データ分析・データ利活用
データ分析業務活用道場
AI・データ分析を業務改善に活用するための伴走型のコンサルティング・トレーニングサービス
事業部門の業務改善・改革にAI・データ分析を利活用していく方法をワークショップと講習を通じて、身につけていただくコンサルティング・トレーニングサービスです。「業務課題からデータ分析テーマを導出する方法」と「基礎的なデータ分析の進め方」を学ぶことができます。

道場の概要
AI・データ分析がビジネスに貢献するためには、「ビジネス課題設定」・「データ分析」・「ビジネス施策の実施」の3つのプロセスが必要となります。どれか1つでも欠けるとAI・データ分析はビジネスに貢献できません。
本サービスは、「ビジネス課題設定」および「データ分析」にフォーカスしています。
1.ビジネス課題設定
データ分析テーマ導出ワークショップでは、実際の業務課題からデータ分析テーマを導出します。業務課題からデータ分析テーマを導出するためのポイントを理解し、データ分析で業務に貢献できるスジのよい業務課題を選び出し、分析テーマとしてとりまとめます。
2.データ分析
基礎的なデータ分析が正しく行えることを目指して、「データ分析をロジカルに設計する方法」と「分析結果の解釈方法」を学びます。
AI・データ分析の利活用を通じて業務を改善したいと考えておられる「事業領域のご担当者様」に最適なサービスです。

道場の位置付け

当サービスは、当社の 『データ分析戦略フレームワーク』 の 「AI・データ利活用ロードマップ策定」 に属します。
データ分析に関する研修の限界とその対策

当社は長年の間、データ分析に関する研修(データ分析講習)をサービスとして提供していましたが、その講習だけではお客様の業務にAI・データ分析が貢献することは難しい状態でした。
講習の受講者様は、講習中は与えられた課題に取り組んでいただくのですが、講習が終わればご自身の業務に戻られます。
しかしご自身の業務では、自分が認識した業務課題をどうやってAI・データ分析で解決していけばよいのかが分からないという壁に直面します。
しかもまとまった時間を取ることが難しく、優先度が高いとは認識しつつも、緊急度は高くないため、どんどん後ろに分析すべきことが回ってしまいます。
そこで、一般的な課題ではなく、お客様にご自身の業務課題とデータセットをワークショップに持ち込んでいただき、私たちが個別指導の形も取りつつ伴走することで、お客様の業務課題の解決に貢献するデータ分析テーマを導出する形としました。
このワークショップは宿題も多く、期間も一般的なワークショップに比べると長いですが、単なるトレーニングに留まらず、プロジェクトとしてアウトプット(データ分析テーマ)を出すことを目指します。
そして受講者様はワークショップを含む道場を修了し、データが揃えば、すぐに基礎的なデータ分析に取り掛かることができるはずです。
道場のゴールと構成するプロセス
道場の狙い、ゴール
データ分析で業務を改善・改革していく際、大きく以下2つの壁にぶつかります。
① 課題整理の壁(数ある業務課題の中で、どの課題をどういう分析テーマで解決していけばよいか?)
② 分析実行の壁(どういうプロセスで分析を進めていけばよいか?)
本サービスではこれら2つの壁を突破するための学びを得ることができます。
本サービス受講前に抱いている悩み(Before)
・業務課題はたくさんあるが、どれから手を付けたらいいのだろうか。
・データ分析で解決できる業務課題って、どんなものなんだろうか。
・データ分析って、どう進めたらいいんだろうか。
・とりあえずデータを集計したらいいのか。
本サービス受講後の状態(After)
・データ分析で解決すべき業務課題と優先度が整理できる。
・今ある業務課題の中で取り組むべきテーマが分かる。
・基礎的なデータ分析のプロセスが分かる。
・自身の業務テーマにおける分析設計の例が分かる。
道場を構成するパッケージ

「データ分析業務活用道場」 は以下の2つのパッケージで構成されます。メインは「データ分析テーマ導出ワークショップ」です。
1.データ分析テーマ導出ワークショップ
業務課題からデータ分析を導出するためのポイントと、データ分析で業務に貢献できるスジのよい業務課題を選び出す勘所を学んでいただくため、 「持ち込んだ業務課題の整理」、「データ分析テーマ設定シートの作成」、「分析概念図の作成」の一連の流れを実践していただきます。
2.データ分析講習
データ分析のロジカルな設計方法と、分析結果の解釈方法を理解するため、講義と一般的な題材を利用したグループワークでのケーススタディを通じて、データ分析のポイントを体感していただきます。
受講生の必須要件、選考の勧め、データ分析テーマと分析者のスキルレベル

データ分析業務活用道場は 「修了後、AI・データ分析の利活用で業務改善に取り組む人」 を対象にしたプログラムとなっており、受講生には上図の要件が必須になります。
データ分析テーマと分析者のスキルレベル
データ分析テーマは持ち込まれた業務課題とデータセットから導出するため、テーマに記載される分析内容は想定している分析者のスキルレベルとマッチしていないことも起こり得ます。
その場合の対応は大きく2つに分けられます。
1つは 「時間がかかってもその分析に必要な分析スキルを身につけること」、もう1つは 「分析作業をアウトソースすること」 です。
ここでは、高度分析(AI・機械学習)のケースで現実的な対応となるアウトソースについて説明します。
まずアウトソースする場合であっても、データ分析の上流工程である「データ分析テーマの導出」は委託元が実施する必要があります。
そして、委託元がアウトソースした仕事をしっかりとグリップするためには、テーマ導出に加えて、データ分析講習レベルの知識は必要になります。
またアウトソース先には、当社のような 「データ分析を行うベンダー」 と 「機械学習自動化プラットフォーム(Auto ML)」 の2つが現実解となります。
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