はじまるくんひろば

物語アイコン第11話 戦国時代

第11話イラスト

時は戦国時代の日本。

忍者の里として、伊賀や甲賀は有名ですが、その近くの秘境に‘なにかが村’という誰にも知られていない村がありました。

そこには、5~600人ぐらいの人が住んでいました。

当時の日本の最先端の技術・文化を保有している、忍者の村です。

それは、人知れずの地域的に閉じた村なのですが、日本各地の優れた技術文化を取り入れるため、高い技術文化をもったそれぞれの地区に、そっとむらびとを送り込み高い技術・文化・芸術・医術・武術などを吸収させ、それを自分の村に持ち帰ったからなのです。

また、あるときに宣教師を助けた縁で、外国にもむらびとが行ったりして、外国の技術文化にも精通していました。

というわけで、‘なにかが村’の人たちは、争いを好まず、高度な技術をもち、すばらしい文化芸術を好み、自然を愛する生活を送っていたのです。

こういった生活を続けるためには、外部にその存在を知られないほうがよい、と考えていたのです。

ただし、万が一周りの国にその存在を知られ、攻め込まれた場合の事を考え、武術・忍術の訓練は行い続けていました。

また、当時最新の武器を持ち、いざとなれば最強の武装集団となることができるようになっていたのです。

ただ、これとて最後の手段として考えており、なるべくその力を発揮しないですむように考えていました。

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