IT研修・ラーニング
【eラーニング】 C++オブジェクト指向プログラミング
C++研修一覧 eラーニング オブジェクト指向開発コース ソフトウェアテスト研修一覧
C++による基本的なオブジェクト指向プログラムの作成方法を、プログラミング演習を通して段階的に習得するコースです
C言語プログラミングの知識・スキルを所有した方向けのコースです。オブジェクト指向プログラミング言語としてのC++を学習するだけでなく、C言語との違いを理解できるようC言語から拡張された機能についても学習します。また、既存のC言語のプログラム資産を活用するために、C++のプログラムとC言語のプログラムを連携する方法についても学習します。なお、本コースは「C++03」の言語規約を元に解説しています。
学習の前後に理解度を測定するアセスメントを用意しています。
ブラウザ上でソースコードの作成と実行結果の確認が行えます。
対象
- 初めてC++を使った開発を行う方
達成目標
- C++の特徴について説明できる
- C++の言語仕様に則って基本的なプログラミングができる
前提条件
- C言語で基本的なプログラミングができる
- eLearningを受講するために以下のいずれかの環境を必要とします。
・Google Chrome, Firefox, Safari, Edge の最新版
内容
1. C++概要
- C++とは
- C++の歴史
2. 「Hello World!」を書いてみよう!
- 標準出力ストリーム(cout)と出力演算子(<<)を使ってみよう
- iostreamライブラリをインクルードしよう
- 名前空間(namespace)とは
- 使用するたびに、識別子の前に [名前空間名]:: で指定する
- ソースファイルの冒頭にusing [名前空間名]::[識別子名];を記述する
- ソースファイルの冒頭にusing namespace [名前空間名];を記述する
- ゼロから「Hello World!」
3. 標準入出力ストリーム
- 標準出力ストリーム「cout」
- 出力形式
- 標準入力ストリーム「cin」
4. C++で導入されたbool型と参照
- C++のデータ型
- bool型(論理型)とは
- bool型と整数系データ型との互換性
- 参照(リファレンス)とは
- 参照とポインタの違い
- 関数の引数に参照を使う
- 参照渡しによるswap関数を定義しよう
5. 可変長文字列 string
- stringの変数定義
- stringの演算子
6. const修飾子
- constによる定数の定義
- 定数へのポインタとポインタ定数
- 関数の引数のconst修飾
- const修飾された引数をもつ関数を定義してみよう
7. オーバーロードとデフォルト引数
- オーバーロードとは
- デフォルト引数とは
- オーバーロードとデフォルト引数を使って関数を宣言してみよう
8. new演算子とdelete演算子
- ヒープ領域とは
- 単一の型に対するnew/delete
- 配列に対するnew/delete[]
9. 名前付きキャスト(明示的型変換)
- 4種類の名前付きキャスト
- static_cast
◆C++オブジェクト指向プログラミング
1. クラス概論
- C言語での構造体(struct)のおさらい
- C++におけるクラス(class)とは
- オブジェクト指向における用語をおさらいしましょう
- クラス(class)を定義する
- キーワードclassを用いる
- メンバ関数を宣言する
- メンバ関数を定義する
- メンバに対してアクセス指定子を指定する①
- メンバに対してアクセス指定子を指定する②
- クラスからインスタンスを生成して使う
- ゼロからクラスを定義してみよう①クラスの定義
- ゼロからクラスを定義してみよう②インスタンス生成とメンバの呼び出し
2. コンストラクタとデストラクタ
- コンストラクタとは
- コンストラクタを定義する
- コンストラクタの呼び出し
- メンバ初期化子リスト
- メンバ初期化子リストの注意点
- コンストラクタの多重定義(オーバーロード)
- デフォルト引数つきコンストラクタ
- デフォルトコンストラクタ
- デストラクタとは
3. もっとメンバ関数
- thisポインタとは
- constメンバ関数とは
- インライン関数とは
- クラス内関数定義によるインラインメンバ関数の定義
4. 静的メンバ(staticメンバ)
- 静的メンバ(staticメンバ)とは
- 静的メンバ変数の宣言
- 静的メンバ変数の定義
- 静的メンバ関数の宣言
- 静的メンバ関数の定義
- 通常のメンバ関数(非staticメンバ関数)からの静的メンバへのアクセス
- 「クラス名::」による静的メンバへのアクセス
- 静的メンバを宣言・定義してみよう
5. オブジェクトとオブジェクトのつなぎ方
- ソフトウェア部品としてのクラス
- 実体としてのメンバ変数
- ポインタとしてのメンバ変数
- 参照としてのメンバ変数
6. 可変長配列 vector
- vectorの変数定義と操作
- オブジェクトを要素とするvector
7. 引数や戻り値としてオブジェクトを使う
- ポインタ、参照の引数・戻り値としてのオブジェクト
- 実体の引数・戻り値としてのオブジェクト①問題の把握
- 実体の引数・戻り値としてのオブジェクト②原因の探求
- 実体の引数・戻り値としてのオブジェクト③問題の解決
8. 継承
- 継承とは
- 派生クラスを定義する
- 基底クラスのコンストラクタ呼び出し
- 継承時のデストラクタ呼び出し
- protectedアクセス指定子
- 継承したメンバへのアクセス①
- 継承したメンバへのアクセス②
- 派生クラスを定義してみよう
9. 仮想関数とオーバーライド
- 派生クラス is a kind of 基底クラス
- 仮想関数とオーバーライドとは
- 仮想関数の宣言
- 仮想デストラクタ
- 仮想関数によるポリモーフィズムを使ってみよう
10. 純粋仮想関数と抽象クラス
- 純粋仮想関数と抽象クラスとは
- 抽象クラスを継承した派生クラスを定義する
11. 総合演習「カブ」ゲーム
- Cardクラスの定義
- Deckクラスの定義
- Memberクラスの定義
- Dealerクラス、Playerクラスの定義
- main()関数の実装
◆Cプログラムとの連携
1. Cプログラムの利用
- Cのプログラムへのリンケージ
本コースの受講情報 | |
受講期間 | アカウント発行から1ヶ月 |
標準学習時間(目安) | 15時間 |
アセスメント | コースの前後に理解度を測定するテストあり |
サポート | 学習環境に関するサポート:チャットサポートあり 学習内容に関するサポート: なし |
※本コースはギブリー社のtrackプラットフォーム上に作成した当社オリジナルコンテンツです。
講義と演習の配分
開催概要
主催 | オージス総研 |
---|---|
会場/日程 | オンデマンドで受講可能です |
受講料 | 22,000円(税込み) |
受講料有料の場合の お支払いについて |
【法人のお客様】 請求書はアカウント発行後に送付いたします。請求書に記載されている期日までに当社指定口座にお振り込みください。(請求翌月末現金払い) 【個人のお客様】 個人でお申し込みをいただいた場合は、お申し込みを受け付け次第、 請求書をお送りいたしますので、当社指定口座にお振り込みください。 お振り込みの確認ができ次第、アカウントを発行させていただきます。 |
お問い合わせ・お申し込み
IT研修・ラーニングについて、よくあるご質問はこちらからご覧いただけます。
同コースのIT研修・ラーニング
UMLモデリング入門-UMTP-L1認定
【eラーニング】 UMLモデリング入門
ソフトウェアテスト入門(JSTQB準拠)
C++11/14/17入門(オンライン版)
【eラーニング】 オブジェクト指向開発基礎コースセット(C++編)
【eラーニング】 UMLとC++によるオブジェクト指向プログラミング
【eラーニング】 オブジェクト指向入門
C++プログラミング
オブジェクト指向設計の原則(C++)~リファクタリングを通じて学ぶ良い設計~
組み込み設計モデリング・実装
GoogleTestによる実践ソフトウェアテスト
UMLとC++によるオブジェクト指向プログラミング
分析モデリング実践
オブジェクト指向入門
【eラーニング】 UMLとJavaによるオブジェクト指向プログラミング
JUnitによる実践ソフトウェアテスト
Javaプログラミング(JavaSE 8 対応)