業務部門と情シス部門、両方の課題を解決

EDIサービスをフルアウトソーシングすることで、業務の効率化が可能です。そのため、情シス部門は自身の業務負担を軽減しつつ、業務部門へのサポート強化が実現できます。

業務部門の課題解決

手作業によるデータ入力のリスク軽減と非効率の解消

日々の反復作業や手作業によるミスは、業務効率の低下を招きます。特に、手動でのデータ入力は誤入力のリスクが高く、在庫管理や受注処理に悪影響を与える可能性があります。
eCubenetはこれらの作業を自動化することでエラーを削減し、業務効率の向上を実現します。また、基幹システム・業務システムなどとのシステム連携も可能です。

新規取引先への対応

新たな取引を開始する際に、相手方にEDI設備がない場合、紙やFAX、電話でのやり取りが障壁となることがあります。
eCubenetは、デジタル化したデータを取引先に受け渡すための多様な手段を提供しています。そのため、EDI設備を持たない企業ともスムーズにやり取りを行うことが可能です。
情シス部門の課題解決

多様な取引先の接続方式とフォーマット要件への対応

多様な取引先の要求に応じて、異なる接続方式やフォーマットに対応することが求められます。これには、FAX、Web-EDI、インターネットEDI、Peppolなどが含まれます。
eCubenetは、取引先のさまざまな伝送要件に柔軟に対応でき、多様なフォーマット変換をサポートしています。業界標準への適合はもちろん、取引先ごとの特有な個別変換にも対応可能です。

メンテナンスと運用コストの削減

EDIシステムの管理と保守にかかるコストと労力が大きな負担となる場合があります。また、セキュリティの強化や、災害時の対応、BCP(事業継続計画)対策も必要です。
eCubenetはアウトソーシングサービスなので、EDIサーバーの管理やEDIツールの保守、習熟にかかる労力や運用のコストを削減できます。さらに、高度なセキュリティ、災害時の対応やBCP対策もサポートされます。

設備の老朽化や新法令対応等に伴うIT環境の更新

設備の老朽化や新しい法令(例: インボイス制度)への対応など、自社のIT環境を最新の技術に適合し、セキュリティを保つ必要があります。
eCubenetは、最新技術への対応をサポートし、システムのアップデートも一任できます。クラウドベースのEDIサービスのため、新たな要件にも素早く対応可能です。

カスタマイズ可能なソリューション

お客様ごとのEDIのニーズは異なり、それぞれの業務プロセスやさまざまな取引先の要求に応じた最適なソリューションが求められます。eCubenetは、柔軟に組み合わせ可能なサービスを提供しており、お客様は自社の業務環境やEDI化率の段階に合わせて最適なEDIサービスを利用することができます。

販売業務プロセス全体のデジタル化

eCubenetは、販売業務プロセス全体のデータ伝送をフルカバーし、デジタル化によってエラー削減と業務効率化が実現します。注文の受け付けから出荷請求、支払明細の確認まで、EDI標準のデータ伝送やデジタルインボイス(Peppol)、金融機関サービスへの回線接続を通じて、セキュアで自動化された、取引先との安心できるやり取りが可能になります。

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伝送要件とフォーマットの幅広い対応

eCubenetは、幅広い伝送プロトコルに対応しており、取引先の要件に応じて最適なデータ授受手段を選択できます。FAXからWeb-EDI、インターネットEDI、Peppolまで、さまざまな伝送手段を網羅し、業界標準や企業独自のフォーマット変換にも柔軟に対応可能です。これにより、取引先ごとの異なるニーズに応じたスムーズなデータ伝送を実現します。

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クラウドサービス利用でオンプレミス脱却

eCubenetはクラウドベースのEDIサービスのため、EDI設備を保有せずにスモールスタートでの導入が可能です。これにより、最小限のリスクで導入を開始し、必要に応じて段階的にクラウド環境へ移行することができます。たとえば、特定業務でのデジタルインボイス対応を開始し、取引先向けのWeb-EDIやデータ伝送サービスを追加導入することで、クラウドの柔軟性と拡張性を活かすことができます。

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特長・強み

クラウドサービスでEDIシステムの導入・維持のコストを削減。そして、長年の運用ノウハウ、各業界のEDI標準の知見に裏打ちされたコンサルテーション力により、安全でスムーズなEDIシステムの導入・運用を実現します。

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クラウドサービス
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拡張性とスモールスタート

  • eCubenetはクラウドベースのサービスのため、EDIシステムの導入や維持にかかるコストを削減します。これにより、取引先が1社だけでも、あるいは部分的な業務プロセスのデジタル化からでも導入を開始し、段階的に拡張することが可能です。
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継続的なサービス成長と新たなニーズへの対応

  • eCubenetは、お客様のニーズに向き合い、サービスを進化させ続けます。たとえば、商流のEDI化だけでなく、物流プロセスのデジタル化の実現にも取り組んで行きます。企業全体のデジタル化を一歩進め、より効率的で一貫性のあるサプライチェーンの運用を可能にします。
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トラブル対応

  • EDIシステム自体は安定していることが多いですが、その運用には専門的なスキルと経験が不可欠です。これらのスキルを社内で維持することが大きな負担となります。
  • 一方、eCubenetでは、経験豊富な運用チームがトラブル対応やリプレイスのサポートを行います。たとえば、取引先との通信でエラーが発生した場合、原因の特定と解決には高い専門性と調整能力が必要ですが、eCubenetのチームがその役割を担います。
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EDI化推進(移行)の支援

  • EDIシステムの導入や移行のプロジェクトでは、企業内外の多くの関係者と調整が必要です。特に取引先との仕様調整やテスト対応は、実作業経験が非常に重要となります。
  • eCubenetの専門チームは、豊富な経験と実績を活かし、お客様および取引先のニーズを聞き取り、最適な移行戦略を策定します。また、移行プロセス全体をサポートし、各取引先との仕様調整や接続テストを支援します。

サービス概要

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データ伝送

取引先の要望に合わせ、最適なプロトコルでデータ伝送ができるサービスです。

EDI標準
  • 全銀TLS(全銀協標準通信プロトコル(TCP/IP手順・広域IP網))、EDIINT AS2、JX手順、JPCA-BP、JEITA(EIAJ)、流通BMS、Chem eStandards、Peppol
インターネット標準
  • SFTP、Web API(REST/JSON)
製品固有のプロトコル
  • SecureEC、HULFT

データ変換

伝送対象のファイルをさまざまなファイルフォーマットや文字コードに変換するサービスです。
また、お客様ごとのニーズにあった加工を行うデータ変換も個別開発により可能です。

加工例: データレイアウト変換、データ構造変換、データ振り分け、データマージ、文字コード変換、半角カナ全角変換、文字列の置換、数値切り上げ切り捨て、など

ファイルフォーマット
  • 固定長、CSV、TSV、CII、EDIFACT、ANSI、X.12、XML、IDOC
文字コード
  • シングルバイト系: ASCII、EBCDIC
  • マルチバイト系: JIS、ShiftJIS、EUC、IBM漢字、JEF漢字、KEIS漢字、等
  • Unicode: UTF-8、UTF-16(LE, BE)

Web-EDI

Web-EDIは、専用のソフトウェアやハードウェアが不要で、導入が比較的容易です。
取引先にWeb-EDIを利用してもらうことで、EDIの運用が開始できます。

FAX/BPO

お客様のシステムから連携されたデータを元に帳票を作成し、印刷・封入・郵送の代行やFAXによる自動送信を行うサービスです。
取引先とのFAXや帳票など、「紙」を使った受発注業務の効率化が図れます。

ネットワーク接続

株式会社NTTデータが提供するAnserDATAPORT®、SDS(第二地銀協データ伝送サービス)、またはNMS-VANなどの他社サービス、閉域網を利用してのデータ伝送など、お客様のEDI環境および取引先の通信要件に合わせたセキュアなネットワークを提供するサービスです。

オプション

EDIにおけるAI-OCR機能を提供するサービスです。注文の帳票や請求書の帳票を読み取ってテキスト変換します。読み取りは、帳票ごとにエリアを指定、そのエリア単位にチェック処理が定義できます。

2022年1月に施行された電帳法改正の対応に必要となる電子取引によるデータを保存するためのサービスです。

運用サポート

EDIの運用をフルアウトソーシング可能
eCubenetの専門チームが、あらゆる場面で的確なサポートを提供し、お客様のEDI運用を支援します。

標準運用(ヘルプデスク対応例)
  • 伝送の監視
  • 伝送エラー時の原因調査と復旧
    • 復旧は、データの重複と漏れを防ぐため、お客様および取引先と連絡を取り合いながら実施
    • データ起因のエラーの場合は、原因の除去と再送をデータ発生側で実施いただくよう連絡
  • システムメンテナンス
    • サービスシステムの老朽化対応やセキュリティ対応など
    • メンテナンスウィンドウを設けて実施
  • 通知メール送信先の変更
  • お問い合わせ対応
    • データ状況や仕様などについて受け付けます(個社別に仕様一式を管理、提供可能)
有償オプション例
  • 運用報告会などの実施
  • 運用レポートの提供など
  • 請求先の分割
  • 伝送仕様の変更
  • お客様および取引先都合によるテストへの対応

導入ステップ

お客様と密に連携し、ヒアリングから運用開始までを一貫してサポートします。

  1. ヒアリングシートの送付・ご回答
    弊社からお客様に送付するヒアリングシートにご回答いただきます。
  2. お打ち合わせ
    ヒアリングシート内容に基づき、お客様に要件のヒアリングを行います。
  3. サービス提案・見積もり
    ヒアリング内容に基づき、適切なサービスを提案します。
  4. サービスお申し込み
    お客様にてサービス申込書を弊社にご提出いただきます。
  5. 伝送設定シートのご記入
    弊社サービスに設定する伝送設定について、伝送設定シートにご記入いただきます。
  6. サービス設定作業
    伝送設定や変換定義・帳票の作成、その他お客様の要件に応じたカスタマイズ開発を初期作業として行います。
  7. 取引先との移行調整
    取引先とのEDI開始日程・テスト・移行作業の調整を行っていただきます。弊社から説明などの支援が可能です。
  8. テスト
    お客様、取引先との接続テスト、伝送テストをします。弊社から適切なテストを提案させていただきます。
  9. サービスのご利用開始
    テスト後、本番サービスへの切り替えを行います。サービス運用について事前に運営の確認をさせていただきます。

導入実績

35年以上のサービス提供の実績
業界・業種を問わず、3,500社以上のお客様がご利用(特に石油化学業界で導入多数)

伊藤忠商事株式会社様
EDIをアウトソースすることで、運用負荷が激減
  • 導入背景: システムの老朽化と次世代EDIへの対応
  • 導入ポイント: 次世代EDIからFAXまで対応でき、コストでも軍配
  • 導入効果: 万一の障害時対応の作業負荷・時間の大幅な削減、自社所有のEDI設備(通信機器、回線等)を撤去
サンアロマー株式会社様
EDIやFAXなど、社外とのインターフェースのための設備を自社保有せず、サービスとして利用することでTCO削減を実現
  • ERPサーバー、EDIサーバーの老朽化によりリプレイスが必要
  • EDIや自動FAX送信は自社設備を保有せず、ASPサービスを利用
  • EDIサーバー、自動FAXサーバーの廃止により保有資産を圧縮