2015
7
月号

今年も半分が過ぎましたね。皆さまいかがお過ごしでしょうか。
今月号は新連載となるDtoDに基づくアジャイル要求入門(第1回)、組織デザイン思考(第2回)、プロジェクト測定実践記(番外編)、そして、シリコンバレーとシンガポール駐在社員による現地レポート2本をお届けします。今月もオブジェクトの広場をお楽しみください。(2015.7.9)

DtoDに基づくアジャイル要求入門 第1回:DtoDが登場した背景とDtoDの基本概念

本記事では、アジャイルなプロダクトの計画策定や分析に役立つ DtoD (Discover to Deliver)というフレームワークの概要を説明します。本記事の前半では、DtoDが登場した背景を説明し、後半ではDtoDの基本概念であるビジョン、目的、目標、価値観点の概要を説明します。

組織デザイン思考による組織づくり 第三回:組織デザイン思考 問題定義ステップ

組織デザイン思考は生き生きと自律した組織づくりのための手法です。連載二回目は共感ステップのツールと進め方を紹介しました。三回目のこの記事では共感ステップのおさらいと、問題定義ステップについて解説します。

プロジェクト測定実践記[番外編]COSMIC法とCoBRA法を組み合わせた工数見積りの改善~改善内容とCoBRA法活用ポイント~

CoBRA法はソフトウェア開発の見積りモデルを構築する手法です。筆者らは2013年後半からCoBRA法に基づく工数見積りに取り組んで初回見積りモデルを構築し、その後、精度を上げるため見積りモデルの改善を行いました。本記事では見積りモデルの改善で行った内容と結果を説明した上で、私たちが考えているCoBRA法を活用するポイントをご紹介します。

[レポート]Maker Faire Bay Area 2015 - クリエイティブな仲間が集う世界最大の Maker のための祭典

カリフォルニアのベイエリア(シリコンバレーのあるサンフランシスコ湾岸地域)でMaker Faire Bay Area 2015が開催されました。Maker Faireとは、企業だけでなく、個人の Maker(作り手)による作品の出展などもある展示会のようなものです。昨年の参加者は21万人以上という大規模なイベントです。ビジネスの香りはそれほど強くなく、子供を連れた家族連れがかなり多い、緩やかな雰囲気のイベントでした。本記事では、筆者が参加したMaker Faire Bay Area 2015について紹介したいと思います。

[レポート]CommunicaAsia2015 - CIOが意識すべきアジアのIoT、クラウド、ビッグデータの動向と課題

2015/6/2-4にシンガポールはマリナ・ベイ・サンズ、コンベンションホールでCommunicaAsia2015というCIO向けカンファレンスが開催されました。本記事では、本カンファレンスよりアジア地域におけるIoT、クラウド、ビッグデータに関する動向、課題、今後の展望などをご紹介します。

(入門)~ (上級)

8月号は、8月6日頃の公開予定です。

[From Editors]

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