データ分析・データ利活用

DataRobot 機械学習を自動化するAIプラットフォーム

データによる高精度の予測と自動化を実現

DataRobotのAI プラットフォームには、世界をリードするトップデータサイエンティストの知識、経験、ベストプラクティスが組み込まれており、データプレパレーション、モデリング、モデルデプロイ、予測実行までのデータサイエンスプロセスをトータルで自動化します。
適切なデータ分析テーマを定義し、誰もが機械学習やAIを自由に使うことで、組織の生産性を大きく向上させることができます。

概要・特長

多くの企業で機械学習やAIの活用が始まっており、多種多様な成功事例が生まれています。一方で、これまでは機械学習をビジネスに役立てるには、データサイエンスの深い知識と経験をもった専門性の高いデータサイエンティストが必要不可欠でした。しかし、DataRobotは機械学習の多くのプロセスを自動化することで、専門性が高いスキルを持たない方でも、業務課題の解決を支援するモデルを素早く簡単に作ることができます。

DataRobotはモデル作成、分析結果の評価、ビジネス施策への適用・実行のプロセスをサポートすることに特に優れています。

データからビジネス価値を生み出すAIプラットフォーム

DataRobot AI Platformは「AI構築」と「AI運用」の2つで構成されています。

AI構築
「AI構築」におけるDatarRobotの特長は、以下の通りです。

【データ準備】
DataRobotのデータ準備機能は、AIに関する高度な知識を持たないユーザーでも扱いやすい設計となっており、ノーコードでの操作できます。
データ準備の主な機能は以下の通りです。
・新たな特徴量の自動探索 : 既存の特徴量から2つの特徴量を選択し、和や差を算出することで新たな特徴量を自動作成。また、既存の特徴量から1つの特徴量を選択し、ラグをとることで新たな特徴量を自動作成。
・リーケージとなる特徴量の警告 : 目的変数とほぼ同じ動き、傾向を持っている特徴量を自動で発見し、リーケージの可能性を警告してくれる。

【構造と最適化】
■ノーコードで、ワンクリックで予測モデルを自動構築できる

予測したい項目を選択して開始ボタンを押すだけでトップデータサイエンティストのノウハウを活用した高精度のモデルをワンクリックでコードを記載せずに自動構築できます。
■多種多様なデータが扱える
数値やカテゴリだけでなく、時系列、画像、位置情報などを扱ってモデルを作成できます。また1種類のデータ形式だけでなく、数値データと画像データをバイモーダルで扱うことも可能です。
■多様な問題設定、多様なアルゴリズムでモデル構築できる
二値分類、多クラス分類、数値予測、時系列予測、異常検知などで設定する問題について、多様なアルゴリズムで問題を解くための予測モデルを構築できます。

【インサイト】
■独自のグレーボックス化技術によりモデルの解釈・説明をサポートしている

作成したモデルが各項目をどれくらい重要視しているか、各項目の値の変化が予測結果にどのように影響を与えているのかを数値化できます。独自のグレーボックス化技術により、モデルの出力の解釈・説明をサポートし、機械学習のビジネスへの活用を強力にサポートします。

AI運用
DataRobotにおける「AI運用」はDataRobot MLOps(Machine Learning Operations)という言葉で表現されます。DataRobot MLOpsは、機械学習モデルのライフサイクル全体をサポートするソリューションであり、機械学習モデルの効果的な運用・監視と再学習を実現するためのベストプラクティスを統合しています。
「AI運用」におけるDatarRobotの特長は、以下の通りです。

【デプロイと統合】
■モデルのデプロイを自動化できる

DataRobotで作成した機械学習モデルだけでなく、Pythonなどで開発したモデルも自動的にデプロイでき、バージョン管理もサポートしています。

【モニタリング / ROIの測定】
■モデルのモニタリングと管理、再学習をサポートしている

デプロイされたモデルのパフォーマンスをリアルタイムでモニタリングし、予測品質やモデルの健全性を評価できます。また、モデルの予測品質が低下した場合や特定の日時で再学習したい場合も自動実行が可能です。

【検証とガバナンス】
■AIアプリケーションを作成し、ビジネス適用できる

機械学習モデルを利用したシミュレーションによる予測値の最適化やWhat-If分析を実施できるAIアプリケーションを作成できます。作成したAIアプリケーションはWeb上で簡単に展開可能で、機械学習の実ビジネスへの適用をサポートします。
■公平性を監視ができる
好ましいクラスの再現率と好ましくないクラスの再現率の平等性を確認できます。

大阪ガス株式会社
革新的であり、ノンプログラミングで機械学習を実行可能という優れたUIを兼ね備えたAIプラットフォームの活用をすることで、社内の業務効率化/マーケティング効率化等のビジネス変革を進めています。オージス総研に導入/社内展開を支援いただいていることも大変助かっております。
(DX企画部 岡村 智仁氏)

株式会社神戸製鋼所
DataRobotは、機械学習に関するプロジェクトを効率よく検討・遂行できるようにするだけではなく、その進め方や要件、技術的背景を初学者に指導するのにも役立っています。
(デジタルイノベーション技術センター 中村 大城氏)

近日掲載予定

DataRobot活用ステップ

DataRobotでAIモデルが完成するまでの4つのステップ

①学習データを投入し予測対象を設定することでモデル作成を開始します。
②DataRobotが投入したデータにあったモデルを自動で作成します。
③作成されたモデルの予測結果およびインサイトを確認し、モデルを解釈します。複数モデル同士の精度を比較したり、予測の速度など運用を考えたときの指標も確認できます。
④作成したモデルを利用して、未知のデータについてターゲットの予測を行います。予測用のデータをドラッグ&ドロップするだけで予測が可能です。


DataRobotトライアルのお問い合わせ

トライアルにお申し込みいただいたお客様には、トライアル開始前後、トライアル中、トライアル終了後の3回程度まで必要に応じてWebサポートさせていただきます。

トライアルのお問い合わせ(外部サイト)

オージスを選ぶ理由

①データ活用成功のために超えなければならない、データ分析の3つの壁全てに対応できる人材を揃えている
企業のデータ利活用成功のためには、データ分析の3つの壁(①課題整理の壁、②分析実行の壁、③業務組み込みの壁)を超える必要があります。DataRobotをうまく活用することで、2つ目の壁である「分析実行の壁」をスムーズに超えることができます。オージス総研は、これまでの実践で培ったDataRobot活用方法を丁寧にご支援させていただきます。

②製造業、エネルギー企業に関するドメイン知識とデータ分析の経験が豊富である
業務に貢献するデータ分析には、ドメイン知識やデータ分析の経験を用いて、ビジネスインパクトや分析の実現性を考慮し、適切な問題設定および分析設計を行うことが必要です。弊社は大阪ガス向けだけでなく、製造業やエネルギー企業向けのデータ分析を支援してきた豊富な実績があり、貴社のDataRobot活用に十分なご支援を提供することが可能です。

DataRobot活用方法のご支援

■ビジネスで実践可能なデータ分析方法論である「データ分析戦略フレームワーク」でお客様のビジネスをご支援いたします。
■「業務課題の把握」から「データ分析テーマの導出」までを行うワークショップ、分析トレーニング、データ分析を推進する組織の立ち上げ、年間のサイクルの回し方などをパッケージ化し、豊富な経験に基づいてご支援いたします。
■DataRobotの有資格者がお客様をご支援いたします。

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