イベント・セミナー
【受付中】MBSE実践セミナー ~現場課題への多角的アプローチ~
2025.09.05 セミナー

システムの大規模化や複雑化が進む中、MBSE(モデルベースシステムズエンジニアリング)の重要性は高まっており、製造業を筆頭にさまざまな業種の製品・サービス開発に導入されています。
一方、システム開発の現場において、MBSEを適用した効果を十分に享受するためには、現場の開発における課題を分析し、的確なアプローチをとることが重要となります。
本セミナーでは、当社のお客様をはじめ、業界を代表する団体やツールベンダーの講演を通して、現場で生じるさまざまな課題の解決策として、MBSEを実践した事例を紹介いたします。
なお、現地会場ではツールベンダーのデモや講演企業開発のカーシート試乗体験といった展示ブースをご用意しております。休憩時間等に個別に情報収集・ご質問が可能となっております。また、セミナー終了後には懇親会を予定しており、セミナー参加者や講演者との情報交換や交流の場を提供いたします。懇親会はセミナー会場と同会場を予定しております。ぜひお気兼ねなくご参加いただけるのをお待ちしております。
※オンライン参加の場合、配信ツールはZoomを利用します。お申し込みいただいたお客様へ、後日、開催URLをご連絡いたします。
※イベント開催3日前の9月2日(火)17:00に受付を終了させていただきます。
※講演内容、タイムスケジュールなど、予告なく変更になる場合がございます。
※この記事に掲載されている内容、および製品仕様、所属情報(会社名・部署名)は公開当時のものです。予告なく変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。
セミナー概要
開催日 | 2025年09月05日(金) |
---|---|
時間 | 13:00~17:25 (受付開始:12:30) |
会場 | 富士ソフトアキバプラザ 6Fセミナールーム1 ・JR線 秋葉原駅 中央改札口より徒歩2分 ・つくばエクスプレス線秋葉原駅 A3出口より徒歩1分 ・東京メトロ日比谷線秋葉原駅 2番出口より徒歩3分 |
主催 | 株式会社オージス総研 |
協賛 | スパークスシステムズ ジャパン株式会社、株式会社図研 |
参加対象者 | MBSEの導入を検討しておられる方々、モデリングツール導入を検討しておられる方々、MBSE効果を深く理解をしたい方々、システム開発のマネジメントに携わる方々 |
定員 | 250名(会場100名、オンライン150名) |
参加費 | 無料 |
プログラム(予定)
※ 内容・時間などは、告知なく変更されることがございます。
13:10-13:45 |
SE以前の現状認識 ~虚に居て実を行ふべし~ 株式会社オージス総研 モデルベースシステムエンジニアリング部 中島啓太 日本の仕事現場は、Systematicな "課題解決" 以前の、Systemicな "問題設定" ができなくなっている。<解決しようとしている問題>が、そもそも有効そうか、現場の文脈を踏まえて「妥当性確認」をしていない。 本講では、講演者が自らSEのコアとなる考え方を実践し、日本の仕事現場の現状認識を行った上で、<典型的な現場の問題>が現時点で有効そうか、大まかに妥当性確認した結果を共有する。 |
---|---|
13:45-14:20 |
自動車用シートメーカーによるSDV時代の高付加価値車室内空間実現に向けた活動の紹介 テイ・エス テック 株式会社 開発・技術本部 電装開発部 電装開発二課 樫野 竜太氏 自動車用シートメーカーである当社はシートのさらなる魅力向上のため、マッサージデバイスを使って乗員の姿勢を認識し、その姿勢を改善する補正動作やマッサージなどを行うシートを開発した。 今後、車両としての使い勝手や車体部品とのインターフェース等をサプライヤ側からも提案することで自動車メーカーの開発に協力したいと考えている。 また、自動車のECU統合化やソフトウェアアップデートによる機能拡張などへ対応するためにも社内体制を構築していく必要があると考えている。 本課題を解決するにあたり、当社内で開発の上流工程から事前に検討することで自動車メーカーへのスムーズな提案につなげられるのではと考え、MBSEへの取り組みを開始した。 本講演ではその取り組みについて報告する。 ![]() |
14:40-15:15 |
実践に活かすモデルベースシステムズエンジニアリングの基礎 慶應義塾大学 大学院 システムデザイン・マネジメント研究科 教授 西村 秀和 氏 エンタープライズ、製品やサービスなどをシステムとして考え、ライフサイクルを通じて成功裏にこれらのシステムを実現するアプローチとして、システムモデルをその中心に置くMBSE(Model-based Systems Engineering)がさまざまな分野で注目されています。近年では、デジタルエンジニアリングと言われるエンジニアリング活動のデジタルトランスフォーメーション(DX)に必須なものとなっています。この講演では、MBSEを実践に活かすことに焦点を当ててお話をします。 |
15:15-15:50 |
モデリングツールの活用(仮題) スパークスシステムズ ジャパン株式会社 代表取締役 河野 岳史氏 システムズエンジニアリングにおける、モデリングツールの活用方法を紹介します。 |
16:10-16:45 |
システムズエンジニアリング活用事例の探求 - JCOSE Automotive Working Group / Good Practices Sub Working Groupの取り組み紹介 - 一般社団法人JCOSE 運営委員(アドバイザリーボード委員長) Automotive WG / SWG2リーダー 河野 文昭 氏 INCOSEの日本支部であるJCOSE内には、自動車分野のシステムズエンジニアリング(SE)を議論するためのAutomotive Working Groupがあり、現在5つのSub Working Group(SWG)が活動を展開している。そのSWGのひとつであるGood Practices SWGにて取り組んでいるSE Good Practicesの収集と共有の活動概要を紹介する。 |
16:45-17:20 |
MBSE導入を阻む「壁」を打破するには? 開発現場で成果を出すための実践的アプローチ 株式会社 図研 DX戦略室 室長 阿部 稔 氏 近年、製品設計の複雑化に対応するため、MBSE(モデルベース・システムズ・エンジニアリング)が注目されています。しかし、多くの企業で期待される成果が実感できず、学習や試行の段階で導入が停滞してしまうのも実状です。本セミナーでは、MBSEの基礎から、製造業における重要性、導入課題とその解決策を解説します。図研の取り組み事例を交えながら、MBSEで効果を出すための実践的アプローチをご紹介します。 |
17:45-19:15 |
【会場限定】懇親会 本年度はセミナー終了後に、同会場レセプションルームにて懇親会を開催いたします。さまざまなお食事を楽しみながら、セミナー講演者の方々との対面での質疑応答や、参加者同士の交流ができる場をご提供させていただきます。懇親会もブース出展と同様に、会場参加限定のイベントとなっております。皆々様の新たな機会創出の一助となれば幸いです。ぜひお気兼ねなく参加いただけると幸いです。 |
【会場限定】ブース出展 現地会場限定のイベントとして、スパークスシステムズ ジャパン社、図研社によるデモ展示や、テイ・エス テック社によるカーシート試乗体験をご用意しております。ツールベンダーの方々へ直接質問、議論をいただくことはもちろん、最新の技術や動向に関するトピックに見て、触れて、体感できる貴重な機会をご提供させていただきます。セミナールームの入口付近にブースを準備しておりますので、セミナーの休憩時間にお気兼ねなくお立ち寄りください。 |