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レポート

ひっくりかえるソフトウェアコンテスト本選レポート

本選の様子と受賞作品のご紹介
株式会社オージス総研 OSCA事務局 木村 めぐみ
2024年11月28日

オージス総研主催のソフトウェアアイデアコンテストOGIS-RI Software Challenge Award 「ひっくりかえるソフトウェアコンテスト」の本選と最終審査を2024年11月12日(火)に行いました。本レポートでは受賞作品と本選の様子をご紹介します。

目次

第15回 OGIS-RI Software Challenge Award「ひっくりかえるソフトウェアコンテスト」

OSCA2024

コンテスト概要

OGIS-RI Software Challenge Award(OSCA)は今年で15回目を迎えるオージス総研主催のソフトウェアアイデアコンテストです。

「若い学生の皆さんに柔軟で大胆な発想力を駆使してソフトウェアの新たな可能性にチャレンジして欲しい。コンテストを機に IT の可能性を知り、将来、活躍する人が出てきて欲しい。」という思いのもと開催する本コンテストは、毎年、少しユニークなテーマを設定し、テーマに関連したアイデアを募集しています。

今年は「ひっくりかえる」というテーマと関連するソフトウェアのユニークで革新的なアイデアを募集しました。

本コンテストには「一般部門」と、昨年度に新設した中高生を対象とする「ひらめき部門」があり、応募資格と審査方法が異なります1。今年は、「一般部門」に 109 作品、「ひらめき部門」に 17 作品と非常に多くの応募がありました。

本選の様子

本選は 2024 年 11 月 12 日(火)備後町クラブ(大阪市中央区)で開催しました。

本選では書類審査を通過した「一般部門」 5 作品のプレゼンによる審査と、「ひらめき部門」で入賞した 1 作品の発表、そして、海外で同時開催した OGIS-RI Software Challenge Global Award 「グローバル部門」で入賞した 1 作品の発表を行います。

会場には、「一般部門」と「ひらめき部門」のチームが東京、長野、愛知、京都から、「グローバル部門」のチームがフィリピンから集まりました。比較的広かった本選会場も、参加者が集まるとすぐに熱気にあふれました。

本選会場の様子
本選開始を待つ本選会場の様子


定刻になり本選の開幕です。冒頭の挨拶の後、ゲスト審査員の株式会社アツラエ 取締役 中居 郁様をご紹介しました。中居様には、本選の一日を通して、本選出場チームに向けた沢山のフィードバックと温かいメッセージをいただきました。審査は、中居様と当社社員による全 5 名の審査員で行いました。

中居様
ゲスト審査員 株式会社アツラエ 取締役 中居 郁 様

そして本選のプレゼンがスタートしました。

くじ引きの様子
一般部門はくじ引きを使ってプレゼン順を決定


プレゼン順
くじ引きで小さい数を引いたチームからプレゼン順を選んだ。
(プレゼン順は 3 番目→ 4 番目→ 5 番目→ 1 番目→ 2 番目の順に埋まりました)


まずは「ひらめき部門」と「グローバル部門」のプレゼンからスタート。 両部門は入賞が決定しているため審査はありませんが、プレゼン後には審査員からフィードバックや感想が次々と寄せられました。こうしてコンテスト本選の熱量が徐々に高まったところで「一般部門」のプレゼンに移りました。

一般部門は各チーム20分の持ち時間でプレゼンと質疑を行います。全 5 チームのプレゼンが終わると審査員はすぐに別室で審査に入りました。

厳正な審査のもと賞を決定し、受賞作品の発表と表彰が同日同会場で行われました。

トロフィー

一同の注目が集まる中、審査員長より受賞作品が一点ずつ発表され、当社社長、ゲスト審査員から受賞チームに表彰状、トロフィーまたは盾、目録が授与されました。

表彰式の様子
表彰式での受賞チームへの授与


表彰式の後は食事を挟んで交流会を行いました。うれしいことに、本選の休憩中にはチーム間で打ち解けていたので、交流会でも緊張することなく参加者や審査員との会話がはずんだようです。

交流会
交流会
交流会
交流会
交流会で審査員と楽しく、そして、真剣に話す皆さん。グローバル部門の参加者も楽しそうです。


本選に出場された皆さんお疲れさまでした。本コンテストへの参加が少しでも皆さまの経験の場となれたなら幸いです。

本選参加者集合写真
本選出場チームと審査員ら

受賞作品のご紹介 <一般部門>

ここからは受賞作品をご紹介します。まずは一般部門の作品を、本選の発表内容をもとに筆者の理解でご紹介します。各作品の詳しい内容については、受賞チームの方々のご了承を得て「アイデアを説明する文書2」を掲載していますのでご覧ください。

最優秀賞 <一般部門>

最優秀賞

チーム:ちいばやし
作品名:習慣省年マンガ
信州大学大学院 三野 耀大さん、菊池 悠さん、武田 一磨さん、花形 優斗さん、松本 千里さん、ZHAO YIHONG さん、隠岐 和輝さん、篠原 智さん
信州大学 石澤 圭さん、木了 悠貴さん、齋藤 恵さん、芝崎 彩奈さん、原 匠さん


ちいばやしチーム
表彰後のちいばやしチーム(右から 2 番目は授与者のオージス総研社長 吉村 和彦)

視点をひっくりかえして客観的に省みる漫画アプリ

日常生活に欠かせないのが会話。国立国語研究所によると、一日の会話時間の平均は 6.2 時間にも及びます。

このような頻繁に行われるコミュニケーションにおいて、私たちはしばしば他者への配慮や相手の言葉への理解不足から、周囲との不適応を引き起こすことがあります。

このような不適応を回避するため、自身の行動や発言を定期的に振り返ることを目的としたシステムを考えました。日常の会話をもとに、アプリが漫画とユーザへの助言を生成する「習慣省年マンガ」です。漫画を読むことにより主観と客観をひっくりかえして自分を振り返り、より円滑なコミュニケーションができるようになることを狙っています。

システムは、会話内容の録音 → 録音内容の文字起こし → ストーリーと助言の生成 → 漫画を生成 → 漫画と助言を合体という流れで実現しています。(機能と採用技術などの詳細は「アイデアを説明する文書」をご参照ください。)

審査員との会話から本選中に漫画を生成

プレゼンでは利用イメージのデモ動画に加えて、実際の会話から漫画を生成するデモを行いました。

デモではゲスト審査員の中居様にご協力いただき、社員役の発表者に助言を行うという設定でアプリが入ったスマホに発言してもらいました。話者を特定するためのサンプルボイスも録音し、漫画を生成。少し時間を置いて確認すると、先ほどの会話をもとに漫画が生成されました。

プレゼンとデモの様子
アプリに向かって録音する様子(写真左)と生成された漫画(写真右)
二人の話者が同一に認識されたようですが話した内容通りの漫画が生成されました!


作品のネーミングも含めてとても魅力的なアイデアでした。このアイデアを実現する技術力も素晴らしいと審査員からも絶賛されていました。

アイデアを説明する文書

アイデアの詳細は応募の際に提出いただいた以下の文書をご覧ください。
アイデアを説明する文書「習慣省年マンガ」 (PDF: 約 1.3MB)

ゲスト審査員賞 <一般部門>

ゲスト審査員賞

チーム:三茶世田がえる
作品名:愛にカエル
昭和女子大学 小野 日向詩さん、石坂 佳音さん、三瓶 優里さん、斎田 まりんさん、井川 葵瑚さん、山谷 真生さん


三茶世田がえるチーム
三茶世田がえるチーム(写真右から 2 番目はゲスト審査員賞授与者の株式会社アツラエ 取締役 中居 郁様)

若者向け恋愛サポートアプリ

好きな部分は伝えやすいけれど嫌な部分は言いにくい。そんなカップルが抱える悩みを、アプリのメインキャラクターである恋愛アドバイザー AI(あい)カエル博士がサポートし、カップルの嫌いな気持ちをひっくりかえす恋愛サポートアプリが本作品「愛にカエル」です。

ターゲットは未婚のカップル。特に 10 代後半から 20 代を対象とし、LGBTQ+に対応しています。

不満をやさしく伝える

たとえば、デートで彼氏の遅刻が多いという不満に対するアドバイスは AI カエル博士が適切なタイミングでポジティブに伝えます。「ラッキーアイテムは時計。時間をよく見て行動しよう。」

相手に直接言えない不満をやさしく伝え、恋愛関係をこわさずに、むしろ愛情を深めることをサポート。愛情に満ちたより良い関係を築くよう支援します。ユーザは日常の気持ちを記録して、アドバイスにもとづいて行動するだけです。

プレゼンの様子
プレゼンの様子。写真左上に載せた投影スライドに AI カエル博士が見えます。


カエルのキャラクターがとてもかわいかったです。遅刻を直すためにラッキーアイテムを提案するというポジティブフィードバックの機能がターゲットの心情をうまくとらえた解決策だと感心しました。

アイデアを説明する文書

アイデアの詳細は応募の際に提出いただいた以下の文書をご覧ください。
アイデアを説明する文書「愛にカエル」 (PDF: 約 2.6MB)

優秀賞 <一般部門>

優秀賞

チーム:Mom(モム)
作品名:逆転教育アプリ Reverch
愛知工業大学 濱岸 桃子さん


Momチーム
Momチーム

現在の学習形態における問題に着目

中学や高校での授業風景として思い浮かぶ黒板・ノート・鉛筆。先生が黒板に書き、生徒がノートに写す授業スタイルは、今から 150 年前の明治時代から続いています。時代とともにデジタル化が進み、現代の学生は日常的にデジタルツールを使っていますが、いまだに多くの学校で昔ながらの授業が続いています。

このような先生が生徒に一方的に教える現在の学習形態は、深い理解や応用力の向上、学びの定着に問題があると考えました。

教える立場がひっくりかえる

そこで、「逆転教育アプリ Reverch」を提案します。

生徒モードでは宿題や練習問題を解いたり、作成したノートを共有できたりする自己学習機能や、学生同士が教え合う SNS のような機能、カレンダーで学習予定を管理できる機能などがあります。

ここまでは従来のアプリにもありそうな機能ですが、本アプリは、生徒が教師の立場となる教師モードに移れるのが特徴。問題を作成したり、自分が役に立った動画を共有したり、問題を解き合うバトルモードに移ることができます。

これらのモードを通して、学生は深い理解を促進し、自己効力感を向上、インタラクティブな学習体験や他者と協働して学び合うスキルを養えます。

プレゼンの様子
プレゼンの様子。スライドに表示されているのが画面イメージ。


プレゼンの中で紹介されたデモ画面のデザインはすでに商品化されているかと思うほどの完成度でした。アイコンに込められた意味はぜひアイデアを説明する文書でご覧ください。

アイデアを説明する文書

アイデアの詳細は応募の際に提出いただいた以下の文書をご覧ください。
アイデアを説明する文書「逆転教育アプリ Reverch」 (PDF: 約 1.7MB)

特別賞 <一般部門>

特別賞

チーム:Unagi Pi (ウナギパイ)
作品名:BoxKeyPer
同志社大学 木村 太陽さん、北村 佳資さん、那須 渚さん、婦木 是開さん


Unagi Pi
Unagi Piチーム(写真中央は授与者の当社社長)

在宅時と外出時でひっくりかえるアクセサリーボックス

「BoxKeyPer」は今までにないまったく新しいタイプのアクセサリーボックス。金庫のような防犯性と性能を持ち合わせています。鍵の開け閉めやアプリからの操作でボックスモードとカメラモードが切り替わります。

ボックスモードはユーザが家にいるときに使うモード。アクセサリーボックスが上に出ており、アクセサリーの出し入れができます。外出時に鍵を閉めると BoxKeyPer がひっくりかえり、防犯カメラが出現。外出中の家をカメラモードで見守ります。カメラモードではアプリからカメラの様子をリアルタイムで確認することもできます。

防犯カメラの不快感を考慮

自宅侵入被害が増えて防犯意識が高まる昨今、防犯カメラの需要は高まっていますが、防犯カメラの存在を不快に感じる人がいることが分かっています。それらを考慮して、在宅時に防犯カメラを意識せずに済み、なおかつ、大切なアクセサリーを管理できるプロダクトを制作しました。

会場では BoxKeyPer を使った利用シーンを実演しました。「アクセサリーどれにしようかな」とアクセサリーを着けて外出、施錠すると、ウイーンと防犯カメラが出現。そして、「ただいまー」と帰宅し開錠すると BoxKeyPer がアクセサリーボックスにひっくりかえり、アクセサリーをしまいました。

プレゼンの様子
実際に動く BoxKeyPer(写真中央下の黒い箱。写真はカメラモードの状態。)


実際に動くものを見るのは楽しいものです。確かに防犯カメラの存在感が気になることも分かりました。ペットの見守りの需要があるかもと審査員からのフィードバックもありました。

アイデアを説明する文書

アイデアの詳細は応募の際に提出いただいた以下の文書をご覧ください。
アイデアを説明する文書「BoxKeyPer」 (PDF: 約 3.1MB)

特別賞 <一般部門>

特別賞

チーム:和田ゼミ
作品名:ダイレクトリクルーティング SNS
中央大学 山形 凌さん、増田 直純さん、岡 陽太さん、橋本 悠也さん、河内山 磨緒さん


和田ゼミチーム
和田ゼミチーム(写真中央は授与者の当社社長)

学生も企業も魅力を発信できる SNS 型ダイレクトリクルーティングサービス

チームメンバーは全員大学3年生。自らの就活体験から、エントリーシートからスタートする現在の採用選考に疑問を持ちました。エントリーシートでは自分の良いところを十分にアピールできないのではないか。企業もエントリーシートでは見えない学生の別の側面を知れたら良い学生を見逃さずにすむのではないか。

今回提案する「ダイレクトリクルーティング SNS」はそんな問題を解決するサービス。学生と企業の双方が使います。

学生は日々の取り組みをハッシュタグや業界ジャンルを付けて投稿。他の学生の投稿にいいねを付けることもできます。企業はインターン募集の情報や、企業の様子などを投稿。学生の投稿を見て気になる学生をブックマークし、オファーが送れます。

SNS 型の積み上げ方式で他のサービスと差別化

本サービスは SNS のように投稿をさかのぼることが可能。エントリーシートを書くのが大変と感じる学生は多いですが、自分の投稿を時系列に見ればエントリーシートを書くための材料が揃います。

プレゼンの様子
プレゼンの様子。後半にはマネタイズについてもしっかり説明された。


料金プランや収支予測を具体的に提示された点が際立っていました。「企業が学生を探しに行く時代にひっくりかえる」というメッセージで発表が締めくくられました。

アイデアを説明する文書

アイデアの詳細は応募の際に提出いただいた以下の文書をご覧ください。
アイデアを説明する文書「ダイレクトリクルーティング SNS」 (PDF: 約 1.1MB)

受賞作品のご紹介<ひらめき部門>

続いてひらめき部門の受賞作品をご紹介します。作品の詳しい内容については、受賞チームのご了承を得て「アイデアを説明する文書1」を掲載していますのでご覧ください。

ひらめき賞 <ひらめき部門>

ひらめき賞

チーム:light
作品名:stock checker
香蘭女学校高等科 林田 知子さん


lightチーム
lightチーム

ひっくりかえって商品がなくなったことを知らせる

あるものを目当てに買い物に行ったのに売っていなかった。空いている棚があるが欲しいものの棚か分からない。本当に売っていないのかな。そんな経験はありませんか。

今回提案するのは、売られている商品やその在庫を管理するシステム「stock checker」です。

stock checker はブックエンドのような形の本体を陳列商品の一番後ろに設置します。商品が取り出されると前に押し出され、商品がなくなるとひっくりかえります。

プレゼンの様子
プレゼンの様子。写真左上に載せた投影スライドには stock checker のイメージが描かれている。


買い物客はひっくりかえった本体にある QR コードで商品情報を確認し、その商品が近くのどの店舗で買えるのか調べることができます。店舗側は本体がひっくりかえると通知が届き、商品の補充など在庫管理ができます。

stock checker によって皆さんの日常のちょっとしたイライラがなくなることを願っています、というメッセージで発表を終わりました。

light チームの林田さんは本選参加者の中で唯一の高校生。本選トップに一人での発表という状況にも関わらず、落ち着いて分かりやすくアイデアを説明され審査員も感心していました。ユーザ視点で、物理的にひっくりかえる解決方法をうまく組み合わせた柔軟な発想は、まさにすばらしい「ひらめき」でした!

アイデアを説明する文書

アイデアの詳細は応募の際に提出いただいた以下の文書をご覧ください。
アイデアを説明する文書「stock checker」 (PDF: 約 0.5MB)

受賞作品のご紹介<グローバル部門>

最後にグローバル部門の受賞作品をご紹介します。グローバル部門は海外で同時開催されていたもので、本選では受賞作品のプレゼンが行われました。

グローバル賞 <グローバル部門>

グローバル賞

チーム:TokiToki
作品名:FlipSleep – Sleep tight or flip to the other side!


TokiTokiチーム
TokiTokiチーム(写真中央は授与者の当社社長)

ユーザを目覚めさせる枕

FlipSleep はユーザを目覚めさせる枕です。つまり、ひっくりかえるのは枕の定義。寝るための枕ではなく、目覚めるための枕を提案します。

ところで、なぜ目覚ましにスマホのアラームを使わないのか、と思った方はいませんか?スマホには様々なアプリが入っています。それらのアプリは寝る前の気を散らすもの。無意識にスマホをスクロールすることをやめ、時間を有効に使いたいと考えました。

FlipSleep はアプリでアラームの設定を行います。時間、音の大きさ、スヌーズ、バイブレーションのオンオフ、音楽の設定など自分の好みにカスタマイズ可能。枕に、小さなスピーカー、電源供給のためのリチウムイオン電池、ラズパイ、バイブレーションモーター、ジャイロセンサー、加速度センサーを内蔵して、これらの機能を実現します。

このイノベーションにはどんな未来が待っているのでしょうか。AI による体調管理、IoT と連携して起きたてにコーヒーを飲む、などなど可能性は無限大です。

私たちにはビジョンがあります。a pillow that wakes you up make the world a bit more productive. 「時は金なり」

プレゼンの様子
プレゼンの最後は日本語で締めくくられた。


プレゼンは英語で行われました。アニメーションを織り込むなど工夫されていて日本語話者にも分かりやすい内容でした。全員、初めて日本に来られたとのことですが、堂々とプレゼンされていて、会場は一気に引き込まれました。

おわりに

本レポートでは 2024 年度に開催したソフトウェアアイデアコンテスト OGIS-RI Software Challenge Award の本選の模様と受賞作品をご紹介しました。皆さん全員が、真剣に本選へ臨んでくださった姿が印象に残っています。アイデアを伝えようとするそれぞれの思いは会場にいた人に確かに届き、その結果、とても良い空間が創られたと思います。本選出場チームの皆さんにとっても何かを得る一日になっていればうれしいです。

最後に、コンテストにご応募くださったすべての皆さんに改めてお礼を申し上げます。本コンテストが今後の皆さんのご活躍の一助になれば幸いです。


  1. 応募資格などの詳細はコンテスト Web ページをご覧ください。 

  2. 「アイデアを説明する文書」は応募時にお送りいただいた書類審査対象の文書です。