お知らせ

電力取引・リスク管理ソリューション「EneRisQ®」クラウドサービス(SaaS)として提供開始
~EneRisQ®で市場リスクを可視化し、電力事業の安定化を支援~

2025.08.06プレス

株式会社オージス総研(本社:大阪市西区、代表取締役社長:吉村和彦)は、日本の電力市場に特化した電力取引・リスク管理ソリューション「EneRisQ®(エネリスキュー)」をクラウドサービス(SaaS:Software as a Service)として新たに提供開始いたします。電力事業者の皆様にとって、SaaS化したEneRisQ®は市場リスクを効率的に管理し、事業の安定性を高めるためのさらなる強力なツールとなります。

1.市場リスクの可視化をさらに強化

EneRisQ®は、電力事業に内在する複雑な市場リスクを明確に可視化し、迅速かつ的確な意思決定をサポートします。SaaSとしての提供により、常に最新の機能を利用でき、競争力を維持し続けることが可能です。

2.簡単な導入と運用

新たにSaaSとして提供されるEneRisQ®は、特別なインフラや複雑な設定を必要とせず、すぐに利用を開始できます。これにより、導入の手間を大幅に削減、リモートワークや複数の拠点での業務に対応し、迅速な業務適用を実現します。

3.専門知識不要のシンプルな操作

金融工学の専門知識がなくても、取引・契約・計画データを入力するだけで、リスク量を簡単に可視化・シミュレーションできます。全てのスタッフがリスク管理に参加できる環境を整え、業務の効率化を図ります。

4.市場データの自動アップデート

複雑な手続きなしで市場データ(電力・燃料のスポットや先物価格など)が自動的に登録され、最新の情報を基にしたリスク分析が即座に行えます。これにより、業務の精度向上と迅速な対応が可能となります。

電力取引・リスク管理ソリューションは、大阪ガス株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:藤原正隆)と共同開発した電力取引におけるリスク管理業務を支援するソリューションであり、月額利用料でご利用いただけます(カスタマイズ費用が別途発生する場合があります)。
欧米では、リスク低減と収益最大化を目的としたエネルギー取引リスク管理システム(ETRM)の利用が一般的で、日本でもリスク管理の需要が高まっています。オージス総研は、国内の電力事業者の多様なニーズに応え、電力事業の安定化に貢献するため、積極的にソリューションの提案・導入を推進してまいります。

◆電力取引・リスク管理ソリューション(EneRisQ®)
EneRisQ®は、高度な統計手法と卓越したデータ分析力により電力事業の市場リスクを可視化し、ヘッジ判断を支援する、電力取引・リスク管理ソリューションです。
市場リスクに関する課題を解決し、電力事業者様の事業安定性向上に貢献します。

EneRisQは電力取引における電力事業者が抱える課題を解決します

EneRisQ®のサービス紹介資料、導入事例、セミナー動画については、製品ページをご覧ください。
https://www.ogis-ri.co.jp/pickup/enerisq/


◆株式会社オージス総研について https://www.ogis-ri.co.jp/
本社:大阪市西区千代崎3丁目南2番37号
設立:1983年
資本金:4.4億円(大阪ガス株式会社100%出資)
業務概要:オープンソースソフトウェアの活用・オブジェクト指向技術・クラウドサービス関連技術・アジャイル開発技術・データセンター運用やこれをベースにしたクラウドサービス・エンドポイントを中心としたセキュリティーなど、大阪ガスの基幹システム開発から運用までを一貫して提供しており、他にも製造・金融・公益など全国で幅広い実績を有しています。近年ではデータ分析、IoTおよびルールモデリングを重視したルールベース開発(BRMS)に注力する他、デザイン思考やアジャイル開発のノウハウを活かしたDX支援コンサルティング、行動観察を活用した新価値創造コンサルティングを提供しています。

◆本プレスリリースに関するお問い合わせ先:
株式会社オージス総研 ソリューション開発本部 金融ソリューション部
〒103-6013 東京都中央区日本橋2丁目7番1号 東京日本橋タワー13階
お問い合わせ先:https://www.ogis-ri.co.jp/forms/inqform.html?artid=8690

* プレスリリースに掲載されている内容は発表時点の情報です。予告なしに変更する場合があります。
* その他、本プレスリリースに記載されている会社名および商品・サービス名は、各社の登録商標または商標です。

関連サービス