お知らせ

オージス総研、「電力リスク管理ソリューション」の提供を開始
~高度な統計手法と卓越したAI技術で実現!電力事業における電力取引業務とリスク管理業務の遂行を強力に支援~

2023.04.06プレス

 株式会社オージス総研(本社:大阪市西区、代表取締役社長:中沢 正和。以下、「オージス総研」)は、電力取引・リスク管理ソリューションの一つである電力リスク管理ソリューション(以下、「本ソリューション」)について、お客様への提供を開始しました。
 すでに提供を開始している取引管理ソリューション、オファー管理ソリューションとともに、電力取引・リスク管理ソリューションの三本柱がすべて揃ったことにより、電力事業における電力取引業務とリスク管理業務の遂行を強力に支援することが可能となります。

■本ソリューションの概略

 リスク管理は組織を取り巻くリスクを特定したうえで定量化し、制御する一連のプロセスを指し、業種や業態を問わず、リスクを数値で可視化することにより意思決定の質を高めることができます。一方で、リスクの計量モデルを理解するためには統計学をベースとした高度な金融工学の知識や適用業務に対する深い知識が必要となり、リスク管理を実践する際の大きなハードルになってきました。
 本ソリューションはオージス総研が金融、エネルギー、AI・データ分析の各分野で長年培ってきた業務知見やノウハウを結集し、電力事業の電力取引業務に応用したものになります。

  • メガバンク、証券会社、信託銀行といった国内の大手金融機関向けのシステム開発で培ったトレーディングとリスク管理の業務知見
  • Daigasグループの一員として培ったエネルギー業界の業務知見
  • 長年取り組んできたAI・データ分析技術を業務・システムに活用するノウハウ

 本ソリューションを利用することにより、金融工学に関する特段の知識がなくとも、取引データや市況データといった基礎データの入力と画面上のクリック操作のみで、容易に自社のリスク量を計量することができます。また、計量結果は直感的に分かりやすい図表で表示されるため、電力取引のヘッジ判断はもとより、経営層へのレポーティングのシーンでも活用することができ、資料作成の負荷を大幅に削減することができます。
 昨今の国際的な資源価格の高騰などを背景にした外部環境の激変により、電力取引におけるリスク管理の重要度は増してきております。また、経済産業省では「小売電気事業者に対する規律の在り方」を議論する中で、各事業者に対して市場リスク等の分析やリスク管理体制の構築等を促すことが検討されるなど、今後電力事業におけるリスク管理は必須の要素になってくると考えております。
 オージス総研は本ソリューションの提供を通じて、電力事業におけるリスクの可視化と電力取引における意思決定を強力に支援することにより、お客様の事業安定化に貢献いたします。

■本ソリューションの機能

 オファー管理ソリューションと取引管理ソリューションの機能については、以下のページをご覧ください。

 ◆電力取引・リスク管理ソリューション
https://www.ogis-ri.co.jp/product/s106603.html


◆株式会社オージス総研について https://www.ogis-ri.co.jp/
本社:大阪市西区千代崎3丁目南2番37号
設立:1983年
資本金:4.4億円(大阪ガス株式会社100%出資)
業務概要:オープンソースソフトウェアの活用・オブジェクト指向技術・クラウドサービス関連技術・アジャイル開発技術・データセンター運用やこれをベースにしたクラウドサービス・エンドポイントを中心としたセキュリティなど、大阪ガスの基幹システム開発から運用までを一貫して提供しており、他にも製造・金融・公益など全国で幅広い実績を有しています。近年ではデータ分析、IoTおよびルールモデリングを重視したルールベース開発(BRMS)に注力する他、デザイン思考やアジャイル開発のノウハウを活かしたDX支援コンサルティング、行動観察を活用した新価値創造コンサルティングを提供しています。

◆本プレスリリースに関するお問い合わせ先:
株式会社オージス総研 ソリューション開発本部 金融ソリューション第二部
東京都品川区西品川1丁目1番1号 住友不動産大崎ガーデンタワー20階
お問い合わせ先:https://www.ogis-ri.co.jp/forms/inqform.html?artid=6651
※プレスリリースに掲載されている内容は発表時点の情報です。予告なしに変更する場合があります。
※その他、本プレスリリースに記載されている会社名および商品・サービス名は、各社の登録商標または商標です。

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