HOME > キャリアインタビュー:小林 祐介
2003年入社
ソリューション開発本部
データアナリシス部
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オージス総研に入社することを決めたのには、3つの理由がありました。まず、面接などで話を聞くなかで、任される仕事の裁量が大きいと感じたこと。次に、自分の努力次第で活躍できるフィールドを選べること。最後に、海外の先進技術をキャッチアップしている会社の姿勢にも魅力を感じました。これらの理由から、仕事を通じて自分が大きく成長できそうだと考えました。入社後、配属先であるパッケージの導入を支援する部門でプログラミングの研修を受けました。その後、ERPパッケージの導入やアップグレードの案件に携わりました。やはり、仕事となると、学生時代につくっていたものとはまったく違います。当然のことながら、求められる品質をクリアしたうえでお客様に納品しなければなりません。はじめて参画した案件に、プロとしての大きな責任を感じました。自分がつくったアドオンプログラムやアップグレードチェックツールをお客様の業務で使っていただいたときの喜びは、今でも覚えています。
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その後、部門内で、新ソリューションを立ち上げることになり、自ら手を挙げ参画しました。このソリューション以外でも、パッケージではなくスクラッチ開発でシステムを構築する案件も経験しました。両方とも、要件定義から本番稼働までの業務全般に携わりました。ここでは、お客様の業務を深く理解することがシステム開発のポイントになると肌身で感じました。これらの案件がきっかけとなり、上流工程の仕事に携わるようになりました。ちょうどその頃、「大手企業様の大規模プロジェクトをマネジメント支援する案件」と、「コンサルタント向けの長期間外部講習」の話が同時に舞い込んできました。自分自身を成長させるにはどちらも良い経験になるはず。考えた結果、「大手企業様の大規模プロジェクトをマネジメント支援する案件」を選択しました。20代で大規模案件のマネジメント支援に携われる貴重な機会であることと、早い段階でより高いレベルの仕事に挑戦できるところに、価値があると考えたからです。
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「大手企業様の大規模プロジェクトをマネジメント支援する案件」は、私にとって、はじめての大きなプロジェクトへの参画となりました。このプロジェクトのミッションは、ダウンタイムを最小化して複数のシステムを安全に同時更新すること。そして私の役割は、プロジェクトマネジメントオフィスとして、お客様の立場でプロジェクトを支援することでした。具体的には、課題を解決するための調整、社内外のメンバーを動きやすくするための段取り、進捗の可視化といった業務です。プロジェクトの計画における各関係者との擦り合わせや、協力関係にあるコンサルタントとの交渉など、さまざまな調整を多岐にわたり行っていく難しさがありました。その反面、多岐にわたる調整を同時に行いながら案件を推進していくスキルは、このプロジェクトで身についたように思います。そういった調整のスキルは、後にJDMCのデータマネジメント賞・大賞をいただく案件「大阪ガス様のデータ利活用基盤(DUSH)の構想・構築」にも大いに役立ちました。この案件では、プロジェクトマネジメントの経験を活かすとともに、方針やルールをゼロから検討していくことにやりがいを感じました。そして、この大阪ガス様案件でのデータ利活用およびデータ分析の経験をナレッジとしてドキュメントにとりまとめたことが、今、私が提供しているコンサルティングサービスの一部につながっています。
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現在私は、お客様のデータ分析を構想段階から支援する部門に所属しています。そして、オージス総研が保有するデータ利活用のコンサルティングサービスメニューを拡大し、「データ分析戦略フレームワーク」を用いて、お客様と直接お話をし、課題を見つけ、解決に向けて尽力しています。キャリアを積み重ねるごとにお客様のビジネス課題をダイレクトにお聞きする機会が多くなり、お客様との距離が一層近くなっている実感があります。お客様と膝を突き合わせて仕事を進めていくわけですから、よりよい人間関係づくりはもちろん大切にしています。そしてこれまで以上にお客様の業務を深く理解することが大切だと考えています。仕事には厳しさはつきものですし、難しい局面もありますが、自分の仕事に対するお客様の反応を直で感じられるやりがいと魅力があります。これまでのキャリアを振り返ると、新しい仕事が入ってきたときや分岐点に立たされたとき、私はいつも、より成長できそうな難易度の高いほうを選ぶようにしてきました。チャレンジすることは不安をともないますが、オージス総研には自ら主体的に成長しようとする人を、応援してくれる風土があります。そして、アドバイスしてくださる上司や、ともに切磋琢磨していける仲間もたくさんいます。そんなオージス総研というフィールドだからこそ、さらに成長できる可能性を感じることができますし、お客様が真に求める価値を提供できるのだと思います。
※所属部署名、役職、内容等は取材当時のものです。