
お客さますら見えていない、
お客さまの未来を描く
プラットフォームサービス本部 基盤インテグレーション部 インテグレーション第五チーム マネジャー
システム工学部 出身
T.M
プロフィール
ITインフラ基盤やネットワーク技術に関わる仕事に就きたいと考え、SIerを中心にIT業界を志す。2009年、長年にわたりDaigasグループのITインフラを支えてきた実績と新技術の活用に積極的な姿勢に惹かれオージス総研に入社。現在は、ITインフラの設計・構築、またはコンサルティング案件等のチームマネジメントを担当している。

これまでのキャリアと仕事内容
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- 入社2年目
(2010年〜) -
- 大阪ガス向けネットワーク監視システムのリプレースプロジェクト
- 大阪ガスが保有するネットワーク監視システムのリプレースプロジェクトに参加。チームリーダーの指導のもと、初めて主担当としてプロジェクトに携わる。現場を取り仕切る責任者の視点を養いつつ、プロジェクトマネジメントのイロハを学ぶ。
- 入社2年目
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- 入社4年目
(2013年〜) -
- 損害保険会社の基幹システム向けサーバ構築プロジェクト
- 大阪から東京へ異動となり、業務内容もネットワーク運用からサーバ構築へと大幅に変化。インフラ担当SEとして損害保険会社の基幹システム向けサーバ構築プロジェクトに加わり、業務を通じてインフラ設計や構築にまつわる専門知識やノウハウを習得。
- 入社4年目
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- 入社9年目
(2018年〜) -
- 美容関連サービス業向けセキュリティソリューション導入プロジェクト
- インフラ構築で培った経験を活かし、2015年からセキュリティソリューションの導入を担当するSEへ。2018年、プロジェクトマネジャーとして多店舗展開している関連サービスを営む新規顧客を担当。プリセールスから導入まで、店舗内端末のセキュリティソリューションの導入支援全般に携わる。
- 入社9年目
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- 入社12年目
(2021年〜) -
- クレジット会社向け高セキュリティインフラの設計・構築プロジェクト
- 2021年からインフラ担当SEに復帰。インフラ構築で培ってきた知識と、セキュリティソリューション導入時に学んだセキュリティに関する知識を活かし、プロジェクトマネジャーとして、クレジットカード会社を新規顧客とする高セキュリティインフラの設計および構築に従事。品質、コスト、納期を踏まえたプロジェクトマネジメントに徹しお客さまから高い評価を得る。
- 入社12年目
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- 入社13年目
(2022年〜) -
- エネルギー業界向け顧客情報管理システムのリプレースプロジェクト
- インフラ担当のプロジェクトリーダーとして、顧客情報管理システムのリプレースプロジェクトを担当。関係者の意見を取りまとめ大規模インフラ環境の実現に尽力。コミュニケーション力や調整能力、メンバーマネジメント力を磨く。
- 入社13年目

CHAPTER 01
潜在的な課題を見抜き、未来を見据えた提案への
こだわりが生んだお客さまからの期待と信頼
クレジットカード会社をお客さまとするインフラ構築プロジェクトは、課題発見力と提案力がお客さまの高い評価につながったプロジェクトであり、とりわけ印象深いものになりました。クレジットカード業界は「PCI DSS」と呼ばれる独自のセキュリティ基準が広く普及しており、この世界でビジネスを営む企業は、定期的にアップデートされるこのセキュリティ基準を満たさなければなりません。私が担当することになったクレジットカード会社も、新しいセキュリティ基準に準拠したインフラ基盤を必要としている1社でした。
お客さまから送られてきたRFP(提案依頼書)を精査したところ、システムの運用効率やシステムの稼働率を示す可用性の面で再考すべき点があることがわかりました。インフラ構築においてはお客さまにもわからないことが多く見受けられるような内容であり、いただいたオーダーどおりにインフラを構築できたとしても、将来的には柔軟性に欠けてしまい、価値を生み出せなくなるリスクがあったのです。それがわかっていながらお見積りをお出しするわけにはいきません。私たちは、改めてお客さまに時間を作っていただき、ヒアリングを重ね、問題点を指摘するだけでなく改善策を含めた提案を差し上げたところ、間もなく「プロジェクトをオージス総研に任せたい」というお返事をいただきました。後に聞いたお話では「そこまで踏み込んだ提案をしてくれたのはオージス総研以外になかった」とのこと。お返事をいただいたときは、気が引き締まる思いと同時に、お客さまの期待に応えたいという思いで一杯になったことを今でもよく覚えています。

CHAPTER 02
チームで培ってきた知識を、
チーム一丸で顧客価値に変える
アプリケーションなどにおける「機能要件」がパフォーマンスを発揮するには、可用性、拡張性、セキュリティなど、安定した稼働と安全な運用を保証する「非機能要件」が整って初めて実現するものです。オージス総研では、どのようなお客さまに対しても価値をお届けできるよう、必要な非機能要件の押さえるべきポイントを網羅したドキュメントが存在し、誰もが提案活動に活かせるような環境を整えています。
オージス総研が、エネルギーインフラを支える情報システムの構築をはじめとする、様々な業界のお客さまへの価値提供を通じてチームで培ってきた知識は、このようにして組織知として蓄積され、新たなお客さまへの価値へと還元されています。また、そのような知識を保有するだけではなく、最大限活かすためには、チームで意見を出し合い価値発揮に相乗効果を生み出すことが重要だととらえています。今回のプロジェクトにおいても、プロジェクトチームは勿論ながら、他のセキュリティチームや様々な協力会社さまの協力を得て、最適な提案を模索しました。垣根を越えてチーム一丸となったことが、お客さまから高い評価をいただけたポイントであるととらえています。

CHAPTER 03
お客さまへの提供価値を最大化するために、
幅広く技術を磨く
ITインフラやネットワークを扱うエンジニアとして、クラウドが選択肢としてのスタンダードになりつつあり、インフラの自由度が高まっている昨今の社会においては、ITインフラやネットワーク以外の枠組みを超えた幅広い技術を磨くことが重要です。単にITインフラを構築することを目的にするのではなく、その先にどのような機能を実装したいのかを考え抜く。そして、お客さまの選択肢を広げるような提案にこだわる。そのような取り組みが顧客価値の最大化につながると信じています。単純に高価なITインフラ構築を提案すれば売り上げは上がるかもしれません。ただし、大切にすべきはあくまでもお客さまに届ける価値を最大化することであると考えています。そのためにも技術を磨くことをテーマにした時間をチームで設け、研鑽に励んでいます。
CHAPTER 04
お客さまのビジネスに、
期待以上の価値を生むITインフラを構築する
私たちが設計、開発に携わるITインフラは、お客さまのビジネスの根幹を支える大切な基盤です。だからこそ、お客さまのビジネスにおける価値の向上にこだわることが重要です。私たちオージス総研にお支払いいただくコストが発生しますが、そのコスト以上に高いパフォーマンスを生み出してもらえたとお客さまに感じていただけるような価値提供をしたいと考えています。オージス総研としての利益を生み出すことは勿論重要です。ただし、あくまでも最優先すべきは、お客さまの利益を最大化することです。そのような価値提供にこだわることで、携わったお客さまのビジネスは加速し、ひいてはお客さまの先に待つ顧客や社会に価値が行き届き、より豊かな社会の実現が待っていると信じています。
ある日のスケジュール
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09:00
- 出社
- 週に何度か出社するメンバーと会う機会を逃したくないため、基本、毎日出社している。
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09:00
- 部内ミーティング
- メールチェックの後、部内ミーティングに参加し懸案事項の進捗を確認する。
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10:00
- マネジャーミーティング
- 各チームのマネジャーが集まり、定例会議に向けた取り組みについて意見交換を行う。
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13:00
- レビュー
- メンバーが作成した提案書の内容をチェック。課題解決に知恵を絞りアドバイスを送る。
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15:00
- 報告書作成
- 売上や利益、担当プロジェクトの状況など、毎月上長に提出する報告書をまとめる。
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18:00
- 退勤
- 緊急で業務が発生しなければ、18時過ぎに退勤。
※所属部署・役職・内容は取材当時のものです。
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