オブジェクトの広場はオージス総研グループのエンジニアによる技術発表サイトです

2020
10
月号

10月と言っても冬のような気温にもなるこの頃ですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。今月もオブジェクトの広場をどうぞお楽しみください。記事に対する感想は、ぜひ公式Facebookページのコメント欄までお願いいたします。(2020.10.22)

はじめての自然言語処理 第11回 QuartzNetで音声認識JetBotを試してみる

今回も音声認識です。前回は QuartzNet と JSUT データセットで音声→テキスト変換の検証を行いました。今回は問題を音声コマンド認識に簡単化し、自前のデータセットを作成、PCのマイクに話かけてストリーミングでの推論を試します。ついでに JetBot の操縦をしてみましょう。

カサゴの前に作るDeep Learning - PaaSで学ぶディープラーニングの概要と実践

デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進に伴って人工知能(AI)の活用が拡大しています。IT人材にとってAIに関する知識や理論は必須になりつつあります。本稿では、Teachable MachineというAIモデル開発のプラットフォーム(PaaS)を利用して「前提知識不要」かつ「無料」で体験することで、AIに関する学習を効率的に進めるための方法を紹介します。

Hololens 2による業務可視化・業務改善事例

携帯通信網が5Gに移行することによって屋内・屋外問わず高速なデータ通信が可能となり、VR、AR、そして両者を掛け合わせたMRの活用の将来性が高いことから国内外の企業がデバイス開発やDXでの実用化が活発になっています。本稿では、Mixed Realityの代表的なデバイスであるマイクロソフト社のHololens 2とDynamics 365 Guidesを活用した、実務へ適用可能な業務可視化・業務改善事例を紹介します。Hololens 2さえあればトライアルできるように、事前準備や作業をわかりやすく丁寧に解説しています。

ビットコイン論文からさぐるブロックチェーンのヒント 番外編 全11回のまとめ

今回は番外編と称して、全11回の連載をぎゅっと1回にまとめたダイジェスト版をお送りします。単なる要約ではなく、信頼できる第三者機関 (TTP) を軸にビットコイン論文の要点を整理するとともに、連載では紹介できなかった新たな「ヒント」も加えました。これから連載を読む方も、もう読んだよという方も、ぜひご覧ください。

11月号は、11月下旬頃の公開予定です。

From Editors
同僚のススメで散歩を始めました。最初の1週間はそれほど歩けなかったのですが、それ以降は時間を忘れて歩けるようになりました。身近なところで 「こんなところにあのお店がある!」「この道はあそことつながっていたんだ!」という発見があり楽しいです。最近、自宅に戻る経路がつまらなく感じてきたので、行けるところまで歩いて電車に乗って帰ろうかなと画策しています。(ひろやす)