運用自動化とは?自動化のメリットと方法、効率の良い進め方を解説

前回のおさらい

 前回のコラム「システム運用とは?システム保守との違いや仕事内容、業務効率化の方法を解説」ではシステム運用の「業務内容」や「課題」について、また「課題」の対策として自動化していくことが有効であることをご紹介させていただきました。今回のコラムでは具体的な運用自動化のメリットと、その進め方を中心にご紹介していきます。

運用自動化とは

 運用自動化とは、システム運用においてこれまで人手で行っていた作業の一部、もしくは全てを専用のソフトウェア等を駆使しながら、システムに代替させることを言います。
 運用自動化における専用のソフトウェアは商用(Uipath、Kompiraなど)からOSS(Selenium、ansibleなど)のツールまでさまざまですが、ここではRPA(Robotic Process Automation)とRBA(Run Book Automation)特長について少し解説していきます。  
 RPAやRBAは自動化ソフトウェアとして近年注目を浴びていますが、それぞれ得意とする分野が異なるため、自動化したい業務の特長を理解したうえで両者を選択する必要があります。

RPAの主な特長

  • PCなどの画面操作が得意
  • マウスやキーボードを使って画面操作を自動化
  • シンプルで直観的である反面、複雑な処理には向かない
  • 主にバックオフィス系業務が対象

RBAの主な特長

  • システム間連携が得意
  • 手順書をもとにコマンドやスクリプトで実行していた作業を自動化
  • 高機能ではあるが、ある程度のプログラミング知識が必要
  • 主にシステム運用現場が対象

 上記の通り、RPAはPCなどの画面操作行うバックオフィス系の業務を対象としており、利用シーンとしては「PCに表示された画面から数値などをコピーし、表計算ソフトに張り付ける」といった定型業務が該当します。対してRBAはシステム運用を対象にしており、さまざまな運用管理ツールとの連携や、作業手順書に記載された内容などを自動化します。利用シーンとしては「監視アラートの内容を判断し、該当するシステム担当者へエスカレーションを行う」といった業務が該当します。

運用自動化の進め方やAIOpsの事例に関するPDF資料

運用自動化やAIOps導入に役立つ下記のようなPDF資料がダウンロードできます。貴社の運用自動化を推進させるヒントにご活用ください。

運用自動化を成功させる3つのステップ

6376_three_step.jpg運用自動化が進まない理由と「運用自動化の進め方」を解説した資料
運用自動化の6つの社内障壁とその突破方法

6376_six_barrier.jpg運用自動化を進めるときに発生する社内障壁とその突破方法を解説した資料
AIOps推進事例「進め方と得られた効果を解説」
6376_aiops_case.jpg弊社のAIOps活用の社内事例を紹介した資料。進め方とその成果が確認できます

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運用自動化のメリット1「オペレーション自動化によるヒューマンエラー削減」

 人での作業を前提とする場合、「人はミスをする生き物」ということを念頭に置かなければいけません。人が作業を行う以上、ヒューマンエラーは発生する可能性があり、ヒューマンエラーが発生するとその対策を講じる必要があります。その対策が有効なものであればよいですが、結果としてダブルチェックやトリプルチェックといった「人ありきの対策」をとっている現場も多いのではないでしょうか。また、人でのチェックを増やすということは必然的にその作業に対するコストが掛かるということになり、こういった連鎖が運用現場を逼迫させ、さらなるヒューマンエラーを誘発する要因ともなります。

 この悪循環から脱却するためには自動化という概念を取り入れ、「システムでできることはシステムに任せる」という方向にシフトしていくことが有効です。自動化することによりヒューマンエラーは減少し、品質が向上することで運用現場にも余裕が生まれます。現場に余裕が生まれることによって、これまでできなかった改善活動に着手することができ、さらなる運用自動化を促進させるといった好循環が生まれることになります。

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 この考え方はいわゆる「NoOps(No Operations)」の考え方であり、この活動によって企業は人員を「人でしかできない業務」に注力させることが可能となります。その結果、新規ビジネスの開拓や、より付加価値の高い業務に従事させることで、企業として競争力の強化にも繋げることも可能となります。

運用自動化のメリット2「ITエンジニアの人手不足への貢献」

 IT業界ではエンジニアの人手不足が深刻な問題となっていますが、運用自動化はこの課題を解決する手助けとなります。

 定型作業だけでなく、障害検知や対応プロセスの自動化、データ分析によるトラブル予測など、幅広い業務を効率化できます。

 その結果、エンジニアは人でしかできない高度な業務に集中できるようになります。
 また、自動化は作業のスピードと正確性を向上させ、限られたリソースで高いパフォーマンスを発揮できるようになります。

運用自動化を実現するときのよくある課題とその解決方法

 運用自動化は大きな効果が期待できる一方で、導入段階ではさまざまな課題に直面するケースも少なくありません。ここでは、実際の現場でよく発生する代表的な課題と、その解決方法を整理します。

課題1: 自動化すべき業務の優先順位が決められない

 運用業務には日々の定型作業からトラブル対応まで幅広いタスクが存在します。そのため、「どこから自動化すべきか」が判断できず、プロジェクトが進まないというケースが多く見られます。

解決方法: 業務の"可視化"と"スコアリング"で客観的に判断する

•作業頻度(回数)
•1回あたりの工数
•手作業によるミスのリスク
•影響範囲(サービス・顧客へのインパクト)

 これらの指標を基にスコア化することで、自動化の優先度を客観的に決定できます。
まずは「頻度が高い」「工数が大きい」「影響が大きい」タスクから着手することで、早期に効果を実感しやすく、プロジェクトの推進力も高まります。

課題2: 現場の業務が属人化し、手順書や設計情報が整理されていない

 運用現場では、長年の経験に基づく"暗黙知"で作業が行われていることも多く、自動化に必要な情報(手順書・運用設計)が整っていないケースが多くあります。
その結果、自動化のベースとなる処理手順が仕様化できず、自動化プロジェクトが停滞する原因になります。

解決方法: 業務棚卸しと標準化を並行して進める

•作業担当者へのヒアリング
•実際の操作ログや画面を観察して手順を明確化
•手順書の整備と標準化
•自動化しやすい形(定義・入力項目の統一)へ整備

 業務の"見える化"を行うことで、属人化解消と自動化の両方が一気に進められます。

課題3: ツールを導入したものの、現場が使いこなせない

 「ツールを導入したのに活用できていない」という声は意外と多く、機能が複雑すぎることや、現場の習熟度に差があることが原因です。

解決方法: PoC導入と段階的な自動化がポイント

•小規模な範囲でPoC(概念実証)を実施
•初期は"誰でも理解できる簡易フロー"から作る
•教育・操作トレーニングをセットで提供
•成果を基に段階的に自動化範囲を拡大

 いきなり大規模な自動化を目指すのではなく、小さく成功体験を積み上げることが重要です。

課題4: 環境ごとに設定や運用ルールが異なり、自動化しにくい

 システムが長期間運用されていると、環境ごとに構成や手順が異なるケースが多く、生産的な自動化ロジックを作るのが難しい問題があります。

解決方法: 設定の統一とInfrastructure as Code(IaC)の活用

•環境設定や運用ルールを統一
•IaC(Infrastructure as Code)により構成差異をなくす
•自動化ツール側のテンプレートを活用して標準化
•アプリ・インフラのバージョン差異を段階的に解消

 環境を整えることで、自動化の効率と再現性を高めることができます。

課題5: 自動化によって想定外のトラブルが発生するのでは、という不安がある

 現場では「自動化は便利だが、もし誤動作したら...」という不安が理由で、導入を躊躇するケースもあります。

解決方法: 段階的ロールアウトとテスト自動化

•テスト計画を立て、十分に検証したうえで導入
•影響範囲の小さい作業から順に自動化
•検証結果を共有し、現場の安心感を高める
•ロールバック方法を明確化する

 安全性を担保したプロセスを設けることで、現場も安心して導入を進められます。

 運用自動化は、単にツールを導入するだけでは成功しません。
「現状の可視化」→「標準化」→「小さく自動化」 の流れを丁寧に進めることが、課題の解消につながります。

サービス品質を向上する運用自動化の進め方

 運用自動化のメリットは、前段でご紹介しました以外にもさまざまなものがありますが、ここでは運用自動化を進めるにあたってのポイントをいくつかご紹介します。

  • 今行っている作業を洗い出し、「見える化」する(内容や頻度などを正しく把握する)
  • 作業や設定内容のなかで、人でなくてもよい作業を洗い出す
  • 人でなくてもよい作業のなかですぐに自動化を取り組めそうなものから取り掛かる
  • 少しずつ自動化して成功体験を積み重ねていく
  • 周り(とくに上司)に自動化の取り組みを啓蒙する(仲間づくり)

 ここで着目すべきは現状の「業務を可視化」したうえで、「どういった作業をどこまで自動化するか」という点にあります。
 運用自動化において「業務を可視化」するというプロセスはとても重要で、このプロセスを怠ると、たとえ自動化できたとしても実装までにコストばかり掛かったうえに、見合った効果を得られないといった結果に陥る可能性もあります
 また、「どういった作業をどこまで自動化するか」という点では、最初から一連となる業務フローの全てを自動化しようとして途中で頓挫してしまう、といったケースは運用自動化においてはよくある光景です。このような事態となれば元も子もなく、少しずつできる範囲から自動化してくというスタンスが重要です。

運用自動化ツールを選ぶときのコツ

 運用自動化を成功させるためには、目的に合ったツールを選定することが大きなポイントになります。しかし、運用自動化ツールには多くの種類があり、「どれを選べばよいのか分からない」という声も多く聞かれます。ここでは、ツール選定で押さえておきたい重要なポイントをまとめます。

自動化したい業務とツールの得意領域が一致しているか確認する

 運用自動化ツールには、ジョブ管理、監視、構成管理、リリース管理、運用フローの統合など、さまざまな特化領域があります。
 そのため、まずは 「自社が自動化したい業務」 を明確にしたうえで、ツールの機能と一致しているかを確認することが最重要です。

チェックポイント

•自動化したい業務(例: サーバー監視、ログ収集、ジョブ実行など)に対応しているか
•オンプレ/クラウド/ハイブリッドなど、運用環境に適合しているか
•対応していない機能を無理にカスタムする必要がないか

 自社のニーズに合っていないツールを導入すると、運用負荷が逆に増してしまうこともあります。

既存システムやクラウドサービスとの連携性を確認する

 運用自動化は「組織全体の運用」に関わるため、他システムとの連携性は欠かせません。

重要視すべきポイント

•AWS、Azure、GCPなど主要クラウドとの接続可否
•各種API・Webhookによる連携のしやすさ
•監視ツールやチケット管理システムとの統合
•インフラ構成管理(IaC)との併用のしやすさ

 運用現場で使用しているツールとスムーズに接続できるかは、生産性を大きく左右します。

操作性・GUIの分かりやすさは現場に適しているか

 ツールを導入しても、現場が使いこなせなければ意味がありません。
 特に運用現場は多人数が関わることが多く、「わかりやすい操作性」は重要です。

確認ポイント

•ノーコード/ローコードでフローを作成できるか
•視覚的なワークフロー(GUI)の使いやすさ
•初学者でも理解できる設計になっているか
•権限管理や承認フローが整っているか

 扱いやすいツールを選ぶことで、教育コストを大きく削減できます。

拡張性・スケーラビリティがあるか

 運用自動化は導入後に対象範囲が広がっていく傾向があります。「将来の拡張」が可能かどうかも重要な視点です。

見るべきポイント

•自動化フローの追加・修正が容易か
•ワークロードの増加に対応できるスケール性
•新しいアプリケーションやクラウドへの対応計画があるか
•コミュニティ・アップデートの活発さ

 長期的に活用できるツールを選ぶことが運用コスト削減にもつながります。

導入後のサポート体制・教育リソースが充実しているか

 運用自動化では、導入後の運用サポートも重要な成功要因となります。

確認すべき項目

•トラブル時のサポート窓口の有無
•日本語ドキュメントやFAQの充実度
•ベンダーによる導入支援やトレーニングの提供
•コンサルティング・技術伴走サービスの有無

 特に運用部門では、迅速なサポートが求められるため、サポート品質は軽視できません。

導入・運用コストが自社の予算に見合うか

 高機能ツールが必ずしも最適とは限りません。
 導入費用・運用費用・教育コスト・保守費用を含めた総コストを比較しながら選ぶことが重要です。

•初期費用
•サブスクリプション費用
•追加モジュールの有無
•保守・アップデート費用
•運用担当者の教育コスト

 総合的に費用対効果を判断することで、導入後のギャップを防げます。

 運用自動化ツールを選ぶ際は、「業務適合性」「連携性」「操作性」「拡張性」「サポート」「コスト」の6つを軸に検討すると、失敗せずに選定が可能になります。
 自社の運用課題と照らし合わせながら比較することで、導入後の効果を最大限に引き出すことができます。

おすすめの運用自動化サービス「Cloud Arch」の概要と特徴

 運用自動化を本格的に進めたいと考えている企業にとって、ツール選びは成功の重要な要素です。オージス総研は、運用自動化を総合的に支援するサービスとして「Cloud Arch(クラウドアーチ)」を展開しています。「Cloud Arch」の概要と特徴をご紹介します。

Cloud Archとは

 Cloud Archは、クラウド環境の構築・運用・最適化を総合的に支援するサービスで、運用自動化を中心に、お客様のクラウド運用負荷を大幅に軽減することに特化したマネージドサービスです。

 AWS、Azure など複数クラウドやオンプレミスで運用しているサーバー、システムに対応し、日々の運用作業から監視・ログ管理・構成管理まで、幅広い領域を自動化することで、運用品質の向上と業務負荷の削減できます。

Cloud Archで実現できること

 Cloud Archはクラウド環境だけでなく、オンプレミス環境を含むハイブリッド構成の運用自動化にも対応しています。これにより、企業が抱える複雑なシステム環境でも、統一された運用管理と効率化を実現できます。ここでは、Cloud Archが提供する主な自動化領域をご紹介します。

監視・アラート対応の自動化

 オンプレミスのサーバーやネットワーク機器、クラウドリソースに対して、統合的な監視とアラート管理を行います。

•死活監視、CPU/メモリ使用率、ディスク使用量などの各種監視
•閾値超過時の自動アクション(再起動、プロセス再実行など)
•ログ分析に基づく異常検知
•ハイブリッド環境全体を一元的に可視化

 オンプレとクラウドの環境を統合監視することで、運用品質が向上し、異常発生時の一次対応も自動化できます。

インシデント対応・復旧作業の自動化

 運用で最も工数がかかるインシデント対応も自動化できます。

•サーバーの再起動、サービスのリスタート
•ストレージ容量逼迫時の自動クリーンアップ
•スケールアウト/フェールオーバーの自動実行
•設定不整合の検知と修復

 オンプレミスの機器やVM(仮想マシン)に対する一次対応も自動化でき、対応時間の短縮とミス防止につながります。

バッチジョブ・定例作業の自動実行

 Cloud Archは各種ジョブ管理とも連携し、時間がかかる繰り返し作業を自動化します。

•バッチ処理のスケジュール実行
•バックアップ業務の自動化(オンプレ/クラウドどちらにも対応)
•定例メンテナンス作業の自動実行
•月次・週次レポートの自動生成

 これらの作業を統一的に管理することで、運用負荷の大幅削減が可能です。

構成管理・設定変更の自動化(IaC活用)

 Cloud Archはクラウド環境だけでなく、オンプレミス環境の構成管理にも対応しており、環境差異の発生を防ぎます。

•OS設定、ミドルウェア設定の標準化
•IaCによる構成管理
•環境ごとの設定差異の検出
•設定変更の自動反映

 オンプレ・クラウドの複数環境で、標準化された運用ルールを適用できます。

セキュリティチェックの自動化

 ハイブリッド環境のセキュリティ運用を自動化し、安全性を高めます。

•セキュリティ設定の自動チェック
•ベストプラクティスに基づいたリスク検知
•パッチ適用状況の確認
•ログからの不正アクセス兆候の自動検出

 オンプレミス資産のセキュリティ運用も一元化することで、管理漏れを防止できます。

コスト最適化

 クラウドのリソース最適化に加えて、オンプレ環境でもコスト把握や最適化を支援できます。

•リソース利用率の可視化
•過剰スペックの検出(サーバー・ストレージなど)
•使われていないリソースの特定
•クラウドコストの最適化提案

 オンプレ資産の有効活用やリプレイス判断にも役立ちます。

 Cloud Archはクラウドだけでなくオンプレミスにも対応した運用自動化サービスであり、ハイブリッド環境を持つ企業に最適なソリューションです。監視・インシデント対応・構成管理・セキュリティ・コスト最適化など、運用全体をトータルで自動化できるため、運用負荷を大幅に軽減しつつ、品質向上を同時に実現できます。

まとめ

 運用自動化の推進はやみくもに行うのではなく、業務を可視化したうえで自動化すべき作業や作業に応じたツールを正しく選定し、少しずつ部分的に取り入れ成功体験を増やすこと、またそれらをもとに周りや上司に自動化の取り組みを理解してもらい、支援してもらうことが重要となります。

 多くのお客様の運用自動化を成功に導いてきた実績から、「運用自動化を成功させる3つのステップ」をまとめました。成功する運用自動化の進め方を知っていただけます。ぜひご覧ください。

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運用自動化を成功させる3つのステップ

6376_three_step.jpg運用自動化が進まない理由と「運用自動化の進め方」を解説した資料
運用自動化の6つの社内障壁とその突破方法

6376_six_barrier.jpg運用自動化を進めるときに発生する社内障壁とその突破方法を解説した資料
AIOps推進事例「進め方と得られた効果を解説」
6376_aiops_case.jpg弊社のAIOps活用の社内事例を紹介した資料。進め方とその成果が確認できます

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2021年11月12日公開
2026年2月27日更新
※この記事に掲載されている内容、および製品仕様、所属情報(会社名・部署名)は公開当時のものです。予告なく変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。

関連サービス

  • 運用自動化ソリューション「Cloud Arch」

    オンプレミスシステムやプライベート / パブリッククラウドの複数サービスを利用しているシステム環境に対し、シームレスな運用自動化と統合監視の環境をご利用いただくことで複雑化するシステム運用の負担低減を実現します。

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