第5話 続なにかが星について
燃える気体ですが、池や湖、沼など水の中からわいてきて、よく調べるとどうも、二種類の気体なのです。また、昼しか発生していないこともわかりました。
一方は、火がついて燃える、混ぜると爆発的に燃える、もう一方は燃えているものをものすごい燃え方にする気体なのです。
これを分離する方法を見つけ出し、片方を気体燃料、そしてもう片方を、炭の燃焼炉に送り込、高熱を発生する炉として使っていったのです。
そして、発生しているところを良く調べてみると、特定の鉱石が関係しているようです。彼らは、これを気生石と呼んで調べていましたが、どうもなにかが星には、かなりの気生石の鉱脈があることがわかってきました。
その後、この気生石の気体発生量を向上させる、精錬方法が確立し、この気生石を、人口の池に並べ、かなりの気体を発生させることに成功していくのです。
また、この気生石をさらに分析するため強い光を当てたとき、間違って落とした金属片に火花が飛んだのです。なんどやっても同じことが起こるのです。これが、気生石に対しての画期的な発見でした。そして、なにかが星の人たちが、電気を手に入れた瞬間だったのです。