オブジェクトの広場はオージス総研グループのエンジニアによる技術発表サイトです

2021
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月号

今月もオブジェクトの広場をお楽しみください。記事に対する感想は、ぜひ公式Facebookページのコメント欄までお願いいたします。(2021.03.18)

マイクロサービスオーケストレーションを助けるZeebe

本稿ではマイクロサービスアーキテクチャでの利用が可能なワークフローエンジンのZeebeを紹介します。このZeebeを利用することによって、開発者はマイクロサービスにおけるサービス間の連携をグラフィカルに記述することができ、またアプリケーションの実行状態を監視することも可能になります。

落とし穴になりやすい暗号鍵の運用 暗号鍵を扱う際の注意点

電子資産を保護するためには暗号鍵は欠かせません。もしその暗号鍵の運用が不十分で盗難にあってしまうと、資産を保護できず被害を受ける可能性が高まります。本記事では暗号鍵の運用時で落とし穴になりやすいポイントを例を挙げてご紹介します。

変革の現状と課題の把握に役立つADKAR®モデルの概要とアセスメント

本記事では、ProsciのJeffrey Hiattが提案したADKAR®モデルという組織変革モデルを紹介します。ADKAR®は変革を実行する個人と組織の両面で変革の状況や課題をすることに役立ちます。本記事では、まずADKAR®の特徴を説明し、さらにADKAR®の5ステップを説明します。さらに、変革の状況や課題を把握するために役立つADKAR®のアセスメントシートを紹介します。

AutoMLによるデータ分析の自動化

DX (デジタルトランスフォーメーション) の推進によってデータ活用が進み、多くの企業が機械学習によるデータ分析によって得た知見を元にビジネス上の意思決定を行うようになりました。一方で機械学習の専門家の不足によってデータ活用が進まないという問題も起き、それを打開する技術として、機械学習の専門家の作業を自動化するAutoML ( Automated Machine Learning ) が生まれました。2012年にHarvard Business Review誌によって「21世紀で最もセクシーな仕事」とされたデータ分析は、AutoMLによって一部の専門家だけで行う仕事ではなくなり、2021年では「普通の仕事」となりつつあります。本稿では、AutoMLについて概要を述べつつ、AutoMLによるデータ分析の自動化について紹介します。

4月号は、4月下旬頃の公開予定です。

From Editors
先週土曜日は次女の保育園卒園式でした(とはいえ、しっかり3/31までお世話になる予定ですが)。新型コロナウィルスの影響もあり、何もかもが例年とは異なる1年となりましたが、先生方やお友達に恵まれ、楽しく過ごせたことに感謝しています。私自身も、長女からの10年間の送迎生活の終わりが近づき、感慨深いです。(SR)