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【終了】MBSEの事例紹介セミナー~つながる時代でのMBSEの重要性と役割~

2023.09.15 セミナー

6709_head1.jpg現在MBSE(モデルベースシステムズエンジニアリング)は、製造業を筆頭にさまざまな業種のシステム・製品開発に導入されています。この動きはグローバルなMBSE普及状況やIoT/DX等の大きく速い市場変化を背景として加速していることを、当社にお声かけいただくお客様方からも実感しています。
また、外部状況の変化への対応だけでなくMBSE実践への基盤のひとつである、組織内での推進・エンジニア育成へ苦労されているお客様が多くいらっしゃることも見えています。

本セミナーでは、変化する市場要求へのアプローチ方法、プロセス、ツールなどの観点について、当社お客様の事例やツールの活用法をご紹介いたします。

※当セミナーは、オンラインでの開催となります。
※当セミナーの詳細なご案内やお申し込みについては、以下ボタンを押した外部リンク先でご確認ください。

※この記事に掲載されている内容、および製品仕様、所属情報(会社名・部署名)は公開当時のものです。予告なく変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。

セミナー概要

開催日 2023年09月15日(金)
時間 13:00~17:00
主催 株式会社オージス総研
協賛 株式会社構造計画研究所
スパークスシステムズ ジャパン株式会社
参加対象者 MBSE、システムモデリングの導入を検討しており、その導入方法や効果について、より深く理解をしたい方々
製造業およびその関連会社において、DXを推進される方々
組み込み機器またはIoTシステムの開発に携わる方々、およびそのマネジメントに携わる方々
定員 150名
参加費 無料

プログラム

※ 内容・時間などは、告知なく変更されることがございます。

13:05~13:40 つながる時代のMBSEC ~SEとSECの統合コンセプト~
株式会社オージス総研 モデルベースシステムエンジニアリング部 中島 啓太

これまでのシステムズエンジニアリングの枠組みを拡張した ”システムセキュリティ対応” を行うための「概念モデル」を提案する
13:40~14:15 技術者育成講座の取り組み
株式会社ニコン 光学本部 開発戦略部 第二光学課 平山 亨 氏

弊社の半導体露光装置部門にはシステム設計を専門とする設計者がおり、技術伝承や設計力向上を目的としたMBSE習得活動を行ってきました。その活動から発展して、中堅社員向けの社内研修としてシステム設計研修講座を開設し、社内の他部門の設計者へ講義および体験設計トライアルを実施しました。その取り組みをご紹介いたします。
14:25~15:00 つながる時代のつなげるモデリング
スパークスシステムズ ジャパン株式会社 河野 岳史 氏

つながる時代に対応するためには、設計内容もつながりトレーサビリティが確保できていなければなりません。なぜモデリングツールを使う必要があるのか、デモで説明します。
15:00~15:35 デジタルエンジニアリングのためのMBSEのすゝめ
慶應義塾大学 システムデザイン・マネジメント研究科 西村 秀和 教授

さまざまなものが情報システムにより容易につながる時代、たとえば自動車の製品開発で行われるDevOpsやDigitalTwinなどの活動にはスピードと品質保証が求められる。エンジニアリングのDX、すなわちデジタルエンジニアリングの実践が待ったなしの状態にあると言える。MBSEはデジタルエンジニアリングの部分集合と言われ、MBSEなしにデジタルエンジニアリングは成立しない。この講演ではエンジニアリング活動の未来を見据えて、真のMBSEを実践することの重要性について述べる。

15:45~16:20 DynaSpecで実現する論理アーキテクチャの検証と設計品質向上
株式会社構造計画研究所 太田 洋二郎 氏

つながる時代における製品開発では、論理アーキテクチャでシステムを適切に表現することで、システムの本質的な目的を明確にし、重要な機能や相互作用に焦点を当てることができます。本セッションでご紹介するDynaSpecはEnterpriseArchitectにアドイン可能な形式検証ツールであり、論理アーキテクチャを構築した初期の段階からモデルを動かして検証し、未達要件への対応・改善を繰り返しながら設計品質を高めていくことが可能です。

16:20~16:55 生成AIを利用したSysMLモデリング
株式会社ビンタンテック  澤木 隆 氏

生成AIにSysMLの入門教育レベルの課題を解釈させ、SysMLモデリングの実験を行いました。実験を通して、課題や人間が考える上でも参考となる点が見えてきたので共有します。