オブジェクトの広場はオージス総研グループのエンジニアによる技術発表サイトです

2025
2
月号

今月もオブジェクトの広場をどうぞお楽しみください。記事に対する感想は、ぜひ公式Facebookページのコメント欄までお願いいたします。(2025.02.26)

システムズエンジニアリング専門家によるSysML v2徹底解説 第一回:SysML v2の登場背景やコンセプトを知る

製造業を中心に近年「モデルベースシステムズエンジニアリング(MBSE)」に取り組む企業や組織が増えています。当社の見解では、2025年現在、日本のMBSEも「キャズムの壁」を超えて広く普及していると考えます。すなわちMBSEは"新しい物好きのお試し"ではなく、効果の最大化・効率化の取り組みや議論が活発に行われている状況だと考えています。そんな中、MBSEに使われるシステムモデリング言語SysMLの新バージョンv2が発表されました。SysML v2は我々のMBSEをどう変えて、どう良くなるのでしょうか? この連載ではSysML v2のリリース後、業界での利活用に乗り遅れないために、基本的な情報から新しい構成要素の紹介や、今まで使っていたSysML v1とv2の変換を紹介していきます。初回である今回は「SysML v2の登場背景やコンセプト」を説明します。

2月号は、2月下旬頃の公開予定です。

From Editors
先日の直木賞を「藍を継ぐ海」が受賞したことや、「宙わたる教室」がドラマ化されたことで、伊予原新さんの知名度がだいぶ上がったのかなと思っているのですが、彼の作品は読後に少し優しい気持ちになれるところが好きです。さて、話は直木賞を受賞した「藍を継ぐ海」に戻しますが、日本各地を舞台にした短編集なので、受賞したことで舞台となった各地の皆さまも喜んでいるようなので、もう少し暖かくなったら、ファンとしては聖地巡りしてみたいな、と思っているところです。(くま)