12月に開催するオージス総研主催 第16回 大学生・大学院生を対象としたソフトウェアコンテストのグローバル部門でプレゼンテーションするOGIS Philippines, Inc.代表の選考のため、OGIS IGNITE PHILIPPINES 2025 FINALが2025年10月9日(木)にフィリピン、マニラで行われました。本レポートでは当日の様子をご紹介します。

OGIS Philippines, Inc. FIT Academyとは?
OGIS IGNITE PHILIPPINES 2025は、OGIS Philippines, Inc.(以下、OGIS-PH) FIT Academyの主催で実施されました。
OGIS-PHはこの2月にオージス総研グループ入りしたフィリピンのマニラに本社があり、フィリピンを中心に東南アジア地域において基幹業務システム(ERP)のパッケージ商品の導入・運用支援を中心とした事業を行っている事業会社です。
FIT Academy(以下FIT)は、OGIS-PHで教育事業を行っているビジネスユニット(以下BU)であり、大学向けのAcademic Partnership Programを中心とした教育コンテンツの開発・提供を行っています。今回のOGIS IGNITE PHILIPPINESは、FITのパートナーである約80校の大学向けに開催されました。
コンテスト概要
OGIS IGNITE PHILIPPINES 2025は、12月に開催するオージス総研主催、第16回 大学生・大学院生を対象としたソフトウェアコンテストのグローバル部門でプレゼンテーションするOGIS-PH代表のチームを選出するために行われました。
そのため、日本と同じ「シュルレアリスム」というテーマと関連するソフトウェアのユニークで革新的なアイディアを募集しました。初回であり、エントリー期間が約1か月と短かったにも関わらず、11校13チームのエントリーがあり、書類選考上位の5校が今回のファイナルに進出しました。


ファイナルの様子
ファイナルは、10月9日(木)AIMカンファレンスセンター(マニラ マカティ)で開催されました。会場参加だけでなく、Zoomによるオンライン参加の観覧者もおり、関心の高さが窺えました。
本選では書類審査を通過した5作品のプレゼンが行われました。会場には、マニラ近郊だけでなく、ビコル地方からのチームも集まりました。

定刻になりファイナルの開幕です。冒頭の福岡社長からタガログ語を交えて参加者に対する感謝と激励のスピーチの後、BUヘッドのグラディスからOGIS IGNITE PHILIPPINESの位置づけが紹介されました。審査は、当社からの出向者も含め、OGIS-PH幹部と当社社員による全5名の審査員で行いました。

各チーム20分の持ち時間のプレゼンの後、質疑を行いました。プレゼンには、ソフトウェアのデモや、CM、寸劇も含まれ、各チーム工夫が凝らされたものでした。

全5チームのプレゼンの終了後、BUヘッドのグラディスから参加証が贈呈され、審査結果の集計を待つ間、ロビーで懇親会が行われました。参加者からは、他のプログラムコンテストと異なり、アイディアを競う本コンテストは非常にユニークなものであったことや、副賞が日本でのプレゼンテーションであることがモチベーションを高めたという声がありました。


OGIS-PHのマネージングディレクターのカーウィンから、AI時代の変化においてますますアイディアが大切になっていくとのメッセージが発せられるとともに、よりよいプレゼンテーションにするためのコツも共有されました。
引き続き、一同が注目する中、審査結果が発表されました。1位と2位は5ポイント差、2位と3位も5ポイント差という非常に僅差であったことが伝えられました。


受賞チームは、12月2日の第16回 大学生・大学院生を対象としたソフトウェアコンテストで作品のプレゼンテーションを行います。
本コンテストへの参加が、参加者の経験の場となるとともに、フィリピンの学生における日本のイメージの向上につながれば幸いです。

