MQTTとMessagePub+ :トピックの分類
トピックを設計するためには、トピックを性質で分類することが良い手がかりとなります。ここでは、「通知系」「要求系」「応答系」という3種類の分類を提案します。
通知系トピックは、デバイスなどの状態に変化があった時に、それを通知する際に利用するトピックです。例えば、「現在温度」「人感センサーの状態」などが通知系トピックの候補です。
要求系トピックは、デバイスなどを制御する要求を行う時に利用するトピックです。例えば、「照明制御」「エアコン温度設定」などが要求系トピックの候補です。
要求系トピックで要求が行われたら、それを受信したデバイスは要求に従って処理を行います。処理は常に成功するとは限らないため、成否などの結果を要求元に伝えたいことがあります。このような時に要求に対する応答を返す、応答系トピックを利用します。例えば、「エアコン制御結果」などが応答系トピックの候補です。

では、それぞれについて詳しく見ていきましょう。
MQTTとMessagePub+
※この記事に掲載されている内容、および製品仕様、所属情報(会社名・部署名)は公開当時のものです。予告なく変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。
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MessagePub+ はオージス総研が開発したつなげることに特化した"IoTメッセージングプラットフォーム"です
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