第4回IFRSコミュニティワークショップ誌上公開(一部)

お客様を招待して、セミナーおよびワークショップを行いました。ワークショップの内容の一部を公開致します。

講師の近藤 誠 氏(プライマル株式会社 代表取締役 ITCPA常務理事)と共に、連結会計について議論を行いました。

○ 連結におけるIFRS対応について次のような議論がありました。
 IFRSのため、連結で修正仕訳を入れるにしても、日々の細かなデータの積み上げになるので裏で何かしらデータを抜いておく必要があります。この仕組みが難しければ、毎日仕訳データレベルで押さえる必要があるのではないでしょうか?
 一方、昔ネスレさんの事例を聞いたとき、二重帳簿にしているが、日本の仕訳は月末に一括して入れているというお話もありました。

第3回セミナー&ワークショップ開催概要
開催日: 2月17日(木)
場所: オージス総研田町オフィス 8F Alabama&Georgia
講師: プライマル株式会社 代表取締役
ITCPA常務理事
公認会計士 近藤 誠 氏
内容:
① 15:00~15:05 ご挨拶
② 15:05~16:05 第一部 セミナー ③ 「IFRSとグループ経営管理(連結会計)」
③ 16:15~17:30 第二部 ワークショップ 「セミナー内容を中心とした質問やディスカッション」
④ 17:45~ 第三部 懇親会

第4回目概要 「IFRSとグループ経営管理(連結会計)」

 IFRSを導入するにあたって、導入時あるいは導入後の情報システムのあり方について、グループ経営管理(連結会計)という視点で考察してまいります。
 巷では、IFRSを導入するにあたって3段階のアプローチがある、という解説が定着しつつあります。1つ目は連結決算における組み替え・調整対応、2つ目は単体決算における組み替え・調整対応、3つ目は個別業務にまで踏み込んだマルチGAAP対応です。今回はそれぞれの対応アプローチについて、グループ経営管理という視点から、特徴やメリット・デメリットを解説してまいります。

近藤 誠氏 プロファイル

1998年~2002年 監査法人トーマツにて、メーカー・小売・金融機関の監査業務やデューデリジェンス業務等に従事。監査チーム内での利用を目的としたExcel/Access VBAベースの監査ツールの開発を行う等、監査業務のIT化を推進。(2002年は外部協力者として)

2001年~2006年 某ITベンチャーにてシステムエンジニアとして勤務し、C#.NET、Java、VB(A)等のプログラミング言語や SQLServer等のRDBMSを利用した大規模システムの構築業務に従事。企画・設計・実装から運用サポートまで幅広く実務経験を積み、プロジェクトマネジメントのノウハウも身につける。

2006年6月~ プライマル株式会社を設立し、代表取締役に就任。会計分野に特化し、パッケージソフトウェアの開発・販売及び保守サポート、テーラーメイドのシステム構築、及びそれらに付随する業務・システム両面からのコンサルティングサービスを提供する。

今後の開催予定 タイトル(内容および時期は変更する場合があります。)
開催日未定 連結、固定資産など、詳細未定

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