2025年問題。レガシーEDIからインターネットEDIへ

#02 2025年問題。レガシーEDIからインターネットEDIへ

今井「EDIにおいては、「2025年問題」というものがあります。これについての概要と、各企業はどのような対応や対策を取れば良いのか教えてください。」

門上「2025年問題は、加入電話やISDNなど既存の公衆交換電話網(PSTN)について、2020年頃からIP網への移行を開始し、PSTN交換機が寿命を迎える2025年頃をめどに移行を完了する想定となっている問題のことです。つまり、電話回線を利用しているレガシーなEDIを利用し続けることができなくなるということです。」

藤野「公衆交換電話網がなくなるということは、流通業界で取り組んだ「同期モデムが使えなくなる」ことの対策どころの話ではなく、TCP/IPを利用しているISDNさえ使えなくなることですから、現在行われている多くのデータ交換型EDIが利用できなくなるということです。建設業界や流通業界は、早々にインターネットEDIに移行しましたが、その他の業界は研究を始めたところはあるとしても、まだどこも明確な方針は打ち出せていません。インターネットEDIに移行すると言っても、それ自体簡単なことではありません。」

今井「そうですね。インターネットEDIへの移行については、様々な課題がありそうですが、具体的にはどのようなものでしょうか?」

藤野「接続先がすべて一斉に次世代型EDIに切り替えられるわけではないので、各企業は相手先に合わせて従来型のEDIシステムと次世代対応のシステムの2種を運用する必要が生まれます。つまり、完全に移行が完了するまでは両方のシステムが必要となるわけです。となると、ノウハウや管理コスト、両システムの結果を統合する環境を構築するコストなど、多大な労力と負担が発生します。
 データ・アプリケーション製品ACMSのように従来型・次世代型の両方を統合管理できるシステムを利用している場合、その負担は大きく緩和されるわけですが、そうでない場合には注意が必要です。オージス総研さんは、データ・アプリケーションのACMSをうまく活用し、使いやすく、コストメリットのあるサービスをご提供されていると思います。」

門上「はい。オージス総研でもChem eStandardsやAS2等の標準化された次世代型のインターネットEDIの実現にはACMSを活用しています。一方で、インターネットは、回線品質やセキュリティの面で、不安が残るのも正直なところです。ただ、インターネットEDIをうまく利用すれば、可用性やセキュリティを確保した上で、通信コストや運用コストの軽減が図れます。
 レガシーEDIの置き換えとして、オージス総研では、「SecureEC」というサービスを提供しています。インターネットにつながったパソコンがあれば、ファイル転送型のインターネットEDIを手早く、低コストで、かつ安全に実現できるサービスです。専用ソフトで通信しますので、基幹システムとの連携も簡単に実現できます。
 2025年までは、まだ期間があるように思われがちですが、藤野さんがおっしゃるように、色々と課題があることも事実です。企業さまにおかれましては、ぜひ、早い目の取り組みをお勧めいたします。」

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