組み込み開発
ソフトウェア品質改善 組み込み開発支援コンサルティング
ソフトウェア開発の課題と向き合い、お客様にとって価値のある提案を行い、形にします。
オージス総研では、アーキテクチャ設計技術を核とした設計改善支援を中心に、多種多様な組み込み開発のさまざまな側面に対して課題解決、改善提案を行い、お客様に寄り添ったサービスを提供します。

サービスの特徴
一律な改善ではなく、お客様の実情に即した改善施策を提案します。
お客様それぞれに、抱えている問題の質や扱う製品の特性、開発文化などは異なります。
一律な施策や価値観をただ押し付けるだけの支援では、改善するどころかさらに悪化することもあり得ます。
お客様の実情を踏まえ、最適な改善施策をご提案するには、まず現状の把握と課題の明確化から始める必要があります。

オージス総研の組み込み開発支援コンサルティングでは、特に「課題抽出」に力を入れています。
表面的な課題を解決しただけでは、効果は限定的です。本質的な課題を解決しなくてはなりません。
しかし、本質的な課題は水面下に隠れていることが多く、お客様自身も気づかれていないことが多々あります。
そのため、「現状調査」ではインタビュー、開発成果物調査、プロセス/ルールの確認、開発環境調査など可能な範囲で多方面に対して実施します。
それを元に「課題抽出」では現状を俯瞰的に捉え、多面的に分析することで本質的な課題を抽出します。
施策の遂行を伴走支援します。
オージス総研の組み込み開発支援コンサルティングは、施策を提案するだけでは終わりません。
「施策を提案してもらったのはよいが、どう進めていったらよいのかわからない」といったことにならないよう、施策の進め方も含めて丁寧に支援いたします。
アーキテクチャ設計を重視しています。
プロセス改善、設計改善はそれぞれ単独でも効果がありますが、両方実施することで効果を最大化できます。
オージス総研の組み込み開発支援コンサルティングでは、過去20年以上にわたり培ってきたオブジェクト指向技術を土台に、高い「内部品質」を実現するアーキテクチャの提案が可能です。
アーキテクチャの再構築には時間と工数を要しますが、部分的な再構築が可能な場合もございます。
再構築プランの立案もコンサルタントが支援しますので、ぜひご相談ください。
事例
株式会社デュプロ様
- 導入事例:
- ソフトウェア設計の手戻り工数の50%削減を達成
オージス総研の伴走型支援で課題の「自分ゴト化」を促進、設計品質が飛躍的に改善
支援内容
各サービスはセットでご提供することも、個別にご提供することも可能です。
お客様の目指したい姿、かけられる人員やご予算に応じて提案いたします。

思想の失われた設計、スパゲッティ化したソースコードに悩まされているお客様には、あるべきアーキテクチャ設計を提案し、それに基づくソフトウェア再構築を支援します。
派生開発や不具合修正に想定以上の時間、工数を要してしまい、リソースの振り分けに悩んでいるお客様はご相談ください。


必要な成果物が残されていない、設計段階の品質が低いなどの悩みを抱えているお客様には、プロセス構築およびプロセス改善支援を提案いたします。
アーキテクチャ設計支援とセットで実施するのもお勧めです。
折角綺麗にした設計を末永く維持していくには、プロセス整備が必要です。



- ●手間が増えたが、ちっとも質が上がっているような気がしない。
- ●内容の薄い成果物が増えてしまい、本当に大事な成果物が埋もれてしまった。
- ●意図や目的がわからないアクションが増えて、現場から不満の声が上がっている。
- ●元々作業量の多いリーダーやメンバーに、さらにレビューなどの負荷が集中してしまっている。
- ・・・など

- ●質だけでなく、効率も考えてプロセス構築してくれているので、手間の無駄が少ない。
- ●無駄な成果物を作らないので、管理やメンテナンスもしやすくなった。
- ●自社製品の特長や開発文化を考慮して作られているので、開発メンバーにも馴染みやすい。
- ●現状の課題をしっかり把握した上で対策してもらえているので、改善効果が大きい。
- ・・・など

末永くアーキテクチャを維持していくためには、お客様メンバーのスキルや意識の向上が必要です。
アーキテクチャの維持に必要な知識・技術の教育を行います。OJTによる個別指導と、研修によるグループ指導があります。
OJTでは、コンサルタントと一緒に開発作業を行うことで、効果的かつ実践的にスキルを身に着けることができます。
「アーキテクチャ設計支援」とセットでの提供をお勧めします。



設計改善はしたいが、アーキテクチャから再設計する時間や工数がない、というお客様向けのサービスです。
規模は小さくてもより効果の大きい設計改善ポイントを抽出し、部分的な再構築を提案します。
設計改善ポイントの抽出のため、現状調査は「アーキテクチャ設計支援」よりも多めにしっかりと実施させていただきます。

「アーキテクチャ設計支援」等の対象プロジェクトにおいて、プロジェクト管理に不安がある、という場合は、セットでご支援することも可能です。
プロジェクト計画、進捗管理、課題管理等、プロジェクトリーダーの補佐として支援いたします。(※)
※プロジェクト管理単体での支援は、現在のところ行っておりません。
オージス総研を選ぶ理由
・20年以上におよぶコンサルティングの豊富な実績
・全体を俯瞰して課題抽出、施策提案を行うことで、最も効果のあるポイントを狙って対応することが可能
・エンジニアリングの幅広い領域をサポート
・お客様の扱う製品の特長、開発組織の文化、価値観を尊重し、お客様にとっての最良の解を提案
ソフトウェア品質改善の考え方
ソフトウェア品質には、「プロセス品質」と「プロダクト品質」があります。
「プロセス品質」とは、ソフトウェア開発に関わるさまざまな事項の手順に対する品質を指します。
わかりやすいところで言えば、ソフトウェア開発の手順を定義したソフトウェア開発プロセスがあります。
ソフトウェア開発プロセスが、品質の高い製品の開発に不可欠であることに、疑問の余地はないでしょう。
しかし実際には、プロセスどおりにソフトウェアを開発しても、十分な品質が得られないことが多々あります。
その原因はいくつか考えられますが、そのひとつとして、ソフトウェア開発プロセスが開発する製品の特性や組織の性質にフィットしていないことが挙げられます。
つまり、プロセスの品質が不十分であれば、開発された製品の品質は低下します。
このように、「プロセス品質」は「プロダクト品質」に影響をおよぼします。
「プロダクト品質」は、開発する製品そのものについての品質です。
そこには開発者の視点で捉える品質と、利用者の視点で捉える品質があります。
開発者の視点では、要求内容をいかに正確に把握し、忠実に製品に反映できているかがプロダクト品質です。
一方利用者の視点では、製品を実際に使ってみてどうなのかがプロダクト品質です。
例えば、利用者が置かれた環境下でやりたいことができるのか、ストレスなく快適に扱えるのか、不都合なことが発生することなく信頼して扱えるのか、などです。
開発者が要求を満たす製品を製造していなければ、利用者にとって使いやすいものにはなっていないでしょう。
つまり、開発者視点の品質は利用者視点の品質に影響をおよぼします。
さらに、開発者の視点で捉えるプロダクト品質には、「外部品質」と「内部品質」があります。
「外部品質」とは、システムとしての動作により測定・評価できる動的な品質のことを指します。
つまり、製品が指定された条件下で期待どおりの動作をするかの度合いです。
そこには機能面だけでなく、パフォーマンスや信頼性などの非機能面も含まれます。
一方「内部品質」とは、製品の動作には直接現れないものの、現在および将来の外部品質に影響をおよぼす要素のことを指します。
具体的には設計や実装などの開発成果物における完全性、保守性、拡張性、移植性、再利用性などの品質特性を指します。
例えば設計が不十分なまま実装してしまった場合、必ずしもそれが動作の不具合につながるとは限りませんが、実装工程で場当たり的な対応をした結果、将来の変更やメンテナンスがしにくくなるといった保守性や拡張性の低下を招きます。
また、そうした対応をしたことにより、想定外の不具合を招くこともあります。つまり、「外部品質」にも影響をおよぼします。
「内部品質」は、レビューや静的解析など製品を実行しない形で測定、評価されるのが特徴です。
オージス総研の組み込み開発支援コンサルティングでは、特にプロセス品質、およびプロダクトの内部品質の改善に力を入れています。
組み込み分野のソフトウェアは、その多くが数年~十数年にわたり、派生や拡張を加えながら維持されています。
現行製品の保守に多くの開発リソースを奪われ、新規開発に十分な開発リソースを割り当てられない、というお話をよく耳にします。
保守に多くの開発リソースが奪われる原因のひとつとして、プロセス品質、あるいは内部品質の未熟、劣化が挙げられます。
表面的には正常に動作していても、ソースコードは難読で、開発した人は既に退職等でいない、設計書は最初から作られていなかったり、書かれていても不十分なものであったり、何年も前に更新が止まっていたり…といったことがよく起こります。
これは最初の開発段階、あるいはその後の保守段階において、正しい手順を踏んで開発が進められていないことや、設計やレビューが不適切あるいは不十分であることなどが原因として考えられます。
あるいは正しい手順を踏んでいるように見えても、解決が場当たり的、あるいは部分最適になっていたり、やり方や考え方が属人的になっているかもしれません。
こうした問題が既に起きているのであれば、プロセス改善、あるいは設計改善に取り組む必要があります。
オージス総研の組み込み開発支援コンサルティングでは、ソフトウェア開発を熟知したコンサルタントが、プロセスおよびソフトウェア設計の改善を支援します。
関連サービス
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組み込み開発プロジェクト診断
プロジェクトの問題と要因、解決するための施策を関係者間で共有できるため、診断後には効率的に改善活動を推進できます。
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組み込みソフトウェア開発
上流から下流工程まで、必要な開発スキルを持ったエンジニアが高品質な成果物を提供。また、改善できる点を開発者の視点で積極的に洗い出し提案と実施を行います。
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組み込み技術者研修サービス
モデルベース開発を実践できる技術者の育成とお客様の教育支援を行います。
