、開発方法論 Drop を作ったことで有名なオブジェクト指向エンジニアです。また、Java 用分散オブジェクト技術 HORB の開発にも携わっておられました。今回のインタビューでは、現在、取り組んでおられる要求開発を中心に語っていただきながら、オブジェクト指向との関係性についても教えていただきました。萩本さんのオブジェクト指向に関する深い洞察は必読です。
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ETロボコン 2005 参戦記
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さる 7 月 2 日 ( 土 )、 3 日 ( 日 ) に ET ロボコンが開催されました。この ET ロボコンは、通常のロボットコンテストとは異なり、実際の競技だけでなく、ロボットを作成するためのモデリング能力の優劣も競い合うもので、組み込み分野における分析・設計モデリング能力の教育効果を狙って毎年開催されています。( 昨年までは UML ロボコンとして開催されていました。 ) 参加チーム数が過去最高となった今年は、例年以上に熱く激しい闘いが繰り広げられました。本記事では、競技部門、モデル部門のそれぞれで優勝したチーム、大学生のチーム、弊社新人チームの参戦記、および実行委員会の一部の方のコメントをお届けします。それぞれに個性的で面白い内容になっていますので、どうぞお楽しみください。
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オージス総研の本 『 オブジェクト開発の神髄 』
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Java及び.NETをビジネス系開発者向けのモデリングを中心としたオブジェクト開発の教科書である「オブジェクト開発の神髄」の内容を紹介します。アジャイルな開発者がモデリングを勉強するのにもお勧めの書籍です。なお、本記事の最後に「オブジェクト開発の神髄」の読者プレゼントのご案内もありますので、奮ってご応募ください
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今月のおすすめ [ オブジェクト指向は本当に「オブジェクト」指向か ? ]
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オブジェクト指向を使って現実世界を忠実に実装しようとしてもうまくいかなかったという経験はありませんか?本記事では、オブジェクト指向言語の世界と現実世界との違いが丁寧かつシンプルに解説されています。オブジェクト指向の概念と実装のギャップに戸惑いを感じている方におすすめです。 |
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