製造業の開発にある「要件のズレ」「手戻り」を解決 システムズエンジニアリング /
MBSE ソリューション

メカ・エレキ・ソフトの設計が噛み合わず、要件のズレや後工程での手戻りが繰り返される。その多くは、チーム全体で共通の設計情報を持てていないことが原因です。

オージス総研は、日本の開発現場の文化に寄り添いながら、使えるシステムモデル作成とシステムズエンジニアリングの実践を伴走支援いたします。属人化を脱し、システム設計を着実に前進させる仕組みづくりを支援します。

システムズエンジニアリング / MBSE ソリューション

こんな課題ありませんか?

  • メカ・エレキ・ソフトで前提が食い違い、要件のヌケモレや不整合が生じる
  • 仕様変更の影響範囲が不明確で、後工程で大きな手戻りが発生する
  • ドキュメントはあるのに、全体像を共有できず"つながらない設計"になってしまう


メカ・エレキ・ソフトで前提が食い違い、要件のヌケモレや不整合が生じる

メカ、エレキ、ソフトがそれぞれの前提や制約を十分に共有しないまま設計を進めると、要件のヌケモレや要件間の不整合が起こりやすくなります。
設計意図や振る舞いがドキュメントだけでは伝わらず、試作段階やひどい場合には市場での不具合として初めて表面化することも少なくありません。
結果として、後工程での修正や調整が増え、開発コストやリードタイムの増大につながります。

仕様変更の影響範囲が不明確で、後工程で大きな手戻りが発生する

上位要求の変更やデバイス変更などにより仕様変更が入った際、その影響がどこまで及ぶのかを即座に把握できず、安全側に倒した修正や過剰な対応をしていないでしょうか。

影響範囲の見えないまま設計を進めることで、後工程で想定外の不整合や不具合が発覚し、結果として大きな手戻りやスケジュール遅延を招いてしまいます。

ドキュメントはあるのに、全体像を共有できず"つながらない設計"になってしまう

要求仕様書や設計書は整備されているものの、それらが点在し、システム全体としてどうつながっているのかを誰も説明できない状態になっていませんか。

ドキュメントは「読むもの」になり、設計の意図や振る舞いを共有する手段として機能していない。
その結果、部分最適な設計が積み重なり、全体として一貫性を欠いたシステムになってしまいます。

オージス総研のMBSE ソリューションで解決

伴走型MBSE支援

日本の開発現場に合わせた伴走型MBSE支援で、
システム全体の共通理解を実現します。

オージス総研の日本型システムエンジニアリングソリューションは、暗黙知の伝達ができなくなり機能しなくなった「すり合わせ開発」の強みを、モデルを活用して復活させ、高品質な開発を取り戻すソリューションです。

MBSE ソリューションの導入効果

コミュニケーションの円滑化

システムモデルで共通認識を形成することで、開発チームと関係者間の認識ズレを防止。多面的な視点でシステム全体を共有でき、議論や意思決定がスムーズに進みます。

リスク軽減

要求変更の妥当性や設計への影響を事前に検証でき、手戻りや想定外の問題を抑制。設計の見通しが立つことで、コスト見積りの精度も向上します。

品質向上

要求を漏れなく明確に整理し、設計・分析・テストまで一貫したトレーサビリティを確保。設計の整合性が高まり、不具合の作り込みを防ぎます。

生産性向上

変更影響を早期に把握し、最適な方式を効率的に選択可能。システムモデル再利用やドキュメント自動生成により、開発工数を削減し生産性を高めます。

後工程での活用

開発で作成したシステムモデルを、オペレータ教育や診断・保守にも活用。設計意図が正確に伝わり、運用・保守フェーズの品質向上につながります。

ノウハウ継承の促進

設計や判断の根拠をシステムモデルとして形式知化することで、ドメイン知識を体系的に共有。属人化を防ぎ、次世代エンジニアへのスムーズな継承を実現します。

オージス総研のMBSEソリューションでご提供できる支援

オージス総研では、MBSE導入コンサルティングだけでなく、PoC(概念実証)によるスモールスタート支援、SysMLを活用したモデリング支援、人材育成・研修まで一貫してご支援しています。お客様の状況や成熟度に応じて、導入検討段階から定着化まで伴走いたします。

支援項目 オージス総研の支援内容
MBSE導入支援 開発現場の課題分析から導入計画策定、定着化までを支援します。
PoC(概念実証)支援 小規模プロジェクトでMBSEの効果を検証し、全社展開に向けた成功事例づくりを支援します。
パイロットプロジェクト支援 特定製品や開発テーマを対象に、実プロジェクトでのMBSE活用を伴走支援します。
要求分析支援 要求の整理・構造化、要求図の作成、要求仕様書の作成を支援し、要求漏れや要求間の不整合を防ぎます。
SysML活用支援 SysMLを用いた要求分析、機能分析、アーキテクチャ設計、トレーサビリティ確保を支援します。
MBSEモデリング支援 開発対象に応じたシステムモデルの作成方法や活用方法を支援します。
モデル作成請負 要求仕様書や設計書、ヒアリング結果をもとに、SysMLなどを用いたシステムモデルの作成や関連ドキュメントの整備を請け負います。
モデル活用支援 作成したモデルを活用し、設計不具合の早期検出、変更影響分析、機能安全対応、安全解析を支援します。
プロセス化支援 MBSEを継続的に活用するために、開発プロセスの整備、モデリングルールやガイドラインの策定、運用ルールの構築を支援します。
全社展開支援 PoCやパイロットプロジェクトの成果をもとに、組織全体への展開を支援します。
現場伴走支援 自動車、産業機器などさまざまな製造業支援で培った知見を活かし、開発現場の課題や制約に寄り添いながら伴走支援します。
SysML研修 SysMLの基本概念から実践的なモデリング技術まで習得できる研修を提供します。
MBSE人材育成 MBSEを実践できる人材の育成や組織への定着化を支援します。

MBSEを定着させるためには、ツール導入だけでなく、PoCによる効果検証、人材育成、SysMLを活用したモデリング実践が重要です。オージス総研は、これらを個別に提供するのではなく、一連の取り組みとして支援いたします。

オージス総研のMBSE ソリューションが選ばれる理由

日本型システムエンジニアリングの推進

欧米流プロセスをそのまま当てはめるのではなく、既存の日本型開発プロセスを基盤にMBSEを推進。現場の実情を踏まえた支援で、無理なく定着を図ります。

SysMLを活用したMBSEを支援

MBSEの実践手段としてSysMLの活用を推進しています。要求分析、機能分析、アーキテクチャ設計、トレーサビリティ確保まで、一貫したシステムモデリングを支援します。

MBSEツール導入だけでなく人材育成まで支援

MBSEツール導入だけでなく、モデルベース開発を推進できる人材育成を重視しています。SysML研修や実践演習を通じて、モデルを作成するスキルだけでなく、システムズエンジニアリングを実践できる人材の育成を支援します。

現場に寄り添う伴走型支援

上から理論を押し付けるのではなく、開発現場に入り込みながら支援するのがオージス総研のスタイルです。実際のプロジェクトや設計業務に寄り添い、現場の悩みや制約を理解したうえで、MBSEの考え方と進め方を共に定着させていきます。

他社事例に基づく経験

教科書的な理論ではなく、多様な製造業支援で培った実践知を提供。メカ分野を含む豊富な事例とノウハウをもとに、現場で使えるMBSEを実現します。

PoCから始められる

MBSEを全社導入する前に、PoC(概念実証)やパイロットプロジェクトから開始することが可能です。特定製品や特定開発チームを対象に、小規模な範囲でモデルベース開発の効果を検証しながら段階的に展開を進めます。

UML / オブジェクト指向で培った技術力

長年UML・オブジェクト指向を主導してきた技術力を背景に、複雑なシステムを抽象化・構造化。本質を捉えたモデル化で、設計の理解と共有を支えます。

導入事例

テイ・エス テック株式会社ロゴ

テイ・エス テック株式会社様

自動車シートのシステム仕様を"説明可能"に
MBSE導入により、顧客や社内関係者の認識を合わせ品質向上を実現

よくあるご質問

QMBSEを全社で導入しないと効果は出ないですか?
Aそんな事はございません。
MBSEは導入することが目的ではなく、困りごとの解決のための手段として考えたほうが良いです。
困りごとの規模や対象範囲によっては全社で導入する必要はなく、課題解決に絞った導入をすることで十分効果を発揮することができます。
QSysMLなどのモデリング経験がなくても始められますか?
Aコンサルティングサービスの中でモデリングの指導も行いますので、全く心配ございません。
当社ではコンサルティングサービスの他、モデリングの研修メニューもご用意しています。
Q小規模プロジェクトでも導入できますか?
A可能です。
オージス総研では、MBSEを初めて導入する企業に対して、PoC(概念実証)やパイロットプロジェクトから始めるアプローチをご提案しています。
まずは特定製品や特定開発テーマを対象としてMBSEを適用し、
・要求の整理
・SysMLを用いたモデリング
・設計情報の可視化
・トレーサビリティの確立
などの効果を検証します。
その後、成功体験をもとに対象範囲を拡大し、全社展開へと進めることで導入リスクを抑えながらMBSEを定着させることができます。
Qメカの領域でも導入は可能ですか?
A可能です。メカ図面に残らないノウハウをシステムモデルとして残すことが重要になってきており、支援実績もございます。

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コラム

製造業がMBSEを導入する前に知るべき課題と対策

複雑化する製品開発に対応するため、製造業でMBSE(モデルベースシステムズエンジニアリング)の導入が注目されています。本記事では、製造業がMBSE導入前に知っておくべき課題と対策、成功のポイント、支援サービスの特徴を解説します。