アウトソーシング

eCubenet「データ伝送サービス」

企業間データ連携の効率化を素早く実現

受発注業務のデジタル化、データセキュリティの強化、および運用コストの削減を実現します。取引先の要件に応じた多様なデータフォーマットに対応、お客様のビジネス競争力を向上させます。全国銀行協会のEDI標準「全銀協標準通信プロトコル（TCP/IP手順・広域IP網）」や石油化学業界の「Chem eStandards」にも対応可能です。

課題と解決のアプローチ

情報システム部門のEDI担当者が直面する課題

  • 手動プロセスによるエラーと遅延
    • 受発注業務の現場に残る手作業（データ入力や転記）は、ミスが発生しやすく、データの正確性が損なわれる可能性があります。これにより、注文の誤りや重複、欠品などが発生するリスクがあります。また、手動でのデータ処理や紙ベースのやり取りは時間がかかり、業務のスピードを低下させます。結果として、顧客満足度の低下や機会損失に繋がります。
  • 多様なフォーマットへの対応
    • 手動でのデータ処理や紙ベースのやり取りでは、取引情報の漏洩リスクが高まります。特に、注文書や請求書などの重要な取引情報が紙でやり取りされる場合、第三者による情報漏洩や紛失の可能性が増します。例えば、顧客の個人情報が含まれる注文書を紛失した場合、顧客の信頼を失い、取引がキャンセルされる可能性もあります。
  • 運用コストの増加
    • 初期投資の負担: EDIシステムの導入には、設備やシステム構築のために比較的大きな初期投資が必要となります。
    • 維持管理コストの負担: 継続的なシステムの運用・保守には費用が必要です。システムのアップデートやトラブル対応にもコストと手間がかかります。

eCubenet「データ伝送サービス」で解決できること

  • 受注処理の自動化とリアルタイム処理
    • eCubenet「データ伝送サービス」を導入することで、受注業務を自動化し、データの入力や転記作業を削減できます。これにより、エラーの発生率が低下し、データの正確性が向上します。さらにバッチ処理ではなく、データをリアルタイムに処理することも可能なため、迅速な対応、業務効率向上が図れます。
  • 多様な伝送手段をサポート
    • eCubenet「データ伝送サービス」は、取引先の要求するセキュリティレベルに合わせられる多様な伝送手段を提供します。手軽でセキュアな「SecureEC」や各種業界のEDI標準への対応が可能です。
  • クラウドベースのEDIサービスをアウトソーシング
    • クラウドベースのeCubenet「データ伝送サービス」を利用することで、初期投資を抑えることができます。また、専任のeCubenetサービス運用担当者による運用と保守サービスを利用することで、自社での維持管理コストを削減し、専門チームによる安定した運用を確保できます。

活用のシーン

  • ユースケース1: データ連携のタイムラグと手動登録負担の解消
    • 例えば、ある商社では従来のバッチ処理による受発注処理が業務のボトルネックとなっていました。受注データの手動登録作業も多く、人的リソースが必要でした。
    • eCubenet「データ伝送サービス」のリアルタイム連携機能を活用することで、データ連携が逐次に行えるようになり、タイムラグが解消されます。さらに、自動化されたプロセスにより、手動作業が大幅に減り、人的コストが軽減できます。
  • ユースケース2: 取引先とのプロトコルの違いによるデータ送受信の問題
    • 例えば、ある化学品メーカーでは、取引先ごとに異なるデータフォーマットやEDI標準に対応する必要があり、データ送受信の設定や運用が複雑化し、負担が増えていました。
    • eCubenet「データ伝送サービス」を導入することで、自社からの送受信は、JPCA-BPに統一しつつ、取引先の多様なプロトコルに対応できるようになります。さらに、新たな取引先との連携もスムーズに進められ、法令改定に伴う対応も迅速に行えるようになります。

特徴・機能

特徴

取引先の都合に合わせて適切なプロトコルを選択できます

業界のEDI標準から、インターネット標準、製品固有のプロトコルまで幅広く対応可能です。石油化学工業協会の技術仕様適合認定制度の認定ソリューションに指定されております。（認証番号: CEDI-006）

機能

  • 伝送
    • インターネット経由のファイル送受信、自動リトライ、スケジュール送受信、伝送遅延監視
  • 管理
    • 伝送状況照会、伝送スケジュール照会、手動送受信起動
  • セキュリティ
    • クライアント証明書を発行
    • クライアント証明書認証、IPアドレス制限、不正侵入防止システム、ウイルスチェック、改ざん検知
カテゴリ伝送手段
EDI標準全銀TLS（全銀協標準通信プロトコル（TCP/IP手順・広域IP網））
EDIINT AS2
JX手順
JPCA-BP
JEITA（EIAJ）
流通BMS
Chem eStandards
Peppol
インターネット標準SFTP
Web API（REST/JSON）
製品固有のプロトコルSecureEC
HULFT

価格体系

  • 初期導入費用
    • サービス設定費用: 指定フォームに情報を記入いただき、その情報を元にeCubenetサービスに設定します。
      • テスト対応費用、サービス移行費用、導入支援費用なども含まれます。
  • 月額料金
    • 基本料金: サービスをご利用いただくための固定の基本料金です。
    • 接続従量料金: 連携いただくデータ量によって料金が発生します。
    • その他オプション: 各種有償オプションをご利用の場合。

FAQ

Q1: インターネットEDIへの移行はどのくらいの期間で完了しますか？
A1: 通常、数週間から1ヶ月程度で完了します。詳細なスケジュールはお客様の環境や取引先との調整状況により異なります。
Q2: サポートはどのように提供されますか？
A2: eCubenetは、24時間365日のカスタマーサポートを提供しています。緊急度に応じたエスカレーション体制を確立しており、重大な問題については即時対応します。
Q3: セキュリティ対策はどのようになっていますか？
A3: 電子証明書の発行、多層防御、不正侵入防止システム、ウイルスチェックなど、最新のセキュリティ対策を講じています。
Q4: 異なるプロトコルを使用する取引先とのデータ連携は可能ですか？
A4: はい、eCubenet「データ伝送サービス」は多様なプロトコルに対応しており、異なるプロトコルを使用する取引先ともスムーズにデータ連携が可能です。

導入の検討からご支援します

デモや詳細なご説明を随時行っております。お気軽にご相談ください。

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